「授乳中に乳首をかまれて傷になった」「乳首が陥没していて赤ちゃんが思うように母乳を吸えない」といったときに、ママの乳頭を保護しながら授乳を補助する、シリコン製の乳頭保護器。「授乳保護器」「母乳保護器」「ニップルシールド」とも呼ばれていますよ。
今回は、母乳育児中のママを助ける、乳頭保護器の使い方とおすすめ商品を5点ご紹介します。
乳頭保護器の使い方!扁平乳頭も使える?
乳頭保護器は、乳頭が傷ついているときだけでなく、扁平・陥没乳頭による授乳をサポートするためにも使うことができます。
以下の使い方や消毒方法を参考に使用しましょう。
使い方
1. 授乳前におっぱいを軽く上下に揺すってマッサージをする
2. 乳首が柔らかくなるよう、つまんで伸ばすようにしてから母乳を搾乳し、乳頭保護器の乳首の部分に溜める
3. 母乳が溜まった保護器を乳頭に密着させ、赤ちゃんに吸わせる
※扁平・陥没乳頭の場合は、蒸しタオルをやけどしないように程よく冷まし、おっぱいに当てて母乳の分泌を促してから使うのがおすすめです。ただし、傷があるときは温めないように注意しましょう。
消毒方法
乳頭保護器を使ったあとは、乳首の先の穴に母乳が付着して詰まってしまうこともあるので、必ずキレイに洗ってから保管しましょう。
煮沸消毒・電子レンジスチーム消毒・薬液消毒など、消毒方法は各メーカーによって異なります。消毒用に専用ケースが必要な場合もあるので、説明書を必ず読んでから消毒してくださいね。
ソフトタイプは自然な使い心地が◎
1. メデラ コンタクトニップルシールド
スイスのベビーグッズブランド「メデラ」の乳頭保護器は、上部の波型カットがポイント。赤ちゃんがおっぱいを飲みながらママのにおいを感じることができ、安心して飲んでくれますよ。
「乳輪全体を引っ張ってくれて、頑固な陥没が治った」「痛みが和らいで安定して授乳できるようになった」と、口コミでも人気です。
- 税込価格
- 1,651円〜
2. ピジョン 乳頭保護器 ソフトタイプ
育児グッズのメーカーで広く知られている、「ピジョン」の乳頭保護器です。違和感が少なく、赤ちゃんが飲みやすいのが特徴です。
赤ちゃんの鼻が保護器に当たらないように上部がカットされた形状や、吸いやすい硬さなど、赤ちゃんが嫌がらない工夫もたくさん詰まっていますよ。
- 税込価格
- 995円〜
3. カネソン ママニップルシールド
出典: kaneson-online-store.com乳頭が痛むときや、扁平・陥没・小乳頭で授乳しにくいときなど、あらゆる悩みに対応する、カネソンの「ママニップルシールド」。乳孔部分がY字にカットされていて、赤ちゃんの飲む力にあわせた量の母乳が出てきます。
乳頭保護器の位置を保持しやすいよう、すべりどめがついているのも◎。
- 税込価格
- 937円〜
4. ヌーク 乳頭保護器 ケース付き
ドイツ生まれの「ヌーク」の乳頭保護器。極薄のシリコーン製のため、フィット感も抜群です。
2個セット、持ち運びに役立つケース付きな点も助かりますね。
- 税込価格
- 770円
乳首の炎症や傷で辛いときはこちら
5. メデラ ブレストシェル
メデラのブレストシェルは授乳時に使うものではありませんが、炎症や亀裂による痛みがあるときに、衣類の摩擦から乳首を守る保護器。ドーム型になっていて、カバーに開いている穴に乳頭を入れることで、乳首が衣類に触れるのを防ぎます。
通気のための穴が開いていて、夏場でも蒸れにくい仕様になっています。
- 税込価格
- 2,924円
乳頭保護器を活用して授乳をスムーズに
初めての授乳には様々なトラブルがつきものです。特に乳頭の傷はすぐに治るものではないので、授乳しながらケアしていくことが大切。乳頭保護器を活用して、母乳育児をスムーズに進めましょう。
下記では、赤ちゃんが母乳を飲みやすい状態にするための乳頭吸引器を紹介しています。扁平乳頭や陥没乳頭に悩んでいる方は、こちらも参考にしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。