保育園入園前に知っておきたいトラブル集!先輩ママ・パパの事件簿&対策法

保育園の入園が決まると、子供がどんなふうに過ごすのか楽しみな反面、これまでの生活がどう変化するか不安もありますよね。実際に登園がはじまると、ママ・パパにとって予想外なことが起きることも少なくありません。

そこで今回は、先輩ママ・ママたちが体験した保育園入園後のトラブルについて、体験談や対策方法を紹介します。保育園に入る前の心構えとして参考にしてみてくださいね。

保育園に入園して驚いたことや困ったことは?

赤ちゃん 保育園

保育園に通う子供をもつママやパパたちに、「入園前に知っておきたかった」「知ってたら準備できたのに…」と思ったできごとを聞いてみました。

その結果、主に以下の5点が多く挙げられました。

  1. 体調を崩しやすい
  2. 送り迎えの時間帯が忙しい
  3. 着替えが多く服が足りなくなった
  4. 洗濯物が多くて大変
  5. 荷物が想像より多い

以下では、具体的にどんなことに驚いたり困ったりしたのか、またその対策も合わせて紹介します。

1. 体調を崩しやすい

熱 子供 日本人

保育園に通い始めると、「風邪を引きやすい」「仕事中の呼び出しが…」という話を耳にしたことはあるかもしれませんね。実際はどんな状況だったのか、先輩ママ・パパに聞いてみました。

体調を崩しやすい状態が続きます…

1歳過ぎまで、毎月発熱して保育園休んでいました。(かねぴーさん)

週の後半(木金曜日)になると熱が出て呼び出されてしまい、それが1年近く続いたことに驚きました。(Haruさん)

入園して最初の頃は、1週間単位で発熱や風邪で休むことが多く、仕事の調整が大変でした(ゆっきーさん)。

想像以上に風邪をひくので有休があっという間になくなります。また、子供の病気が高確率で親にうつります。(ポテトさん)

どんな対応や対策をした?

復帰後はしばらく在宅で仕事をさせてもらいました。勤務していた会社に在宅の制度はなかったんですが、会社に相談しました。
風邪が長引かないように、悪化する前に保育園を休ませるようにしていました。
早めに実家の母にヘルプを要請し、仕事ではせめて半休で乗り切れる体制をつくりました。
職場では、普段から同僚や関わる方へこまめに情報共有し、スケジュール前倒しやリスク報告などして急な呼び出しが発生しても滞らないようにしていました。

風邪が流行る時期は「風邪がうつらないよう、子供が残したご飯はできるだけ食べないようにした」というママ・パパも少なくないようです。

上記以外でも、保育園から呼び出しがあったときに、夫婦でどちらがお迎えに行くか、長引くときは休みを交代できるのか…など、夫婦間での分担を話し合っておくのも良いですね。

2. 送り迎えの時間帯が忙しい

保育園 登園 朝 ママ

保育園に到着しても、子供を預けるときに保育士さんとのやりとりや準備をする時間が必要です。ママ・パパからは以下のような経験を聞くことができました。

朝夕はなにかとバタバタ…!

園についてから、着替えを専用ケースに入れる→検温→おむつチェック→連絡帳を渡すときに前日夜の様子を軽く伝える→先生に子供を預ける、という流れがありました。思っていたよりも朝余裕を持って家を出ないとバタバタでした。(さのこさん)

金or月曜日のお昼寝布団のシーツ交換に時間が取られることは想定外でした…。(yukieさん)

お迎え〜帰宅後のバタバタ具合がすごいです。毎日戦いのよう。(ゆっきーさん)

どんな対応や対策をした?

金曜のお迎えは時間がかかる、という心づもりをしていました。早く帰りたいのに帰れない…と思うとストレスなので、「金曜はやることが多いから遅くなるもんだ」と自分に言い聞かせていました。
朝の準備も大変なので早めに起きたり、パパにも保育園の準備をしてもらうようにしたり、家事を分担したりと体制を変えました。そのおかげか、徐々にパパだけでも保育園の準備も送りもできるようになったので、朝の送りはパパ、迎えはママという完全分業ができたのは本当に助かった。

朝だけでなく、お迎え後も意外とバタつくもの。夕飯を作るまでに子供がお腹をすかせて泣いてしまうなんてこともあります。無理せずお惣菜に頼ったり、簡単に作れる夕飯レシピを調べたりしておくのも良いかもしれませんね。

3. 着替えが多く服が足りなくなった

ベビー肌着 ベビー服 着替え 大量

保育園は1日生活をする場。遊んだりご飯を食べたりして、服が汚れてしまうことは日常茶飯事です。着替えが足りなくなる話もよく聞きますが、実際どれくらい足りなくなるのでしょうか。

とにかく1日の着替えが多い!

思っていたより着替えが多くて服が足りなくなりました。好きなカジュアルブランドの服を中心に購入していましたが、着替えが多すぎるし、すぐサイズオーバーしてしまうので、買ってられない!とちょっと困りました。(さのこさん)

着替えの量が、保育園のしおりに書いてある以上に必要でした!Tシャツ5枚だったら、毎日5枚持っていく必要があるので、最低でも10枚(毎日お洗濯する想定)は必要。私は何も考えずちょっと上乗せくらいの量しか用意していなかったので、困りました。(らんさん)

どんな対策をした?

