
登場人物

娘:現在2歳。石橋を叩いて叩き割るほど慎重派。 家ではヤンチャだけど、外では母の足元にくっついて様子をうかがうタイプ。
私(もちこ):30↑主婦。時短勤務。ツイッターの人格がメインになりつつあるゲーム・マンガオタク。 最近、目の下のクマが悩み。
パパ:絵柄が安定しなくてあまりマンガに出なかったからか、今回編集の方から自己紹介の要望がなかったけど、こうやってマンガを描いていられるのはパパのおかげ。
第10話







今はもう落ち着きましたが、一時的に「自分でやりたい」けど「ママにやってほしい」という物理的に不可能な要望をする時期がありました。
今このときのことを思い出すと「自分でジュースを開けたいけど、甘えたいからママに開けてほしい」という2つの気持ちが混ざって、複雑な感情になっていたのかなと思います。
もちろん2歳の娘がこの複雑な感情を言葉にできるわけもなく、怒りが爆発してしまったようでした(相反する感情が混じっているときは、大人でも言葉にするのが難しいですよね)。
あともしかしたら、ちょうどこの日は私もイライラしていたので、それが娘にも伝わっていたのかもしれません。
売り言葉に買い言葉で、娘とケンカしてしまいました…。
私も勢い余って別室へ…。
頭がパンクして真っ白な状態になってしまい、仲直りについて考えもおよばずメソメソしていたところに、なんと、娘がメガネを持って仲直りしに来てくれました。
本来ならこちらから仲直りを持ちかけなきゃいけないのに、申し訳ないことをしてしまったな…と反省しました。
ですが、こうやって友達のように仲直りしようとしてくれたことが嬉しかったし、こちらが上手く対応できなかったときも、娘は自分で気持ちを立て直せるんだな、と頼もしく感じた出来事でした。
次回は10月1日(火)配信予定です。お楽しみに!
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もちこ
作者