小学校に入学するにあたって、心配になるのが防犯面。子どもにスマホを持たせた方がいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小学校1年生のスマホ事情についてご説明します。
小学1年生のスマホ実態調査!
気になる子どものスマホ事情についてまとめました!参考にしてみてくださいね。
スマホはいつから?どうして持たせたの?
Twitterでアンケートを実施したところ、中学生以降に持たせる人が最も多かったですが、小学1年生から持たせている人も一定数いることがわかりました。
小学1年生に持たせる理由としては「防犯のため」「緊急時に連絡がとれるように」「周りの子どもが持っているため」といった意見が多いようです。
スマホは自分のものを持っているの?
警視庁の「令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査」では、スマホでインターネットを利用している7歳のうち、約20%が専用のスマホを持っているそうです(※1)。
小1のスマホの月額使用料は?
少し古いデータになりますが、2018年のNTTドコモの調査によると、小学1年生のスマホ・ケータイの月額利用料金の平均は643円で、学年が上がるごとに月額利用料金は増える傾向にありました(※2)。
7歳が使っている端末の購入費用は?
こちらも2018年のNTTドコモの調査になりますが、小学1年生のスマホ・ケータイは、買わずに譲り受けたものを使用していることが多いです。
購入した場合でも2万円未満のものばかりで、平均すると大体7,000円でした。
スマホを持たせるメリット・デメリット!
小学校低学年の子どもにスマホを持たせてよかったこと・悪かったことを、先輩パパやママに聞いてみました。
スマホを持たせるメリットは?
● 居場所がすぐにわかる
位置情報のサービスをいれていて、居場所がすぐにわかるから防犯面でも安心。
● 子どもと連絡がとりやすい
どうしても仕事で遅くなってしまう日に、すぐに連絡ができたので持たせてよかったと思いました。
● 動画を見せておける
静かにしておかなければならないときに動画を見せています。動画を先にダウンロードしておくこともできるのでやっぱりあると便利。
● アプリで勉強できる
子ども用のキーボードアプリを入れてひらがなの勉強をさせました。楽しく遊びながら学べていたのでよかったです。
スマホを持たせるデメリットは?
● 月額料金がかかる
格安のプランにしているけど月額料金が発生するのがデメリット。
● スマホばかり触っている
使う時間を決めてはいるけど、その間ずっとスマホで遊んでしまう。
● ネット犯罪に巻き込まれないか心配
フィルタリングは入れているけど、ニュースに出ているような犯罪に巻き込まれないか心配。
● 視力が落ちた
ずっとスマホを見ていたせいなのか少し視力が落ちてしまいました。
スマホを持たせるときのルール五箇条!
子どもにスマホをもたせるときは、上記のルールを決めておくと安心です。
勉強中や食事中には触らない、使えるのはリビングだけ、1日30分などと具体的に決めておくと、子どもも理解しやすく揉め事になりにくくなりますよ。
子どもを守るためにもフィルタリング機能を入れて、新しいアプリを入れるときや課金のときは保護者の許可が必要になるようにしておくと安心です。
また、TikTokやInstagram、TwitterといったSNSは13歳未満は利用規約で使えないことも知っておいてくださいね。
子どもの成長に合わせてルールの見直しをしていくのも忘れないようにしましょう。
スマホを持たせるときはルールを決めよう
ルールを決めずにスマホをもたせると、好きなだけ使うようになってしまい親子関係が悪化する原因になるかもしれません。小さいうちは親が管理して、子どもを有害な情報や犯罪から守るようにしましょう。
子どもと一緒にルールを決めて、適切に使えるようになるといいですね。
※アンケート概要
実施期間:2022年5月11日~5月12日
調査対象:小学生の子どもがいるママパパ
有効回答数:55件
収集方法:Webアンケート