「お家を買ったほうが得って聞くけど本当?」「ローンの金利が上がっているけど今は買い時なの?」とお悩みのママやパパは多いのではないでしょうか。
今回は、賃貸と購入、どっちがお得なのか徹底比較します!
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子育て世帯は賃貸・購入どっちがお得なの?
生涯にかかる費用を考えると、購入がお得です。これから50年間で計算してみましょう。
9万円の賃貸に住むケース
初期費用:50万(敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料・保証料など)
家賃:9万円(共益費込み)
更新料:9万円(2年に1回)
火災保険料:2万円(2年に1回)
総額:5,725万円
9万円の支払いで家を購入するケース
購入時諸費用:200万
住宅ローン:9万円(35年間)
固定資産税:10万円(年に1回)
火災保険料:10万(5年に1回)
修繕費:1000万
総額:5,580万円
※変動金利で3,400万円のローンを組んだ試算
購入した物件が条件を満たす場合、13年間で計数百万ほどの住宅ローン減税が受けられます。支払いが終わったあとは物件や土地が資産として残るので、お得ですよね。
ただし、子育て世帯全員が絶対に購入したほうがいい!というわけではなく、家を買うべきかどうかはライフスタイルや価値観によって異なります。
しっかりとメリット・デメリットを把握して、ご自分の家庭はどちらが合うのかを考えてみてくださいね。
家を借りるメリット・デメリットは?
それでは、まず賃貸のメリット・デメリットを見てみましょう。
賃貸のメリット
● 子どもの成長に合わせて住み替えが簡単にできる
● 初期費用が少ない
● 家の経年劣化などの修繕費用が不要
● 会社によっては補助が出る
賃貸のデメリット
● 資産にならない
● インフレによる家賃の値上がりリスク
● 内装変更などの自由度が低い
● 老後の家探しで苦労する可能性がある
購入に比べて、仕事の異動があっても柔軟に対応ができて、保育園に近い場所など周囲の環境を選べるのは子育て世帯には大きな魅力ではないでしょうか。
転勤する可能性がある人は購入よりも賃貸のほうがリスクが小さいかもしれません。
ただし、支払う家賃はすべて貸主の資産となってしまいます。子どもたちが巣立って老後を迎えたのち、収入によっては住替えや更新が難しい可能性があることも念頭におく必要があります。
家を購入するメリット・デメリットは?
では、購入するケースのメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
購入のメリット
● 月々の支払いが資産になる
● 間取りや設備の自由度が高い
● ライフスタイルに合わせてリフォームができる
● ローンの借り主に万が一のことがあったら全額免除される団体信用生命保険がある
● 住まいによっては住宅ローン控除がある
購入のデメリット
● 初期費用は現金で支払う必要がある
● 住宅ローンを何十年も払う必要がある
● ローン以外にも家を修繕する費用や固定資産税がかかる
● 住み替えが難しい
賃貸に比べてグレードが高い設備となりやすく、子どもの成長に合わせて間取りの自由がききやすいのが購入です。
まだまだ先の話ですが、老後に資産として活用できるのも大きなポイント。
かわりに、一度購入してしまうと引っ越しがしにくい、定期的に固定資産税などの費用がかかるなどの不自由もあります。
迷ったら専門家の意見を聞いてみよう!
メリット・デメリットを確認したうえで、「うちにはどっちが合っているかな?」「住宅ローンどれくらいまで組めるんだろう?」と気になっているママやパパはぜひ専門家の意見を聞いてみてください。
講師の佐藤さんは子育て中のパパでもあるので、きっと参考になりますよ♪