秋といえば、ほくほくとした栗や芋、木にたわわに実ったつやつやの柿など、美味しいものがたくさん。また、赤や黄色に色づいたもみじや、公園や森に積もった落ち葉などから、自然の美しさをより一層感じる季節でもありますね。
今回は、そんな秋にぴったりの読み聞かせ絵本を10点ご紹介します。
秋の絵本!月にまつわるお話のおすすめ!
1. おつきみうさぎ

十五夜の夜、お団子を食べながらすることといえばお月見ですよね。この「おつきみうさぎ」は、そんなお月見の日にぴったりの読み聞かせ絵本です。子どもたちがお月見の日に見つけた不思議なウサギ。連れて帰って、お月さまが出ると…。
園児が主人公なので、子どもと同じくらいの年齢だと親近感がわいて集中して見てくれそうですね。絵本には、月見団子の作り方も載っています。お月見の日に合わせて、親子一緒にお団子作りにチャレンジするのもおすすめですよ。
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- 1,430円
2. おつきさま なにみてる

夜空に浮かぶ、やさしい顔のまんまるお月さま。すやすや眠る子犬や小鳥、人間の赤ちゃんのことをにこにこ見守ってくれています。
淡い色使いのイラストとシンプルな言葉でつづられた文章が、寝る前の読み聞かせにぴったり。子どもが1歳になる前から、繰り返し読み聞かせているというママ・パパも多いそうですよ。大人の心も、ふんわり癒してくれる絵本です。
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- 935円
秋の絵本で季節を感じよう!
3. たからもの みつけた!

お父さんへの誕生日プレゼントに木の実を穴にしまっておいたリスくん。でも目印が飛んでいって、どこにあるのかわからなくなってしまい…。可愛い動物たちと秋らしい美しい山の景色が、心をあたためてくれる絵本です。
1冊の中に「喜ばせたい」「助けたい」など色んな優しい気持ちが詰まっています。「本当に大事なたからものって何だろう…」と、親子で一緒に話せるきっかけになりそうですよ。
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- 1,760円
4. 秋

表紙を開くと、まず夏の名残りの絵から始まります。文字が少ないにも関わらず、絵や色あいで秋の「高く澄んだ空、ひんやりした空気」を表現できるのは、さすが五味太郎さん。
秋の代名詞がたくさん登場し、最後は冬の訪れを感じさせる締めくくり。何度も読みたくなる独特の感性と色で、秋と季節のうつろいを感じることができますよ。
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- 1,430円
5. もみじのてがみ

ねずみに届いた、まっ赤な「もみじのてがみ」。ねずみは紅葉を探しに出かけますが、きのこや木の実の赤い色は見つけられても、なかなか紅葉が見つけることができません…。
ねずみが紅葉を見つけるまで、一緒にワクワクドキドキしながら読み進めることができます。美しい絵に秋をたくさん感じることができ、読んだ後はきっと親子で紅葉狩りに行きたくなるはずですよ。
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- 1,760円
6. 14ひきのあきまつり (14ひきのシリーズ)

14匹のネズミの家族は、秋の森でかくれんぼをしていました。ところが、1匹だけ見つからなくなってしまいます。奥の森へ探しに行くと、キノコや木の実、虫たちが、秋のお祭りを開いていたのです。
「14ひきの~」から始まるシリーズの、秋の物語。表紙の鮮やかな紅葉を見ているだけで、どんな話になるのかわくわくしてきますよね。今回は、ネズミたちと一緒に少しファンタジックな世界へ出かけてみてください。
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- 1,430円
秋の絵本で旬の食べ物を知ろう!
7. いもいも ほりほり

3匹で空を見ていたこぶたたち。雲が焼き芋に見えてきたので、仲良く芋ほりに出かけることにしました。途中で出会ったねずみも連れて、やぎじいさんの畑へ。さて、どんなお芋が掘れたかな?
いろいろな形の芋がたくさん出てくるページが気に入って、食い入るように絵を見る子も多いようです。「いもいも ほりほり、いもほりほり」というリズミカルなフレーズが心地良く、読み聞かせにおすすめの絵本ですよ。
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- 1,650円
8. ほしじいたけ ほしばあたけ

タマゴタケやキヌガサダケ…いろいろなキノコが暮らすキノコの村は、いつもにぎやか。そんなみんなから愛されているのが「ほしじいたけ」と「ほしばあたけ」。ある日、村の子どもが崖に落ちてしまい、ほしじいたけが助けに行くのですが…。
数あるキノコ絵本のなかでも、「干ししいたけ」が主人公の本書。生のシイタケにはない特性を存分に発揮する姿がほのぼのとしていて、クスっと笑いを誘いますよ。
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- 1,430円
9. さるかに

カニをだましたずる賢い猿をみんなでこらしめるという、いわゆる「さるかに合戦」を題材にした絵本は何冊かありますが、「この作品がベスト」との口コミもある、松谷みよ子さん&滝平二郎さんによる『さるかに』。テンポの良い文章と力強い絵に、読めば読むほど惹きつけられますよ。
秋の果物である柿が出てくる絵本は、読み聞かせにもぴったりですね。
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- 1,760円
秋の絵本!ハロウィンを題材にした話も!
10. おおきなかぼちゃ

ハロウィンの夜。魔女はパンプキンパイをこっそり食べたいのですが、かぼちゃがあまりに大きくて引き抜くことができません。幽霊やミイラなど、みんなで手伝いますが全然だめ。でも、最後に現れたコウモリにはあるアイデアがあって…。
「これぞハロウィンの絵本!」と口コミでも人気のユーモラスな作品です。ちょっぴり不気味なのに愛嬌のあるキャラクターたちが最後に仲良くパイを食べるシーンは、見ていて何だか幸せな気持ちになりますよ。
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- 1,320円
秋の絵本は読み聞かせたい作品がいっぱい!
柿やかぼちゃなどの美味しい食べ物や、落ち葉集めや芋ほりなどなど、秋を感じる題材を扱った絵本はたくさんあります。いつもの読み聞かせの時間に季節感を取り入れれば、子どもの情緒を豊かに育むことができそうですね。
下記では、保育士おすすめの読み聞かせ絵本をまとめています。子どもの心を育む名作がたくさん紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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