【5月から急増】「窓やベランダからの転落事故」から子どもを守る方法は?

過ごしやすい気温になり、窓を開ける機会が増える今の季節に注意したいのが、窓やベランダからの子どもの転落事故。実は、転落事故は5月頃から急増するんです(※1)。

そこで今回は、子どもの転落事故が起きやすいシーンと、転落事故を防ぐ方法をご紹介します。

子どもの転落事故はいつ起こる?

窓 換気 カーテン

赤ちゃんがハイハイや伝い歩きをするようになると、家の中での行動範囲が広がります。「いつの間にこんなところに?」とヒヤっとすることもありますよね。

子どもの転落事故は、以下のような時に発生しています(※1)。

● 窓枠に座ったり、網戸に寄りかかったりしていた
● ベッドやソファーの近くにある窓を開けっぱなしにし、子どもから目を離していた
● 椅子やテーブルを置いたベランダで子どもを遊ばせていた
● ベランダから外を見せていた

では、子どもの転落事故を防ぐには、どうすればいいのでしょう。

子どもの転落事故を防ぐには?

窓を開けているときに子どもをひとりにしないよう注意する必要がありますが、一瞬たりとも目を離さないことは難しいもの。

子どもを見守ることに加えて、事故が起きない環境づくりも大切です。

転落事故を防ぐために、以下のことに注意しましょう。

【転落事故を防ぐための注意点】

□ 窓やベランダの手すり付近に足場になるようなもの(家具や植木鉢など)を置かない

□ エアコンの室外機は、手すりから60cm以上離す

□ 窓、網戸、ベランダの手すり等に不具合がないか定期的に確認する

□ 子どもが勝手に窓を開けないよう、手の届かない位置にロックをつける

□ 窓を開けた部屋・ベランダでは子どもだけで遊ばせない

□ 窓枠に座ったり、網戸に寄りかかったりさせない

正しい予防策で子どもを事故から守ろう

赤ちゃんの成長は日々著しく、「こんなところにはまだ登れないだろう」と思っていた場所も、次の日には登れるようになっているかもしれません。

窓を開けて過ごすことの多い季節になりましたが、家族で予防策を徹底して、子どもを転落事故から守ってくださいね。

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