育児休業等取得者申出書とは?社会保険料免除のために申請するの?

出産後も仕事を続けるママは、産休に続いて育児休業を取得することができます。育児休業中は給付金が支給され、健康保険や厚生年金といった社会保険料も免除になります。この社会保険料免除の手続きをするために必要な書類が「育児休業等取得者申出書」です。今回は育児休業等取得者申出書について、誰がどのように申請するのか、育児休業給付金支給申請書との違い、提出期限をご説明します。

育児休業等取得者申出書とは?

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「育児休業等取得者申出書」とは、育児休業期間中の社会保険料(健康保険、厚生年金)免除の手続きのために必要な書類です。

ママ本人(被保険者)が勤務先に育児休業の申出をした後、勤務先の担当者が年金事務所または健康保険組合に「育児休業等取得者申出書」を提出することで、育休中の社会保険料が免除されます(※1)。

育児休業等取得者申出書には、被保険者とその子供の氏名や生年月日、健康保険の記号や番号などを記入する必要がありますが、基本的には勤務先が行うため、ママ本人が記入したり捺印したりする必要はありません。

育児休業等取得者申出書と育児休業給付金支給申請書は違うの?

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前述の通り、育児休業等取得者申出書は育休中の社会保険料免除の手続きに必要な書類なので、育児休業給付金をもらうために提出する書類とは別のものになります。

そもそも育児休業給付金とは、育児のために休業する人に対して支払われる給付金のことです(※2)。

育児休業給付金は原則として子供が1歳に達するまで支給されますが、保育園に入園できない場合や子供が病気の場合やなどは、1歳6ヶ月まで受給を延長することが可能です。

更に2017年10月からは、1歳6ヶ月になっても保育園などに入れないなど理由があるときは、最長2歳まで給付金の延長申請ができるようになりました(※3)。

育児休業給付の受給手続きを初めて行うときは、育児休業給付金支給申請書をはじめ下記の書類が必要になります(※3)。

● 雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
● 育児休業給付受給資格確認票
● 育児休業給付金支給申請書 
● 賃金台帳、労働者名簿、出勤簿またはタイムカードなど
● 母子手帳など育児を行っている事実を確認できる書類 

基本的には勤務先が上記書類をハローワークに提出して手続きを行ってくれますが、ママ本人が事前に準備したり記入したりする書類もあるので、勤務先の担当者に確認するようにしましょう。

受給がスタートすると、2ヶ月ごとに追加申請が必要になります(※4)。引き続き勤務先が行ってくれるときは問題ありませんが、個人で申請するときには提出期限や必要書類を忘れないように注意してください。

このように、育児休業中の社会保険料免除と給付金取得についての手続きは、それぞれ提出する書類や申請方法が異なるということを覚えておきましょう。

育児休業等取得者申出書はいつまでに提出するの?

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育児休業中の社会保険料免除期間は、育児休業を開始した日が含まれる月から終了した日の翌日が含まれる月の前月までです(※1)。

事業主は、被保険者であるママ本人から育児休業の申出を受けたらすぐに育児休業等取得者申出書を提出する必要があります。ただし、提出期限は具体的に何ヶ月以内などと決まりはなく、被保険者の育児休業期間中とされています(※5)。

子供が1歳になるときに保育園などに入れず育児休業期間を延長したときには、事業主が再び育児休業等取得者申出書を提出して延長の手続きを行います。

育児休業等取得者申出書など育休中に必要な手続きを知っておこう

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育休中の社会保険料免除のために必要な育児休業等取得者申出書は、基本的には勤務先が記入や提出をしてくれるものですが、どういったものなのかしっかりと理解をしておくことが大切です。

わからないことがあるときは、勤務先の担当者に聞いたり、日本年金機構や健康保険組合のウェブサイトなどで確認したりするようにしましょう。

育児休業の申出や育休中の給付金受給のための手続きには、ママ本人が記入したり申請したりする書類もあります。記入漏れや提出忘れがないように、早めに準備をしておきましょう。

お給料が支払われない育休中に給付金を受給したり社会保険料が免除されたりすることは、経済的にとても助かることですよね。必要な手続きをしっかりと行い、安心して育休を過ごせるといいですね。

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