「1人目は女の子だったから次は男の子がいい」といったように、男の子を授かりたいと願う人もいますよね。なかには「リンカル」を使った産み分けに興味がある人もいるでしょう。そこで今回は、リンカルとはどのようなものなのか、効果はいつ出るのか、そして産み分けできる確率などについてご説明します。
リンカルとは？
リンカルとはリン酸カルシウムのことで、魚の骨などを原料とする天然のカルシウムとして市販されています。
もともとは赤ちゃんの先天的な異常を予防するために作られたとされていますが、リンカルを飲んでいた女性から生まれた赤ちゃんには異常がなかっただけでなく、その多くが男の子だったということから、男の子の妊娠を希望する女性が服用することがあります。
しかし、なぜリンカルを飲むと男の子を妊娠しやすくなるのかはよくわかっていません。
リンカルで産み分けできる確率は？
リンカルによって産み分けが成功する確率ははっきりしていません。
産み分けの指導を行っている病院などでは、リンカルを飲むと70〜80%の確率で男の子を妊娠できると主張していることが多いようです。ただしこの確率は病院ごとに異なるため、絶対ではないと考えられます。
また、論文などで正式に発表されているわけでもありません。
リンカルの効果的な飲み方は？
リンカルは、飲み始めてから少なくとも2ヶ月は経たないと効果がないと考えられています。
そのため、リンカルを使った産み分けを希望する場合は、少なくとも妊娠の2ヶ月前から妊娠が確定するまでリンカルを飲み続ける必要があるとされています。
また、リンカルは1日4錠ずつを毎日飲み続ける必要があり、2日以上飲み忘れてしまったら効果がリセットされるとされています。産み分けの効果を期待するのであれば、妊娠までに再び2ヶ月は間を空ける必要があるようです。
リンカルは効果がないこともある？
リンカルに限らず、多くの産み分けは必ず成功するというものではありません。あくまで男の子、あるいは女の子を妊娠しやすくなる、と考えられているだけです。
そのため、リンカルを正しく服用したとしても、女の子を妊娠することは十分に考えられます。
「リンカルを飲めば100％男の子が授かる」ということはないので、服用するとしても、お守り代わり程度に考えておきたいですね。
リンカルでの産み分けには副作用がある？
リンカルはサプリメントのため、産み分けのために使っても特に副作用などの注意点はないとされています。そのため、妊娠中に飲んでも、また、痛み止め薬や市販の風邪薬と併用しても問題ないと考えられているようです。
ただし万が一ということもあるので、飲み合わせなどが不安な場合は、医師や薬剤師に相談するようにしてください。
リンカル以外の産み分け方法は？
ここでは、リンカルを使わずに、男の子を妊娠しやすくなるとされている方法をご紹介します。ただし前述のとおり、産み分けに100％はないということは覚えておいてください。
排卵日に性交する
通常、女性の腟内は酸性ですが、排卵日が近づくと徐々にアルカリ性へと変化していきます。
腟内がアルカリ性の方が男の子を妊娠しやすいとも考えられているため、排卵日当日に性交をすることで、男の子を妊娠しやすくなるといわれています。
反対に、腟内が酸性の方が女の子を妊娠しやすいとされていることから、女の子の妊娠を希望する場合は、排卵の2日ほど前に性交をした方がいいと考えられているようです。
産み分けゼリーを使う
産み分けゼリーとは腟内の酸性度をコントロールするために使われるゼリーのことです。男の子を授かりたいときは、腟内がアルカリ性になる「グリーンゼリー」を使うとされています。
性交の直前にグリーンゼリーを腟内に入れると、腟内が酸性からアルカリ性に変化します。前述のとおり腟内がアルカリ性の方が男の子を妊娠しやすくなるため、グリーンゼリーを使用すると男の子を授かりやすくなるといわれているのです。
なお、女の子の妊娠を希望する場合はピンクゼリーと呼ばれるものを使います。
リンカルの効果は絶対ではありません
男の子を妊娠しやすくする方法として、リンカルが使われることがあります。ただし、リンカルを使った産み分けは100%成功するものではありません。そのため、リンカルを使って男の子が生まれることもあれば、女の子が生まれることもあります。
たとえ希望した性別とは違ったとしても、大切な自分の子供です。性別がどちらであっても、愛情と責任を持って育ててあげたいですね。
