簡単にできる新聞紙遊びのアイデア3選!1・2・3・4・5歳が喜ぶ遊び方

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 手作り へび

新聞紙は手軽に用意できる遊びツールの1つです。シンプルな素材ですが、年齢に合ったさまざまな遊びを楽しめるので、保育園や幼稚園でも重宝されていますよ。

今回は、1~2歳、3~4歳、5~6歳に分けて、それぞれの年齢におすすめの新聞紙を使った遊びをご紹介します。

1. へびさん(1~2歳児向け)

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞へびさん

1~2歳児は月齢や成長スピード、何に興味を持っているかによって、できることに違いがあります。1歳になってすぐの頃は、新聞紙をちぎったり丸めてポイっと投げたりするくらいですが、月齢が進むにつれて徐々に複雑な遊びができるようになることが多いです。

ここでは1~2歳児向けに、新聞で作る「へびさん」をご紹介します。

必要なもの

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞へびさん 材料

用意するもの

●新聞紙 1/4枚×団子の数
●たこ糸(ビニールひも)1m
●画用紙(へびの顔用)
●ペン
●マスキングテープ

必要な道具

●はさみ ●セロハンテープ

作り方

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞へびさん 作り方

1

1/4の大きさに切った新聞紙の上にたこ糸を乗せる

2

たこ糸の上で新聞紙をきつく丸める。マスキングテープを1周巻きつけ、丸めた新聞紙を固定する

3

2を繰り返し、団子状につなげる

4

色画用紙で蛇の顔、ビニールテープで舌を作り、3の端の新聞紙にテープでつける

アレンジ方法

へびさんは、頭かお尻側のひもを20cmほど出しておけば、引っ張って遊ぶプルトイにもなります。

新聞紙を1/4程度の大きさにちぎったり、ぐしゃぐしゃと丸めたりする行程なら、小さい子も一緒に楽しめそうですね。手先が器用になってきたら、好きなマスキングテープで固定する部分を子どもにやってもらうのも◎。

丸める新聞紙の数を減らすと、だんご虫さんにも変身できますよ。

2. 剣(3~4歳児向け)

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞紙の剣

個人差はありますが、3~4歳になると周囲の人の存在を意識し始め、イメージする力もアップするため、ごっこ遊びが上手になります。戦隊シリーズに憧れる子も多いのではないでしょうか。

次は、チャンバラごっこ遊びにも使える、新聞紙の剣の作り方をご紹介します。

必要なもの

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞紙の剣 材料

用意するもの

●新聞紙 5枚
●厚紙
●折り紙
●ビニールテープ・マスキングテープなど

必要な道具

●はさみ ●カッター ●セロハンテープ

作り方

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞紙の剣 作り方
1

新聞紙を5枚重ねて端からぎゅっときつく巻いてテープで留める
→剣本体になる

2

厚紙を好きな形(丸や5角形等)に切り、剣が通るくらいの穴をあける。さらに折り紙やマスキングテープで飾りつける
→剣のつばになる

1

新聞紙を5枚重ねて端からぎゅっときつく巻いてテープで留める
→剣本体になる

2

厚紙を好きな形(丸や5角形等)に切り、剣が通るくらいの穴をあける。さらに折り紙やマスキングテープで飾りつける
→剣のつばになる

ポイント

円を切る場合は、セロハンテープや茶筒など身のまわりにある円型のものを使って型を取る

3

2のつばに1の剣本体を通す

4

持ち手部分にビニールテープを巻きつける

ポイント

巻き終わりは、つばが取れないよう多めに巻きつける

アレンジ方法

今回は持ち手にだけカラービニールテープを巻きましたが、剣全体にテープを巻いて色違いの剣を作って「赤い火の剣」「水色の水の剣」という設定にしてもおもしろいですよ。

作るときの注意点

剣部分は、新聞紙の枚数が多くなるほど硬くなります。年齢に合わせて枚数を調節してくださいね。

力加減が把握できていないとケガをするので、最初は枚数を少なくしてやわらかく、徐々に枚数を増やしていくと良いでしょう。

剣で遊ぶときは、周囲に注意して危険なものがないか確認してください。また「攻撃するのは足か手だけ」など、ルールを決めておくことも大切です。

3. じゃんけんゲーム(5~6歳児向け)

新聞紙 遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞じゃんけん

5~6歳になると、ルールを決めて遊ぶことができるようになってきます。

ここではシンプルでとても盛り上がる、新聞紙じゃんけんゲームをご紹介します。

必要なもの

用意するもの

●新聞紙(1人1枚)
※道具は必要ありません

遊び方

新聞紙遊び 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 新聞じゃんけん 遊び方

1

新聞紙を1枚ずつ用意し、それぞれが新聞紙の上に立ってじゃんけんする

2

負けたほうが、新聞紙を半分に折ってその上に立つ

3

じゃんけんごとに、お互い新聞紙の上に立ったら3秒数える

4

1~3を繰り返し、片足でも新聞紙から落ちたら負け

アレンジ方法

新聞紙を島に見立てて、バランスを崩すと海に落ちるという設定にする、片足立ちになってしまったとき、もう一方の足は上げておくのか自分の足の上に置いていいのかルールを決めておくなど、話し合ってアレンジすると楽しいですよ。

ルールを決めることで、考える力ややりとげる楽しさを覚えることができます。

屋外でも新聞紙さえあれば遊べるので、バーベキューやピクニックのときなどに大人も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

新聞紙遊びは片付けにも一工夫を!

新聞紙を切ったり、破いたりすると、不要な部分も出てきますよね。

そんなときは、ビニール袋を2重に重ねて、不要な新聞紙をどんどん入れていきましょう。新聞紙集めやぐしゃぐしゃにする部分は、子どもに手伝ってもらうのがおすすめ。

ビニール袋にたくさん詰め込んで、入れ口を閉じれば、新聞紙ボールの完成!

コロコロ転がしたり、ポーンと投げたりして遊べます。「不用品でもおもちゃになる」という発想を伝えるのにぴったりですよ。

新聞紙遊びは手軽に楽しめる!

新聞紙は、さまざまな遊びを展開することができる優れものです。丸めて遊ぶ、丸めて本物に似せて形を作る、バランス感覚やルールを学ぶ、といったように年齢や成長に合わせた新聞紙遊びをご紹介しました。

今回ご紹介した遊び以外にも「新聞紙をちぎる」「ちぎった新聞紙を集めてかたまりを作る」など、それだけでも立派な遊びです。ママやパパも童心に返って、子どもと一緒に新聞紙遊びを楽しんでみましょう。

以下では、同じく新聞紙を使った簡単な工作をご紹介しています。親子で手作りする時間を楽しんでみてくださいね。

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