育児の常識は日々変化していて、30年前と現在では考え方が全く異なることも。そのせいで、親世代とのギャップに苦しむママも多いようです。
そこで今回は、この30年での育児の常識の移り変わりや、それを踏まえて親世代とうまく付き合う方法などをご紹介します。
約7割のママが、ギャップを感じた経験あり
ninaruシリーズが「育児の世代間ギャップ」について先輩ママにアンケートを行ったところ(※)、約7割のママが、自分のお母さんとの間にギャップを感じたことがあると回答しました。
次のような声も寄せられましたよ。
白湯をあげればいいのにとしつこく言われたり、抱っこしていると抱き癖がつくと非難されたり…。親世代のやり方と異なることをすると、否定するような言葉をかけられることもある。
虫歯菌がいまいち理解できていないよう。口移しをやめてほしいと言ったら、「昔はそんなこと気にしてなかった」と言われた。昔の話じゃなくて、今の話をしているのに…。
「自分も同じようなことを言われた!」という人もいるのではないでしょうか?
娘夫婦が心配、または孫がかわいいからこその言葉というのは分かっていても、以前の常識でアドバイスをされると、心にモヤモヤが残ってしまいますよね。
30年前と今の育児、どんなことが変わった?
前述のとおり、育児の常識は時代によって移り変わっていくものです。お母さんが育児をしていた30年前と今では、具体的にどのようなことが変わったのでしょうか?
例えば30年前は、赤ちゃんが泣いてすぐ抱っこすると「抱き癖がつく」と言われていましたが、今は赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこするのが主流。抱っこは、親子が信頼関係を気づく上でとても大切なことです。
そして多くのママが悩むのが「虫歯菌」の問題。30年前は、なんと大人が一度口に入れて柔らかくした食べ物を赤ちゃんにあげるのが一般的だったのです。今は、大人から赤ちゃんへの口移しはNGと言われていますよね。
他にも30年前は、帝王切開や無痛分娩は立派なお産じゃない、母親の自覚があれば母乳が出る…といった迷信や、「男性が外で働き、女性は家で家事育児をする」という考え方が当たり前でした。
育児の情報を一緒にアップデートしていこう
このように、育児の常識は変わっていくもの。お母さんのアドバイスが少々的外れでも、悪気があるわけではありません。ただ、最近の育児事情を知らないだけなのです。
もし的はずれなアドバイスに困ったときは、頭ごなしに否定するのではなく、「前はそうだったかもしれないけど、今はこうするのが一般的だからこうしたい」と伝えるといいでしょう。
「医師や助産師から言われた」「母子手帳に書いてある」など、権威がある人からの助言ということを伝えると、納得してもらいやすいかもしれません。
また、祖父母専用のアプリを通して、楽しみながら最近の育児事情を知ってらうのもおすすめです。
祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」
「祖父母ninaru」は、ninarubabyの姉妹アプリです(※)。祖父母に向けて、孫の月齢に合わせたメッセージや記事をお届けします。
メッセージの内容は、子供の月齢に合わせた成長の様子はもちろん、現代の育児に関する常識・トレンド、娘夫婦との付き合い方など様々。「白湯は飲ませなくてもいいんだけどな…」「アポ無し訪問はやめてほしい…」などママが言いづらいことも、祖父母ninaruがかわりに寄り添ってお伝えします。
文字の大きさや使い勝手にもこだわっており、スマートフォンにあまり慣れていない祖父母世代でも安心。ダウンロードや利用は完全に無料です。
この機会にぜひ、お父さん・お母さんにすすめてみてくださいね。
祖父母へのシェアはこちらから!
ダウンロードはこちらから!
お互いに歩み寄り、みんなで子供を見守ろう
モヤモヤすることがあったとしても、育児中の家庭にとって祖父母の存在はとても大きいもの。助けられることも多いかと思います。
お母さんには最近の育児事情をできるだけ知ってもらい、自分は当時の厳しい環境で育ててくれたお母さんに感謝して…お互い歩み寄りながら、みんなで子供を見守っていきたいですね。
アンケート概要
実施期間:2019年12月31日〜2020年1月5日
調査対象:妊娠中〜4歳の子供をもつママ
有効回答数:430件
収集方法:webアンケート