他の通信教育と比べて、難しそうなイメージがあるZ会。その内容、難易度、費用などが気になるという方は多いのではないでしょうか。
今回は、小学校1・2年生向けのZ会の通信教育について詳しくご紹介します。
Z会ってどんな通信教育なの?
Z会は、小学生部門の教材が良い通信教育として4年連続No.1に選ばれています(※1)。
Z会の通信教育には以下の2コースがあります。タブレットコースは他の大手通信教育よりもお値打ちです。
● テキストコース(紙の教材):月々4,114円~
● タブレットコース:月々2,922円~
どちらも共通の特徴としては、以下のようなものがあります。
● オリジナルの問題の質が高い
● 教材がシンプル
● 基礎から応用までが身につく
教科書に沿った内容ではなく、学習指導要領に沿った学習となるため、目新しい問題にたくさん出会えるのがZ会の強みです。
Z会のテキストコースってどうなの?
出典: www.zkai.co.jp
● 添削指導あり(国語・算数はA3両面分、経験学習はA3片面分)
● 記述問題が半分以上
● 理科・社会が学べる「経験学習」
● 時期に応じた復習教材
小1では、数のカードやおはじき、ひらがな・カタカナの書き方がわかる下敷き、親の採点用にはげましスタンプが初回についてきますよ。
テキストコースのおすすめポイントは?
親向けの解説集がとてもわかりやすいです。サポートの仕方や教えるポイントがまとまっているので、丸付けしたあとの対応に悩みません。
余計なイラストがなく、見やすくてシンプルなテキストがいいですね。
添削が返ってくるのを子どもが毎月楽しみにしています。先生と文通している気分になっているようです。
テキストコースの惜しいところは?
タブレットコースと比べて高い点。もう少し安いといいなと思いつつ、質がいいので続けています。
他の通信教育と比べて、ゲームやおもちゃでやる気を出させる仕組みがない分、子どもの自発性や親の声かけが大切になってきます。
Z会のタブレットコースってどうなの?
出典: www.zkai.co.jp
● 知識と思考を鍛える「みらいたんけん学習」
● 手持ちのタブレットで始められる
● 問題の難易度を変えられる
● 学習状況がメールで把握できる
タブレットコースであっても手を動かすことを大切にしているZ会は、受け身の勉強にならないようにアニメーションや動画は必要最低限に絞っています。
答えを選択する問題ばかりでなく、知識を複合的に活用して答えを導くような出題も多いですよ。
タブレットコースのおすすめポイントは?
国語では、音読を録音してお手本と聴き比べができる機能があります。お手本のまねをして、上手に読めるようになってきました!
補助として紙の問題集もついているのでお得な感じがします。文章題が多いけれど、わかりやすいためか嫌がらずにもくもくとしてくれています。
自動採点があるので、親がつきっきりにならなくていい点が◎。進捗のリマインドもあるから、親も適度な距離で関われます。
タブレットコースの惜しいところは?
とてもシンプルなので、飽きないか少し不安です…。テキストのような添削機能もあれば嬉しいですね。
タブレットに夢中で、一緒についてくる紙の問題集が全く進んでいません…。ためてしまうと大変なので、毎日少しずつできるように親も見る必要があると感じました。
Z会はどんな子におすすめ?
Z会は、他の通信教育に比べて質の高い問題が多いので、特に学力をつけたい子どもにおすすめです。
小学校低学年の間は、学習習慣を身につけるためにタブレットコース、高学年になったら記述力を伸ばすためにテキストコースに切り替えてもいいですね。
● より深くじっくり学びたい
● 親子で学習を楽しみたい
● 記述力・表現力をしっかり伸ばしたい
● 中学受験を検討している
● 学習管理をタブレットに任せたい
● アニメーションや音声で理解したい
● 親が学習にかかわる時間を取りにくい
● 紙よりタブレットで学習したい
Z会の良さを知っておこう
Z会は他の通信教育と比べてレベルが高い問題が多いです。無料のお試し用教材もあるので、まずは試してみるといいでしょう。
子どもにあった勉強法が見つかるといいですね。