安価で質がしっかりした服を探してたくさん追加購入しました。実店舗への買い物はなかなか大変なので、通販を活用しました!
エプロンなど毎日使って汚れるものは、常に多めに用意。オムツなどの消耗品は、週の頭にストックを準備しておくようにしました。

サイズオーバーしてしまうことを前提に、手軽に購入できる服も含めて多めにそろえておくのが良さそうですね。

4. 洗濯物が多くて大変

ベビー肌着 ベビー服 着替え 洗濯物 大量

「3」であったように、1日の着替えが多ければ、その分洗濯物が増えるのは必然ですよね。みなさんはどんなことに困って、どんな対策をしたのでしょうか。

洗っても洗っても終わらない…

洗濯物の量が多いので、可能であれば毎日洗濯していました。ただ、忙しかったり体調が悪いと洗濯物がたまって困りました。(ゆっきーさん)

毎週、園庭靴が泥だらけになって返ってくるので、靴洗いが大変でした。(ゆうきさん)

どんな対応や対策をした?

洗濯の対策は、保険として最悪1週間洗濯できなくても回せるだけの衣類などの数量を用意しました。
洗いやすい靴(なるべく泥が挟まらないタイプ)を選ぶようにして、靴洗いブラシを新調しました。

毎日洗濯できないときのためにも、服の枚数を多めに準備しておくママ・パパは多いようです。また、手間を減らせるように洗いやすい靴を選ぶというのもポイントですね!

5. 想像より荷物が多い!

バッグの中身_バッグ

保育園入園前に毎日の持ち物を確認しますが、実際に通いはじめると思っていたより荷物が多いことにびっくりするママ・パパも。

保育園バッグと仕事のバッグと…持てない〜!

シーツを持ち帰る日の荷物の多さには疲れました。特に雨の日はつらかったです。(yukieさん)

使用済みのおむつを持って帰らないといけないのは大変でした。(T子さん)

入園したタイミングは1歳児で、エプロン3枚、タオル3枚、着替えも3組は毎日持っていくなど、1日の持ち物がとんでもなく多くいことに驚きました。おむつもかさばる、毎日荷物はパンパンでした。(Y.Hさん)

どんな対応や対策をした?

おむつの持ち帰りについてはルールなので「仕方がない!」と諦めました。
荷物が多いのはしょうがないので「がんばる!」という気持ちを持ち続けました。ベビーカーと電動自転車に助けられました。

荷物の多さはある程度仕方がない面もありますよね。送り迎えに電動自電車を利用したり、入園後に通園バッグを大きめのエコバッグやトートバッグに買い替えたりしたママ・パパも少なくないようです。

他にもこんなトラブルが!

要出典 慣らし保育 よかったこと

お便りを見逃しそうに…!

手紙や連絡事項が紙だったり、張り紙だったりするのに困りました。しかも直前に知らされる!!情報を逃したら終わるので、何でも聞ける保育園ママ友が必要でしたがなかなかできなかったので困りました。

お迎えが同じタイミングになったママに声をかけて話すようにしました。(かねぴーさん)

慣れないうちに慣らし保育が終わった…!

慣らし保育期間が短すぎて、親も子も慣れないまま終わりました…。離乳食を食べないなどで呼び出されても、そのまま1日としてカウントされ、数日で終わりました。

復帰はかなりスロースタートに変更してもらい、復職後はしばらく午前のみの稼働でした。(Kさん)

保育園入園を控えたママ・パパへ
先輩ママ・パパからのアドバイス

保育園 赤ちゃん 保育士

今回、保育園入園後のトラブルについて聞いたママ・パパたちに、保育園入園を控えているママ・パパたちに向けてアドバイスをいただきました。

産休前に有休を使いきってしまう方がいると思いますが、子どもは想像をはるかに超えて体調を崩します。産休前に体調が良ければ、できる限り有休を残しておくことをおすすめします。

かねぴーさん

パートナーや家族と朝の段取りや分担などを決めておくのは大切です。面倒なので「分担なんて別に話しておかなくてもなんとかなる」と思っていましたが、結果しっかり話し合うことになりました。

さのこさん

保育園用の靴は、洗いやすさも考えて買ったほうがいいですよ。

ゆうきさん

保育園の送迎は、準備だったり子どもの機嫌だったりいろんな要素で予定通りに進まなくなるので、余裕をもつ or 予定が崩れてもあきらめる心持ちも多少必要かと思います。可能であれば、朝の送りはイライラしないタイプの親が担当にすると親も子もハッピーです。私の見たところでは、パパが送ったほうが気長につきあってあげていて、ママの方が「早く!」とイライラしがちな傾向でした…。

yukie

完璧にこなそうとしないことが大切です。物理的に大変な時はタクシーも使ったりしていました。

たえこさん

慣らし保育の間は久しぶりのひとり時間を満喫してください。家事はしないで!

らんさん

保育園は私立、公立、地域によってルールはさまざまなので、身近な人に話を聞けると心づもりができるかもしれないですね。とは言っても、今までの人生経験にはないことが必ず起こるので、そういう心持ちでいることが大事かもしません。

なっちゃんさん

いくらやっても足りないけど、できるだけシミュレーションをしておくといいです。実家が頼れる距離なら、前もって具合が悪い時に来てもらいたいとお願いしておく、病児保育やシッターサービスの登録を済ませておく、宅配や宅食サービスの登録をしておくなど、何かが起こってからではなく事前に準備しておくこともおすすめです。

ゆっきーさん

保育園に入園することを事前に周囲に伝えておいて、事情や状況を理解してもらうことに努めたほうがいいです。

ポテトさん

さまざまな「もしかしたら」を想定しておこう

第一子が保育園に入園するときは、入園後にどんなことが待っているか想像するのさえ難しいものです。今回紹介したママやパパたちが経験したことが必ずしも起こるわけではありませんが、「もしかするとあるかも?」という程度に心の片隅に留めて、いざというときに焦らず対応できるといいですね。

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