パンは味付けを変えるだけでごはんにもおやつにもなる優れもの。子どもが1人でも食べやすく、食べこぼしも少ないのが嬉しいですよね。
そこで今回は、幼児食期におすすめの、パンを使ったレシピ4品をご紹介します。
パンを使った幼児食レシピ
ロールパンのスライスサンドイッチ
(かぼちゃ&ツナ)
材料
ロールパン(コッペパンなど)
2/3〜1個
ツナ(ノンオイル、調味料不使用)
5g
かぼちゃ
20g
牛乳
小さじ1/2程度
- 1かぼちゃはゆでて皮をむき、フォークの背などでつぶす。
- 21に汁をきったツナを混ぜ、牛乳を少しずつ加えてぬりやすいかたさにする。
- 3ロールパンを1〜1.5cm厚さの輪切りにして間に切り込みを入れ、2をはさむ。
きな粉トーストスティック
材料
食パン(8枚切り)
1枚
きな粉
小さじ1
砂糖
小さじ1/4
バター
小さじ1/2
- 1室温でやわらかくしたバターを食パンにぬり、砂糖を混ぜたきな粉をふりかける
- 21を2cm幅の棒状に切り、オーブントースターで軽く色づくまで焼く
にんじんフレンチトースト
材料
食パン(8枚切り)
1枚
A:にんじん(生・すりおろしたもの)
小さじ1
A:卵
1/2個
A:牛乳(または豆乳)
大さじ2
A:砂糖
小さじ1/4
バター(またはサラダ油)
小さじ1/2
- 1よく混ぜたAに6等分に切った食パンを浸し、全体に液を含ませる。
- 2熱したフライパンにバターを薄くしき、1を並べて両面が薄く色づくまで焼く。
かぼちゃ蒸しパン
材料(3〜4個分)
A:薄力粉
60g
A:ベーキングパウダー
小さじ1
かぼちゃ
30g
B:豆乳
大さじ2
B:サラダ油
大さじ1/2
B:砂糖
大さじ1
B:塩
少々
- 1かぼちゃはゆでて皮をむき、ラップで包んで手でもみつぶす。ボウルに入れ、Bを加えて泡立て器でよく混ぜる。Aをザルでふるいながら加え、ゴムベラで混ぜる。
- 2カップをしいた耐熱容器に生地を7分目くらいまで入れる。蒸気の上がった蒸し器に並べ、強火で15分程度蒸す。蒸し器がない場合は鍋またはフライパンに高さ2cmの湯を入れ、容器を並べる。ぬれ布巾で包んだふたをし、強火で15分程蒸す(途中で湯がなくなりそうになったら足す)。
子どもが自分で食べることを楽しませよう!
今回紹介したレシピは、どれも手でつかみ食べしやすく、子どもの「自分で好きなように食べたい」という気持ちを満たしてくれます。自分のペースで食べることは、適切なひとくちサイズを知ることにもつながりますよ。
時間があるときは、パンに挟むものを用意して、子どもと一緒にサンドイッチを作るのもおすすめです。今回紹介したレシピを参考に、パンの幼児食のアレンジを楽しんでみてくださいね。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。
レシピ・記事提供:「まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん」(中村美穂著、日東書院本社)
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