小学生がYouTubeを延々と観続けて、時間のルールを守ってくれなくて困っていませんか?「やめようね」と何度も注意するのは親も大変。子ども自身で時間や約束を守れたら良いですよね。
そこで今回は、小学生がYouTubeの視聴時間を守れるようになったルールの実例を紹介します。
わが家のYouTubeルール、成功例!
小学生の子どもを育てるママ・パパに、YouTube視聴のルールで成功した方法を聞きました!
やることをやったら自由にOK
NYさん
YouTubeを観るようになった最初の頃は、「時間だからやめよう!」と怒っていましたが効果はなく…。今は、学校から帰って宿題や片付けが終わってからであればOK。観たいたいものを自由に観ていいルールです。
視聴時間は自分で稼ぐ
TTさん
YouTubeとゲームをする時間は自分で稼ぐルールにしています。自分の身の回りのことが基本ですが、レベルに合わせて時間が換算されていくシステムです。
例えば、1人でお風呂に入ったら30分。宿題をママに聞かれなくてもできたら10分といった具合に時間を得ます。稼いだ時間内なら無制限ですが、連続して観てもいいのは2時間以内と決めています。
約束の時間内ならいつ見てもOK
KHさん
1日の予定によって変わりますが、平日は1時間、休日は2〜3時間と約束しています。食事・入浴・睡眠・習い事・家族でお出かけ以外であれば、約束した時間内なら、いつ観てもいいし、長さも自由にしています。
視聴時間を守るための方法は?
かなり自由度の高いルールが多いですが、視聴時間を守るためにどのような工夫をしているのかも聞いてみました。
親がうるさく言い過ぎない&動画に興味を持つ
NYさん
親にも隠れルールがあり、あまりうるさく言わないようにしているだけでなく、子どもの観ているものに興味をもって「これはどういうこと?どういうゲーム?」などと積極的に話しかけるようにしてます。
「鑑賞は自由」と「観ている動画に興味を持つ」ことにシフトしてからは、当時と比べるとスムーズに中断できるようになりました。親が興味を持って質問するので、観終わったあとは会話がとても弾みます。
見られる時間をアプリで管理!
TTさん
自分で稼いだ時間をお小遣いアプリで管理しています。自分で「今日見る時間」を決めてタイマーにセットするようにしたら、スムーズに終われるようになりました。
視聴時間は子ども自身でタイマーセットする!
KHさん
子ども自身でアレクサのタイマー設定をして時間管理しています。視聴時間を分けるときは報告してくれるので「あと残り何分?」と質問します。ちょっとした引き算の練習にもなっていますよ。
スクリーンタイムで時間制限!
YHさん
iPadでYouTubeを観ています。スクリーンタイムを設定してるので、問答無用で制限時間になったら切れるようにしています。
子どもがYoutubeの視聴時間を守るためには、ただルールを決めるだけでなく、ある程度は促す工夫も必要なことがわかりました。
視聴時間を設定する方法は?
Youtubeなどで動画を観ていると、夢中になって時間を忘れてしまうことも。視聴時間を設定をしておいた方が時間を守りやすい場合は、観ている端末やアプリから以下の手順で設定してみましょう。
YouTube Kidsのタイマー設定
2. 表示された数字、またはカスタムパスコードを入力
3. 時計マークのタイマーを選択
4. スライドバーまたは(+)と(−)のアイコンを使って制限時間を設定
5. タイマーを開始をタップ
YouTube Kidsアプリのタイマー機能を使うことで、子どもの動画視聴時間の管理が可能です。
制限時間に達すると、「時間だよ、またね!」という通知が表示され、アプリがロックされます。
iPhoneとiPadのスクリーンタイム設定
2. 「スクリーンタイム」をオンにするをタップ
3. 「続ける」をタップ
4. 「自分用」or「子ども用」の選択肢の「子ども用」をタップ
5. App使用時間の制限で一番下の「制限を追加」をタップ
6. アプリの一覧から、YouTubeを選択して「次へ」をタップ
7. 制限したい時間を設定
制限時間を超えると、アプリのアイコンがグレーになり、タップできず視聴できなくなります。
ただし、時間延長許可を求める際にタップするだけで簡単に延長できてしまうので、「スクリーンタイム・バスコード」の設定を必ずしておきましょう。
YouTubeを楽しく見るためのルール作りを!
今回紹介した体験談を参考に、子どもの性格にあったツールを使ったり、約束をするなどしてわが家ルールを作ってみてくださいね。