抱っこ紐のよだれカバーを手作りしよう！初心者にも簡単

赤ちゃんのよだれで濡れやすい抱っこ紐のストラップ。赤ちゃんの口が当たる部分にカバーをつけると安心ですよね。市販品もありますが、手作りすることもできますよ。

そこで今回は、抱っこ紐のよだれカバーを簡単に作る方法をご紹介します。

抱っこ紐のよだれカバーとは？

エルゴベビーやベビービョルンをはじめとする抱っこ紐。抱っこすると、赤ちゃんは口元に近いストラップをなめてしまうことが多く、この部分を汚れないようにするためにつけるのが「抱っこ紐のよだれカバー」です。

今回は、洗濯しても形が崩れにくいスナップボタン式のよだれカバーを作ります。リバーシブルなので、お出かけ先で汚れたら裏返して使ったり、気分によって柄や色を変えたりできますよ。

抱っこ紐のよだれカバーを手作り！

できあがりサイズ：横20×16cm
こちらは基本的にエルゴベビーの抱っこ紐に合わせたサイズです。手持ちの抱っこ紐に合わせて大きさを調節して作ってくださいね。

● 布

● スナップボタンセット

作り方

さあ作りましょう！

1. よだれカバー本体を作る

2. スナップボタンをつける

● プラスチックスナップボタンのパーツ

ヘッド&バネ、ヘッド&ゲンコをセットで使用します。

手作りするコツは？

ダブルガーゼは肌触りが優しく水分を吸収しやすいのが特長ですが、伸縮性があり縫い進めるとズレやすいという面も。

タオルと裏表のガーゼを合わせるときに今回は4ヶ所をマチ針で留めましたが、もっと細かくマチ針を打つと縫うときにズレにくくなりますよ。

おすすめの生地は？

抱っこ紐カバーの生地選びで重要なポイントは「吸収性が良い生地を選ぶこと」です。赤ちゃんがなめたり、口をつけたりする場所につけるので、できる限りやわらかい生地を選びましょう。

おすすめは今回使ったダブルガーゼとタオルです。ガーゼをより厚い4重、6重にしたり、やわらかいタオル素材のみで作ったりしても良いですね。タオルを使う場合は、無地ではなく、模様や色つきタオルを使うと可愛く仕上がりますよ。

また今回は、ブルーに映えるイエローのスナップボタンをつけました。このように、ボタンと生地の色をあえて違うものにするのも素敵です。

ガーゼ生地を探す

タオル生地を探す

「ハンディプレス」が便利！

金属製のスナップボタンは、縫う箇所がたくさんあるため時間がかかります。それに比べると、今回使用したプラスチックのスナップボタンは、専用のハンディプレスさえあればすぐに装着できる、とても便利なアイテムです。

抱っこ紐のよだれカバー以外にも、ベビー用品ではロンパースやスタイなどプラスナップが使われているアイテムはたくさんあります。ベビー服でスナップボタンが取れてしまったとき、スタイや授乳ケープを作りたいときにも重宝しますよ。

抱っこ紐のよだれカバーを手作りしよう

抱っこ紐のよだれカバーは、布を合わせて一周縫い、スナップボタンをつけるだけという簡単な方法で作れます。今回はミシンで作りましたが、手縫いでも作れますよ。

抱っこ紐のよだれカバーはいくつあっても困らないので、洗い替え用、お出かけ用など、いくつか用意しておくといいでしょう。いろいろな柄で作って、その日の気分に合わせてつけ替えても楽しいですね。今回のように表・裏で別の生地を使えば、リバーシブルで使うこともできます。

他にも、赤ちゃんを華やかに演出するベビーヘアバンドの作り方もご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

製作協力：Tierney Kazumi

ティアニー 香寿美

文化服装学院卒業。
LUMA Decoupage Studio代表。2児の母。
現在はお友達のバッグブランドでサンプルを作ったり、百貨店に並ぶお受験バッグや小物を作ったりしています。作れそうなものなら、布に限らずアクセやDIYもやっています。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。