子供の幼稚園入園が決まって、ほっとしているのもつかの間、入園までに準備することがたくさんあり、何から手をつけたらいいのか迷っているママやパパは多いのではないでしょうか。制服やバッグといった指定のアイテムをはじめ、手さげのバッグや体操着袋などは手作りを求められることもあるので、余裕を持って準備を進めたいですよね。今回は、幼稚園の入園グッズのリストや注意点をご紹介します。
幼稚園入園までの流れは？
多くの幼稚園では、4月入園に向けて、前年の9月頃から入園説明会が行われ、10月頃に入園願書が配布されます。願書の受付日や面接の日程は園によって異なりますが、11月上旬に面接や試験が行われる園が多いようです。
その後、面接や試験に合格し入園許可が出たら、入園に向けて下記のような手続きや準備が必要になるのが一般的です。
● 入園料の支払い
● 必要書類の提出
● 入園説明会
● 制服採寸
● 制服や園生活で必要なものを購入・製作
入園までに準備しておくグッズについては、入園説明会や制服採寸のときに説明があるので、必要なものを確認して準備を始めましょう。
幼稚園の入園グッズのリストは？
ここでは、幼稚園入園に向けて必要になることが多いグッズをご紹介します。ただし、園によって必要なものが違うので、幼稚園から配布されたリストもしっかりと確認するようにしてくださいね。
園指定の通園・生活グッズ
□ 制服・制帽
2〜3年間着用するものなので、少し大きめのサイズを購入するといいでしょう。
□ スモック
園によっては冬用と夏用とでわかれていたり、手作りが指定されたりすることもあります。
□ 通園かばん
リュックタイプまたは肩掛けタイプのものが主流です。
□ 連絡ノート
子供の様子や、先生へのお願いごとを記載するノートです。指定がない場合もあります。
□ 出席ノート
□ 名札
園指定の保育グッズ
□ 上履き
大きめのサイズを履かせると転んだりつまずいたりして危険なので、入園時にちょうどいいサイズを選びましょう。
□ 体操着
□ カラー帽子
クラスによって色が決まっていることがあるので確認しましょう。
□ 道具箱
お絵かき用の道具やはさみ、のりを入れます。市販の道具箱を購入する場合は、ロッカーや机のサイズをチェックしておきましょう。
□ はさみ
はさみやこの下ののり、クレパス、お絵かき帳は園が推奨するものを購入する場合がほとんどです。
□ のり
□ クレパス
□ お絵かき帳
手作り・購入が必要なグッズ
□ レッスンバッグ・絵本袋
絵本やお絵かき帳といった園から持ち帰るものを入れます。サイズや形が指定されることもあります。
□ 上履き袋
□ 体操着袋
□ コップ袋
□ 歯ブラシ
歯みがきタイムがある幼稚園では使用します。
□ ひも付きタオル
□ 防災頭巾・防災頭巾カバー
幼稚園の入園グッズは手作りしたほうがいい？
レッスンバッグや上履き入れ、体操着袋といったアイテムは、手作りのものを用意するように推奨する幼稚園も多いようです。特にサイズや布地の素材、装飾について指定がある場合は、しっかり確認しておきましょう。
洋裁が苦手なママや、下の子もいるママ、妊娠中のママは、手作りを推奨されると気が重くなってしまうかもしれませんね。最近では、簡単に手作りできる製作キットや製作代行をするお店があるので、ぜひ活用してみてください。
幼稚園に入ってからも、お遊戯会やクリスマス会で衣装や小物を手作りすることがあります。これを機にミシンを購入したり洋裁を始めたりするのもおすすめですよ。
幼稚園の入園グッズの準備で注意することは？
幼稚園の入園準備は、提出する書類や用意するアイテムがたくさんあるので、一つひとつ確認しながら準備を進めることが大切です。園生活で必要なグッズを作ったり購入したりするときは、色やサイズの指定がないかどうか確認しましょうね。
子供が喜ぶからといって人気キャラクターのグッズばかりで揃えてしまうと、在園途中で子供が飽きてしまうことも。できれば、オーソドックスなものを選んだほうが、飽きがこなくて長く使えますよ。
お弁当を持っていく幼稚園では、入園してしばらくするとお弁当箱やお弁当箱袋、ナプキンといったアイテムも必要になります。入園式の時点では必要ありませんが、すぐに使うようになるので、早めに準備しておきましょう。
幼稚園の入園グッズは早めに準備しよう
幼稚園の入園に向けてママは大忙しですが、必要なアイテムを手作りしたり購入したりするママの姿を見て、子供も幼稚園生活に向けて気持ちの準備ができるはずです。どんなものが必要か、手作りするものは何かを早めに確認して、余裕を持って準備しましょう。
入園準備品をまとめて買い揃えると、家計に負担がかかることもあります。制服は、園主催のバザーで販売されるお下がりを買ったり、近所の卒園児からもらったりするのも一つの方法ですよ。
新たな生活に向けて準備をしながら、入園式までの日を楽しく過ごせるといいですね。
