【要注意】自転車で送り迎えをするパパ必見!事故から子どもを守るポイント

子どもを乗せて自転車に乗ることは、交通事故や転倒・転落事故、後輪への足の巻き込みなどの危険が多いのも事実。消費者庁も度々注意喚起をしています(※1)。

そこで今回は、子どもを守るため、事故が起きやすい場面や事故防止のポイントをお伝えします。

4月から保育園が始まり送り迎えで子どもを自転車に乗せる機会が増えたパパはもちろん、これから乗せる可能性があるパパも、ぜひしっかり読んでくださいね。

様々なシーンで起きる子乗せ自転車での事故

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子どもを乗せた自転車では、特に以下のような状況で交通事故や転倒・転落等の事故が起きています(※1)。

● 停車中に子どもを乗せたまま大人が自転車から離れた
● 抱っこ紐で抱っこしたまま走行した
● 道路の段差につまづいてしまった
● 荷物をハンドルにかけたまま走行した
● ヘルメットをしていなかった

走行中だけでなく、停車しているときも自転車が倒れて事故になるケースが多くあります。

いずれのケースも、0〜6歳までの子どもが重篤な怪我につながった報告もあり、大変危険です。

子ども乗せ自転車の事故を防ぐポイント

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では、自転車での事故を防ぐためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか。

以下に注意点をシーン別にまとめました(※1,2)。

【子どもの乗せ降ろしをする時】
□ ヘルメットは子どもも大人も着用!自転車に乗せる前にヘルメットを装着させて、乗せた後は確実にシートベルトをする

□ 前座席は特に不安定なため、前の座席に子どもを乗せたまま後ろの座席の子どもや荷物の乗せ降ろしをしない

□ 乗せ降ろしは傾斜や凹凸のない場所で行う

【停車時】
□ 子どもを乗せたまま目や手を離さず、大人が常に支えられる体勢でいる

【走行時】
□ 車道と歩道の間にある段差はできるだけ避けるか、ゆっくりと大きな角度をつけて乗り越える

□ 抱っこ紐で前抱っこしながらの走行は道路交通法違反。おんぶ乗車もできるだけ避ける

また、これから梅雨に向けて多くなる雨の日の走行は、路面の滑りやフード等で視界が狭まり大変危険です。できるだけ他の交通手段を検討するようにしましょう。

子ども乗せ自転車の選び方は?

子供乗せ自転車 ママ 子供 前乗り 後ろ乗り 3人乗り

これから子ども乗せ自転車を買う人は、事故を予防するために以下の点を考慮して選んでみてください。

子どもを1人乗せる場合:後ろ乗せタイプ

もともと後ろに座席が付いた自転車を選ぶと、ハンドルのふらつきが小さく転倒の危険が少なくなります。

後ろ乗せタイプは、1歳頃から6歳まで長い期間使用できますよ。

子どもを2人乗せる場合:前乗せタイプ

子どもを2人乗せる場合は、前に座席が付いた自転車を選び、後ろに別売りの座席をつけるのが、運転がしやすく安全です。

ハンドルが操作しやすいよう、上の子は後ろに、下の子は前に乗せるようにしましょう。

また両方に共通して、できるだけ幅が広くしっかりしたスタンドのついた自転車を選びましょう。

以下の記事では、子供乗せ自転車の適応年齢やおすすめの自転車、チャイルドシート、ヘルメットなどを紹介していますよ。

子ども乗せ自転車のおすすめ10選!適応年齢や電動のメリットも紹介!

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正しい予防策で子どもを事故から守ろう

令和5年4月1日より、自転車利用者全員のヘルメットの着用が努力義務になっています。しばらく時間が経った今こそ、安全な乗り方を再確認しましょう。

パパだけでなく、他の家族にも自転車の注意点を共有し、みんなで子どもを事故から守ってくださいね。

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