【出産体験談】突然の大量出血。それでもしがみついててくれた赤ちゃん

妊娠・出産体験は、十人十色。奇跡の出産には、それぞれ違ったドラマがあります。今回は、31歳で第一子である女の子を出産したTさんの体験談です。

ひどいつわりからスタートした妊娠生活

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妊娠2ヶ月頃から食べづわりが始まり、3ヶ月になる頃には毎朝、目が覚めた瞬間から、自分が横になっているのか立っているのか座っているのかわからない状態に。吐きそうなのに吐けない日々が続きました。

家の階段の上り下りもできず、どうしても1階に行かないといけないときは、夫におんぶしてもらっていました。トイレまで歩いて行くだけで気持ち悪くて倒れてしまうので、ほふく前進で行っていた時期も。

スマホも見れない、本も読めない、そんな状態が数ヶ月間続き、ただただつわりが終わることを願っていました。

突然の大量出血…だめかもしれない

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妊娠4ヶ月頃になり、ようやくつわりが落ち着いてきました。しかし、その時期から軽い不正出血が出るように。

子宮の近くに血腫があると診断され、医師からは「普通の生活を送って問題ないが、あまり動かないように」といわれました。

それから少し経った頃、近所のスーパーへ行って帰ってきたら、いつもより多い出血。さすがに怖くなり病院に電話したら、「生理2日目の量が出てるようであればすぐに来てください」とのこと。

実際にそのくらいの量が出ていたので、不安な気持ちでタクシーに乗って病院へ。多い日用の生理ナプキンをしていたのに、血がどんどん出ている感覚があり、これはマズイんじゃないかと自分でもわかりました。

タクシーを降りた瞬間、足に血が垂れているのがわかり動けない状態に。どうにか病院に着くと、助産師さんが私の姿を見て青ざめ、「そこから1ミリも動かないで!」と大声で言いました。

「あ、赤ちゃんだめかもしれない…」と覚悟をし、そのまま担架で運ばれ診察台へ。

しっかりとしがみついていた赤ちゃん!

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先生が来て、落ち着いた声で「赤ちゃんの様子みるからね」と言ってくれましたが、もう何も考えられない状態でした。

すぐに診てもらうと、「赤ちゃん生きてるよ!」「すごいね、この子は本当に強い子だね、よくしがみついた」との言葉。一気に安心して大きなため息をついた記憶があります。

出血は血腫が1つ破裂したことが原因でした。そして、もう1つ血腫があるので、その血腫が小さくなるまで絶対安静を命じられました

最初は入院をすすめられたのですが、「病院に入院していても、また血腫が破裂する可能性はある」と聞いて、入院ではなく自宅で絶対安静にしたいとお願いしました。

自宅の方が自分の気持ちも落ち着くし、リラックスして過ごせるだろうと思ったのです。

「何かあっても責任は取れない」と言われましたが、自宅で過ごすことに決めました。

絶対安静からようやく普通の妊娠生活へ!

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そこから、トイレに行く以外はベッドから全く動けない生活が始まりました。つわりのときに続き、またお風呂に入れない日々。

実の姉が3ヶ月ほど来てくれて、身の回りのことすべてをお願いしました。あのとき姉がいなかったら娘は生まれなかったんじゃないかと言っても過言じゃないくらいで、本当に感謝しています。

そして、妊娠7ヶ月頃になってようやく切迫早産の危険性がなくなり通常通りの生活ができるように。やっとやっと、普通のマタニティライフを送れる日がやってきた!

ところが、その考えは甘かったのです。2ヶ月以上寝たきり生活をしていた代償は大きく、体力と筋力が驚くほどなくなっていました。

とても外出なんてできる状態ではなく、まずは家の中を散歩することから始めることに。家の階段を上り下りできるようなったのは、普通の生活ができるようになってから1ヶ月ほど経った、妊娠8ヶ月に入る少し前くらいでした。

予定日5日前の夜中におしるし→陣痛も

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その後は、少しお腹が張ることはありましたが、わりと安定した日々を過ごしていました。

妊娠39週に入り、予定日5日前の夜中、目が覚めてトイレに行ったらトイレットペーパーに薄いピンク色のものがついてました。それまで経験した出血とは明らかに違うので、おしるしだとわかりましたが、それ以外の症状がなかったので、一旦寝ることに。

3時間後、お腹の奥で生理痛のような痛みを感じ、痛みの間隔をタイマーで計ったら約15分間隔。しばらく様子をみていたら朝6時頃には10分間隔に。病院に電話して、一度診察してもらうことにしました。

助産師さんに内診をしてもらうと、「まだ子宮口が開いていないから今日は生まれないだろう」とのこと。ひとまず、先生が病院に到着する10時まで待つことになりました。

今日は生まれないといわれたのに…!

分娩室

ところが陣痛はどんどん強くなり、10時に来るはずの先生はなかなか来ず、そのまま11時に。その頃には動くのもしんどいくらい痛くて、子宮口は5cm以上に。そのまま入院となりました。

そこから一気に陣痛が強まり、昼頃に破水。さらに陣痛の強さが増し、「いきまないで!」と言う助産師さんに「そんなの無理だよ!」と心の中で反論しながら、必死にいきみ逃し。そのあと14時頃に分娩室に入って、なんとその20分後には娘を出産していました

「今日は生まれないって言ってたのに…」と頭の中で連呼していましたが、なにより無事に生まれて嬉しかったです。助産師さんや先生は、私のお産の進み具合が思ってたより早くて、あわてて準備していたそう。

出産は気持ちよかった!

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その後、分娩台で2時間爆睡し、病室に戻っても爆睡し、娘に会ったのは翌日の朝でした。

陣痛はびっくりするほど痛かったけど、出産自体はすごく気持ちよかったです。陣痛の苦しみがないなら、また出産してもいいかもと思えました。

▼先輩ママたちの出産体験談まとめ

みんなの出産体験談!〜予定日3週間前の陣痛から、予定日超過の車内出産まで

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