10月21日(日曜日)は、乳がん検診を受けよう。

乳がん検診、受けていますか?乳がん検診を受けられるのはほとんどが平日のみ。仕事や育児などで忙しい女性は、平日に病院に行くのが難しく、なかなか受けられないというのが現実ではないでしょうか。

そんな女性のために、年に一度、日曜日に乳がん検診が受けられる日があります。2018年は、10月21日(日)。この機会に、検査を受けてみませんか?

10月21日は乳がん検診に行こう

乳がん 検診

日曜日に乳がん検診が受けられる取り組みは、J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)というNPO法人が主催し、全国の医療機関やNPO法人などが協力して行われているものです。

毎年10月の第3日曜日に、乳がん検診のひとつである「マンモグラフィー検査」を、全国の病院で受診することができます

マンモグラフィー検査とは、乳房専用の機器で撮影する、レントゲン検査のことです。乳房を板で挟み、薄く引き伸ばして撮影します。

マンモグラフィー検査が人体へ及ぼす危険性はほとんどなく、1〜2年に1度の受診が推奨されています。

どうして乳がん検診が大切なの?

疑問 はてな ?

そもそも、乳がん検診はどうして必要なのでしょうか。その理由は、患者数と早期発見の大切さにあります。

乳がんにかかる女性の割合は、11人に1人。日本人の女性がかかるがんのなかで、最も多いがんです。毎年約7万人もの人が乳がんにかかっています(※1,2)。

30歳代後半からかかる人が増えてきて,40歳代後半がピークとなり、それ以降はあまり減りません。

そんななか、40歳以上の女性に対してマンモグラフィ検査を行うことにより、乳がんによる死亡の危険性が減ることが証明されました(※1)。そのうえ乳がんは、早期発見・早期治療をすれば、ほとんどが治るがんとも言われています。

誰がかかるかわからない、女性にとって身近な存在である乳がんだからこそ、きちんと検査を受けることが大切なのです。

30代後半から患者数が増えるとはいえ、20代や30代前半の乳がん患者数ももちろんゼロではありません。20代のうちから検診を受けることをおすすめします

日曜日に乳がん検診が受けられる病院は?

病院

乳がん検診は1〜2年に1度の受診が推奨されています。この2年間で乳がん検診を受けていないという女性は、この機会に受診をしてみてはいかがでしょうか。

10月21日(日)に行われる検診は、全国の病院で受けることができます。たとえば2017年は、全国413もの施設で受診することができました。

J.M.Sの公式HPには、10月21日に乳がん検診を受けられる全国の病院が掲載されています。下記のリンクからお住まいの近くの病院を探してみてください。ほとんどの病院で予約が必要なので、電話などで早めに連絡するのがおすすめです。

費用は自己負担ですが、年齢によっては、自治体から無料クーポンが配布されています。詳しくは、お住いの地域のがん検診窓口に問い合わせてみてくださいね。

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乳がんは早期発見が大切です

乳がん 検診

乳がんは、女性なら誰がかかってもおかしくないがんの一つです。

検診で早期に発見できれば、完治する可能性や、乳房を温存できる可能性も高まります。入院期間や再発防止の治療期間も短く、経済的負担も軽くすみ、今までと同じようなライフスタイルを続けられる人が多いです。

しかし発見が遅れて、乳がんだと分かった頃には、すでにがんが進行していたら…?


20歳を過ぎれば誰でも、乳がんになる可能性がある「乳がん年齢」といわれています。決して他人事ではありません。

この機会にぜひ、乳がん検診を受けてみてくださいね。

さらに詳しい情報を知りたい方は、J.M.S公式HPをご確認ください。

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