「ベビーラップ」とは、赤ちゃんを抱っこ・おんぶするための長い布のこと。ママの体に巻いて使います。欧米を中心に人気があり、近年、日本でも広まってきました。一般的な抱っこ紐やスリングに比べて赤ちゃんとママの密着度が高いので、赤ちゃんが安心し、リラックスする効果があるといわれています。
今回は、そんなベビーラップの選び方と人気のおすすめ商品を5点紹介します。
ベビーラップってなに?
![赤ちゃん 抱っこ ベビー ラップ ねんね ママ](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2017/08/16164157/d86ee509e9d447eb41a62418cfa302a0_1502901712-480x320.jpg)
長い布
ベビーラップはフックや金具が一切ついていない1枚の長い布で、抱っこやおんぶのスタイルによって巻き方や結び方を変えて使います。サイズは商品によってさまざまですが、平均的な長さは約5m、幅は約50cmです。素材は綿100%が中心で、伸縮性のために弾性繊維スパンデックスなどが入ったものもあります。
抱っこやおんぶのために使う
多くのベビーラップは、赤ちゃんが生まれてすぐに使うことができます。新生児に適した巻き方で縦抱きをすれば、胎内と同じような姿勢をとることができ、生まれたばかりの赤ちゃんが安心するといわれていますよ。
赤ちゃんの成長に合わせて、巻き方や抱っこの仕方を変えられるのもポイント。おんぶに対応したベビーラップもあります。
ベビーラップの特徴は?
![ママ 赤ちゃん ふれあい ぬくもり 手](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2017/08/16165609/1f249213d9084acf587cacb465e5b12c_1502902564-480x319.jpg)
赤ちゃんとママが密着
ベビーラップ最大の特徴は、赤ちゃんとママが密着できることです。ママにぴったりくっつくことで赤ちゃんが安心し、実際にベビーラップを使ったママからも「ぐっすり寝てくれるようになった」という声が多く寄せられていますよ。
何通りもの巻き方ができる
メーカーや商品によっても変わりますが、ベビーラップの巻き方は何通りもあり、基本の縦抱っこの巻き方はほぼ共通しています。なかには、5通り以上の巻き方ができるベビーラップもあるので、ベーシックな巻き方に慣れたら、他のバリエーションを試してみるのもおすすめです。
ママが疲れない
ベビーラップはママにとってもメリットがたくさん。赤ちゃんの重さが分散されるため、長時間抱っこをしても疲れにくく、肩や腰も痛めるリスクも減りますよ。赤ちゃんを抱っこしながらの外出も、身軽で快適です。
慣れるまでは練習を
抱っこひもやスリングに比べると、ベビーラップは装着に時間がかかるので注意。慣れるまでは練習をして、お出かけのときには余裕を持って準備する必要があります。外出先でベビーラップを装着するときは、長い布が地面についてしまったり、周りの人にぶつかったりしないように配慮することも大切です。
ベビーラップの選び方
![赤ちゃん スリング 抱っこ 笑顔](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2015/03/23173751/05840ae60b6fbe564b3f4484421a657f-480x320.jpg)
ベビーラップは赤ちゃんを支える重要な役割を果たすもの。安全性が高く、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。
素材
ベビーラップは赤ちゃんとママの肌に直接触れるので、肌にやさしい素材で作られているかどうか確認することも大切です。通気性の良い素材を選べば、夏の暑い日も快適に抱っこすることができますよ。
赤ちゃんのよだれや汗が付着しやすいので、洗濯ができる素材かどうかもチェックしたいですね。
説明書の有無
ベビーラップが輸入品の場合は、巻き方や取り扱いについての説明書が付いているかどうかも確認しましょう。付いていない場合は、インターネットや動画サイトなどで巻き方を調べておくことをおすすめします。
ベビーラップのおすすめはこちら
1. ボバ ボバラップ
![要出典 ベビーラップ ボバ ボバラップ](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2021/08/18171216/9ed1bd06d3f631c0fff8da76710bfb59_1629306731-480x480.jpeg)
アメリカ生まれの抱っこ紐メーカー「ボバ(boba)」の「ボバラップ」は、縦抱きに適したベビーラップ。しっかりとした良質な生地は、耐久性とサポート力に優れています。
