【キッズドクター】月別・年齢別で相談が多い症状は?8月はなにが流行る?

今回は、8月からどのような病気が流行るのか、また年齢別でどういった症状が多いのかをご紹介します。

8月はウイルス系の病気に注意

キッズドクター 電話相談で多い症状 月別

このグラフは、キッズドクターで無料相談の問い合わせをいただくときの症状について、月別の推移をまとめたものです。

8月は、引き続き手足口病やRSウイルス感染症、感染性胃腸炎など、ウイルスが原因で発症する内科の病気が急増します。

発熱や咳、嘔吐を中心とした「内科系」の症状は、季節によって原因となる病気が異なります

季節ごとに流行する病気をまとめたので、体調不良が続くようでしたら早めに病院を受診しましょう(※1)。

夏(8月)に流行る病気

プール熱(咽頭結膜熱)、手足口病、ヘルパンギーナ、はやり目(流行性角結膜炎)、感染性胃腸炎(アデノウイルス)、マイコプラズマ、水いぼ

秋(9〜11月)に流行る病気

RSウイルス感染症、水ぼうそう、ぜんそく

冬(12〜2月)に流行る病気

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎(ノロウイルス)、りんご病(伝染性紅斑)、インフルエンザ

春(3〜5月)に流行る病気

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎(ロタウイルス)、湿疹、突発性発疹、溶連菌感染症

4歳以降から皮膚症状の割合が減少

キッズドクターの往診に関する年齢別の症状の割合は、以下の通りです。

キッズドクター 電話相談で多い症状 年齢別

発熱などの「内科」症状がすべての年齢で最も多く、次に「耳・目・鼻」の症状が多いです。特に2歳以下の場合、まだ鼻をうまくかめない子が多いためか、「鼻水」に関する症状が大多数を占めます

また、0歳や1〜3歳では「皮ふ科」症状が多いことも目立ちます。これは乳児湿疹やおむつかぶれなど、乳幼児期に特有の肌トラブルで相談することが多いから。

7〜15歳では激しい運動を行うようになるためか、「ケガ・その他」の割合が若干あがります。

抱え込まずに、気軽に相談してください

キッズドクター 利用の流れ

キッズドクターの相談と往診のどちらを使えばいいか、迷うこともあるかもしれません。

高熱などの辛そうな症状が出ていて、感染症の検査や薬の処方をお願いしたいなど明確な希望がある場合は迷わず「往診」をご依頼ください。

ご連絡いただいたときに、症状・状況をお伺いしたうえで適切な方法をご案内しますので、まずは気軽にお問い合わせくださいね。

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