赤ちゃんがお風呂で泣くのはなぜ?対処法を8つ紹介!

赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのはとても幸せな時間ですよね。しかし、お風呂に入ろうとするたびに嫌がったり、突然泣き出したりしてしまう赤ちゃんもいて、思ったよりも大変に感じているママは多いかもしれません。そこで今回は、赤ちゃんがお風呂で泣く原因をはじめ、対処法やコツについてご紹介します。

赤ちゃんがお風呂で泣く原因は?

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赤ちゃんがお風呂で泣くのは、お風呂に入るときに予測できないことが続き、不快な気持ちになることや、怖い思いをすることが主な原因だと考えられます。

以下に、赤ちゃんがお風呂で不快や怖さを感じる理由として考えられるものを挙げます。お風呂に入れる際の参考にしてくださいね。

● 眠ろうとしたタイミングだった
● 授乳前でお腹が空いている
● 急に裸にされて不安
● シャワー音や水圧が怖い
● 体がグラグラして、姿勢が安定しない
● お風呂場が寒い
● お湯の温度が熱い・冷たい
● お湯の表面と底面に温度差がある
● 石鹸やお湯が目に入って痛い
● 発熱や湿疹など体の不調や違和感がある
● 授乳直後で気持ちが悪い

赤ちゃんはそのときの欲求に正直なので、特に眠いときやお腹が空いたときにお風呂が重なると、機嫌が悪くなります。

また、赤ちゃんはお風呂に入るために服を脱がされたり、浴室に連れて行かれたりするということがわかっていません。そのため、これから何が起こるのかわからず、不安になって泣いてしまうこともあります。

赤ちゃんがお風呂で泣くときの対処法は?

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先述のとおり、赤ちゃんがお風呂で泣いてしまう理由はいくつもあり、一つだけとは限りませんし、日によって違うこともあります。まずは原因を探り当て、原因にあわせて以下のような対処法を実践してみましょう。

お昼寝の時間や眠いときは避ける

赤ちゃんが眠いときには、無理をしてお風呂に入れる必要はありません。赤ちゃんの生活リズムは生後4~5ヶ月頃から整っていくとされているため、それまではお風呂の時間をおおまかに決めつつも、柔軟に対応してあげてください。

お風呂の時間がうまく作れない場合には、温かいお湯で絞ったガーゼで赤ちゃんの体を拭いて、汚れを取ってあげましょう。

お風呂の前に授乳を済ませておく

授乳のタイミングは避け、合間にお風呂に入るように時間を調節しましょう。授乳直後だと吐き戻す可能性もあるため、授乳をした後は30分くらい時間を空けてください。

裸にしたら沐浴布やタオルをかける

服を脱がせたら、沐浴のときに使っていた沐浴布やタオルをかけてあげましょう。体が布に包まれることで、肌に直接触れる冷気やお湯の感覚を緩和し、赤ちゃんの恐怖心を和らげることができるかもしれませんよ。

シャワーの水圧は弱めに調整する

低月齢のうちは桶を使ってゆっくり体を流してあげると良いですね。シャワーを使うときは急に出すのではなく、水圧を弱めに調整しましょう。ママやパパが横で使うときも、シャワー音でびっくりさせないよう、ゆっくりお湯を出してください。

赤ちゃんの姿勢を安定させる

姿勢がグラグラしていると、赤ちゃんが不安を感じてしまいます。抱っこするときはしっかりと頭・首・体を支え、湯船ではママの太ももに乗せてください。

赤ちゃんを片手で洗うのが不安な場合は、お風呂マットやベビーチェアを使うと安定した姿勢がキープでき、焦らず洗ってあげられますよ。

石鹸が手に残っていると滑ってしまう恐れがあるので、しっかりとシャワーで洗い流しましょう。

脱衣所・お風呂場を暖めておく

特に冬のお風呂場は冷え切っています。お風呂場の扉を開けて、脱衣所からヒーターなどで温めておきたいですね。脱衣所と部屋の扉を開けたままにしておけば、部屋に戻ったときの温度差も和らぎます。

お風呂のお湯は適温を保つ

基本的に、赤ちゃんのお風呂の適温は38~40℃ですが、寒い時期や暑い時期に合わせて調節してあげましょう。部分的に熱くならないようによくかき混ぜてくださいね。慣れるまでは湯温計を使うのもおすすめですよ。

目にしみにくいシャンプー・石けんを使う

赤ちゃんの目に泡が入っても痛くないよう、しみにくいベビー用シャンプーや石けんを利用しましょう。目に入ったときはすぐにお湯で流して様子を見てあげてくださいね。

赤ちゃんがお風呂で泣くのを防ぐには?

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赤ちゃんにとってのお風呂は、汚れを取って湿疹やかぶれを防ぐなど、健康を守るためだけでなく、ママやパパとのスキンシップの場でもあります。

「ママと一緒にお風呂に入るよ、楽しみだね」「これから服をぬぐよ」と、言葉が通じない時期でも、声をかけて安心させてあげることもポイントです。

また、お風呂でも使えるおもちゃで赤ちゃんの興味を引くのもおすすめですよ。いつも部屋で聞かせている音楽をかけながらお風呂に入るのも、安心感につながります。

赤ちゃんが少しでも「お風呂は楽しい場所」と思えるように、いろいろと試してみてください。

赤ちゃんがお風呂で泣くときは柔軟に対応しよう!

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ママのお腹の中にいた頃は羊水の中でぷかぷか浮いていたので、赤ちゃんは月齢が低いほど、水に抵抗感が少ないとされています。むしろ、人肌程の温度のお湯に心地よさを感じてウトウトすることもありますよ。

まずは安心させてあげることを優先しましょう。それでも泣き止まず、ママやパパがストレスを感じるようなときは、お風呂をお休みしてかまいません。ときには、「赤ちゃんは泣くもの」と割り切ることも大切です。

ママやパパの気持ちに余裕ができると、赤ちゃんも自然とリラックスして、気持ちよくお風呂に入れるようになりますよ。

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