体全体に布を巻くことで、赤ちゃんの重さが分散されるため、肩こりや腰痛で悩んでいるママにもおすすめ。赤ちゃんとぴったり密着でき、赤ちゃんはまるでお腹の中にいたときのような感覚に戻ることができますよ。
● 基本的な使い方
- 税込価格
- 4,800円〜
- 対象
- 新生児(体重3.2kg)~体重16kg
2. モービーラップ ラップタイプ抱っこひも
![要出典 ベビーラップ モービーラップ](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2021/08/18172423/b9be2ab6d1e89279e128104cade7812d_1629307458-480x480.jpeg)
「モービーラップ」は、アメリカのカリフォルニア州で誕生したベビーラップで、赤ちゃんが生まれたその日から使うことができます。一方向にだけストレッチするオリジナル生地は薄いのに丈夫。使い込むほどに肌になじみますよ。
密着度の高い抱っこができ、長い時間抱っこをしても緩んだりほどけたりしません。パパと兼用しやすいカラーバリエーションも魅力です。
● 基本的な使い方
- 税込価格
- 7,499円
- 対象
- 体重3.6~15.9kg
3. 北極しろくま堂 へこおび
![要出典 ベビーラップ 北極しろくま堂 へこおび](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2021/08/18174121/8549b40c7bbf1f6de7a359ecd6ab6aeb_1629308476-480x480.jpeg)
「北極しろくま堂」は、抱っこやおんぶを扱う専門店。こちらは、明治時代頃までおんぶに使われていた兵児帯をヒントに作られた「へこおび」です。昔の日本で、ベビーラップと似たものが使われていたとは、びっくりですね。
抱っこだけでなく、おんぶにも適しているので、おんぶにも使えるベビーラップを探しているママにおすすめ。抱っこは生後2週間頃から、おんぶは首がすわってから使うことができます。
● 基本的な使い方
- 税込価格
- 5,500円〜
- 対象
- だっこ:生後2週間~体重14.9kg(約3歳程度)
おんぶ:首がすわってから~体重14.9kg(約3歳程度)
4. リトルミコ オーガニックコットンベビーラップ
![要出典 ベビーラップ リトルミコ オーガニックコットンベビーラップ](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2021/08/20152608/befa8586711c4d598ea1fa9a793b1a37_1629473163-480x480.jpeg)
北欧デンマークのブランド「リトルミコ・コペンハーゲン」のベビーラップ。まるでママがTシャツを着ているかのようなおしゃれな巻き方が特徴です。赤ちゃんをすっぽりと、やさしく包みこんであげられますよ。
伸縮性のある薄い布なので、横抱きで抱っこすることも可能。北欧らしい洗練されたシンプルデザインも魅力的で、落ち着いたカラーならパパでも使えそうですね。
● 基本的な使い方
- 税込価格
- 6,800円〜
ベビーラップのように使える抱っこ紐も!
5. ベビーケターン ベビーキャリー
![要出典 ベビーラップ ベビーケターン ベビーキャリー](https://assets-hack.192abc.com/uploads/2021/08/20153819/70c3d24557098f7b398cdcd49bfe7b07_1629473892-480x480.jpeg)
こちらはスリングとベビーラップの利点を兼ね備えた、画期的な抱っこ紐「ベビーケターン」。対面抱きができるのはもちろん、前向き抱っこにも対応していて、1つで月齢に合わせたいろいろな抱き方ができますよ。
留め具やリングがなく、汚れたときのお手入れも簡単です。たたむとフェイスタオル程の大きさになり、携帯に便利なのも見逃せませんね。
● 基本的な使い方
- 税込価格
- 6,970円〜
- 対象
- 新生児~(体重3.6~15.8kg)
ベビーラップで赤ちゃんを優しく包んで
ママと赤ちゃんがぴったりと密着できるベビーラップ。赤ちゃんがリラックスできるようなものを選んで、やさしく包んであげてくださいね。
ベビーラップと使い方が近い抱っこ紐に「スリング」があります。密着度は若干減りますが、使い方が簡単でおしゃれなものが多いのが特徴です。下記にまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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