このお話に登場する人と猫
自己紹介とごあいさつ
スイスのド田舎で、牛や羊と山に囲まれて暮らしています。家族構成はスイス人の夫、イチ(息子)、ポーちゃん。
スイスでの育児にまつわる、びっくりしたこととか感じたことを描かせていただきます。
《最終回》何はともあれ親心
自分の育児方法を強引に勧めてくるママ友と、ピリっとしたお話です。
スイスでは「Cry it out」というメソッドが一般的で、添い寝はしません。赤ちゃんが泣いていても飛んで行ったりせず、一人で眠れるトレーニングをする人がたくさんいます。
私も、「最初はお互いつらいけれど、乗り越えれば子どもの為になるのよ!」とよく勧められました。でも、大人の私でさえ泣きながら寝入るのはつらいんだから、「赤子にそんなことはできなーい!」
子どもが小さい頃は、異なる育児法を勧められたり、否定されたり。自分の育児の仕方が不安になる日々を送っていました。
でも、子ども達もスクスク育ってくれ、今では「育児なんて十人十色」「いいも悪いも、私の気持ち次第」と思えるようになってきました。
ママが我が子の幸せを願って育児していれば、それはきっと、子ども達にもいつか伝わる。そう思ってます。
今回が最終話です。
ピリッと度が高く、のほほん度が低い連載になってしまいましたが(笑)、みなさん本当にどうもありがとうございました!
◆「スイス・アルプスの麓でのほほん育児」の記事一覧
ケイコモエナ
著者
日本生まれイギリス育ちスイス暮らし中ですが、心も体もコテコテの関西人です。ニューヨークのメディアを中心に、イラストレーターとして活動しています。
日々の面白かった事や心のつぶやきを子供たちのために残したくて、マンガをはじめました。Instagram(@keikomoena)で、スイスの山奥での生活について綴っています。