妊婦がお葬式に参列するときのマナーは?妊娠中でも喪服は必要?

妊娠中にお葬式の連絡があった場合、最後のお別れをしたいと思う気持ちと同時に、時期や体調によっては参列してもいいのか考えてしまうこともありますよね。

今回は、妊婦さんはお葬式に参列してもいいのか、参列するときの服装やマナー、注意点、妊娠中のお葬式にまつわる迷信をご紹介します。

妊娠している時にお葬式に参列していいの?

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妊娠中に親しい人が亡くなった場合、体調がよければ、お葬式に参列することに問題はありません。

昔は、新たに誕生する命を宿している妊婦さんは死とは正反対の存在であるため、参列しないよう戒められていましたが、現在はそういった決まりごとはありません。

次でご紹介する注意点に気をつけながら、体調にあわせて無理のない範囲で参列しましょう。

妊娠しているときにお葬式に参加するときの注意点は?

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妊娠週数や経過によって参列するときに注意する点が異なり、時期や体調によっては参列を見合わせたほうがいいケースもあります。

下記に、妊娠初期・中期・後期別の大まかな経過と、それぞれの時期にお葬式に参列するときの注意点をご説明します。

妊娠初期(妊娠1~15週)

早い人では妊娠5週頃からつわりの症状が出始めます。また、妊娠初期は、流産の確率が高く不安定な時期です。

切迫流産や妊娠悪阻(にんしんおそ)などで安静にするように指示されていなければ、お葬式に参列しても問題ありませんが、心配なときは医師や助産師に相談してください。

つわりがひどい、体調が思わしくないといったときは、無理に参列しないようにしましょう。

妊娠中期(妊娠16~28週)

安定期に入るため、つわりが落ち着き妊娠初期に比べて体調がよくなる人が増えてくる時期です。

体調に問題がなければ、お葬式に参列しても問題ありませんよ。

妊娠後期(妊娠28~40週)

お腹がどんどん大きくなり、動悸や息切れ、腰痛といったマイナートラブルが起きやすい時期です。

医師から安静にするよう指示がなく体調が良ければ、お葬式に参列しても問題ないでしょう。ただし、臨月に入ってから参列するときは、医師や助産師に確認してください。

お腹の張りや痛みなどがあるときや予定日が近いときは、参列することは避けてくださいね。

妊婦がお葬式に参列するときは喪服が必要?

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妊婦さんがお葬式に参列するときの服装は、ブラックフォーマルが基本です。お腹が目立たない時期であれば通常の喪服を着ても構いませんが、少しでもお腹が大きくなってきたらマタニティ用の喪服を準備しましょう。

お葬式では、長時間同じ体勢でいたり、精神的に緊張したりする場面も多く、思っている以上に体に負担がかかります。お腹周りを締め付けない服装を選びましょう。

また、妊娠中という理由で、ブラックフォーマルでなくても、黒や紺色のシックな服装であれば許容されることもあります。ただし、光沢がある生地や装飾があるものは避けましょう。

転倒などの危険を防ぐため、靴はできるだけかかとの低いものを選んでください。ストッキングもマタニティ用を準備しましょう。冬場は冷え対策のために、ストッキングよりタイツがおすすめです。

マタニティ用の喪服は、デパートの喪服コーナーやネットショップで取り扱っています。レンタルを利用する妊婦さんも多くいますよ。

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Aラインワンピースなので、お腹が大きい妊婦さんもゆったり着ることができます。利用日の2日前に届き、着用した翌日に返却手続きをすればいいので、時間にも余裕があって安心ですね。別途料金がかかりますが、オプションで靴やストッキングもレンタルできますよ。

税込価格
4,800円(3Lは+1,000円)
サイズ
M(9号)/L(11号)/LL(13号)/3L(15号)

妊娠中にお葬式に参列するときのマナーや注意点は?

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お葬式の場では、故人の家族や親族の心労は多大なものです。

参列するときは、しっかりと自分の体調を把握し、責任を持てる状態であることが大切です。できれば誰かに付き添ってもらったり、短時間で失礼させてもらったりするほうがいいでしょう。

近い関係者である場合、台所仕事やお茶だしなどを頼まれることもあるかと思いますが、できる範囲内のお手伝いにとどめておいてください。立ち続けている時間が長いとお腹が張りやすくなるので、体調を優先してくださいね。

お葬式が遠方で新幹線や飛行機での移動が必要な場合は、まずかかりつけの産婦人科で相談し、参列するときは葬儀場の近くの病院も調べておいてください。

妊娠中のお葬式にまつわる迷信とは?

鏡 手鏡

「妊婦は火葬場にいってはいけない」「妊娠中に葬式に出るとあざのある子が産まれる」「お骨をひろってはいけない」「小さな鏡をお腹あたりに持つと赤ちゃんを守ってくれる」といった迷信を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

妊娠中のお葬式にまつわる迷信は、死そのものを穢れと考える死生観や、疫病などから妊婦さんを守るために生まれたと言われています。

鏡には強い魔力がある・神様が宿ると信じられていたため、鏡面を外側にしてお腹に入れておけば赤ちゃんを連れて行こうとする霊を跳ね返せると考えられていました。

この風習は今でも残っている地域もあり、お腹に鏡専用のポケットがあるマタニティ喪服もあります。もし「鏡を入れる」という話を家族や親族から聞いたときは、お葬式のときに鏡面を外側にしてポケットに入れておくといいかもしれませんね。

妊婦さんの親族などのなかには、妊娠や出産にまつわる迷信から心配に思う人もいるかもしれません。お葬式に参列する際には、挨拶と一緒に一言断りを入れておくと安心できますよ。

妊娠中にお葬式に参列するときは体調を優先しよう

妊娠中にお葬式に参列するときに一番大切なのは、無理をしないことです。お葬式当日の状況やスケジュールは、地域や宗派、季節によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

参列できない場合は、参列する人にご家族への伝言をお願いしたり、落ち着いてからお供えやお花を持って挨拶に伺えるといいですね。

お腹の中の赤ちゃんとママの体調を優先したうえで、納得のいくかたちで亡くなった方へ最後の挨拶ができるといいですね。

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