プールや海水浴のとき、着替えや素早く体を拭くためにあると便利なラップタオル。夏前になると店頭に出始めますが、種類が少なくてお気に入りが見つかりにくいことがあるかもしれません。
そこで今回は、お気に入りのバスタオルで簡単に作れる、ラップタオルの作り方を紹介します。
ラップタオル作りに必要な材料は?
(約)縦57×横120cm
● バスタオル 60×120cm 1枚
(子どもの身長に合わせたサイズのバスタオルを選びましょう)
● 平ゴム(2cm幅) 67cm
● スナップボタン(直径14mm) 4組
●ミシン ●ミシン糸・ミシン針 ●マチ針
●定規 ●糸切りばさみ ●ひも通し
使用するミシン針
今回は程よい厚みのバスタオルを用意し、11番のミシン針を使いました。しっかりとした厚みのバスタオルを用意する場合は、11番では針が進まないこともあるため、14番の針を使うことをおすすめします。
ラップタオルの作り方
さあ、作りましょう!
ゴムをつける
バスタオルの上端を3cm折りマチ針でとめる
1の端をミシンで縫ってゴムを通す部分を作る
ひも通しでゴムを通す
一方のゴムをバスタオルから約6cm出す。2.5cmのループを作ってゴムを通した部分に1cm入れこみ、マチ針でとめる
もう一方の端は、ゴムを通す部分の入り口ギリギリまで通してマチ針でとめる
このとき、首・胸・ウエストとそれぞれ巻いてみて、子どもの体に合うサイズにゴムの長さを調節しましょう
ゴムを通した部分の両端の口を、四角形にゴムを縫いとめる
スナップボタンをつける
タオルの耳(端)部分に13cm間隔でスナップボタンを縫いつける
※スナップボタンをつける位置の間隔と個数は好みで調整してください
生地が上になる方に凹(ぼこ)、下側に凸(でこ)になるように気をつけましょう
スナップボタンの正しいつけ方は?
スナップボタンは凸(でこ)と凹(ぼこ)で1組。どちらを縫いつけたら良いのか、迷ってしまうことはありませんか?
体に当たっても痛くないよう、底面が水平な凸(でこ)を体側に、凹(ぼこ)は上からかぶせる側に取りつけるのが一般的です
ここからは、スナップボタンがきれいに固定されて、ぐらつかないつけ方を説明します。
タオルをすくって、下からスナップボタンの穴に針を通す
できた糸のわっかに下側から針をくぐらせる
糸を引っ張って、スナップボタンをしっかり固定する
※一穴につき3~4針縫う
1穴縫い終わったら、タオルをすくって隣の穴の下側から針を出す
1~4を繰り返して1周縫って、スナップボタンを取りつける
今回使ったスナップボタンは真ちゅう製ですが、色の種類の多いプラスチック製もあるので、タオルの色にあわせて使い分けるのもおすすめです。
ラップタオルを作るときの注意点は?
タオルの厚み
ラップタオルを作る際は、タオルの厚さに気をつけましょう。厚すぎるとゴムを通す部分を作るときタオルが重なるため厚みが増し、縫いにくくなります。
タオルのサイズ
できあがりサイズについては、女の子の場合は胸から下を隠せるように、胸から膝までカバーできる長さのバスタオルを選ぶことをおすすめします。男の子の場合は、おへそから膝までカバーできる長さを選ぶといいでしょう。
身長120cm程度の女の子なら60~80cm、男の子なら60cm程度が目安です。長すぎてつまずかないように、逆に短すぎないように、子どもの身長に対して適切な長さのラップタオルを作りましょう。
以下では人気のラップタオルをご紹介しています。選び方や身長別のおすすめサイズもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ラップタオル作りにおすすめのタオル
ラップタオルを手作りするのにおすすめなのは、吸水性の良い綿100%のバスタオルです。特徴のある柄や模様を選ぶと、自分のものだと認識しやすくて◎。もちろん、子どもの大好きなキャラクターのバスタオルもいいですね。
縫いやすく乾きやすい薄手のタオルでもいいですが、着替えのときに透けることもあるため、全体に柄が入っているものやカラータオルを選びましょう。
fufu mono form バスタオル ドット柄
裏と表で表情を変える、リバーシブル仕様がかわいいバスタオル。口コミでも使い勝手の良さやデザインが好評です。カラフルなドット柄はラップタオルにぴったりですよ。
- 税込価格
- 1,860円(60×120cm)
ラップタオルを楽しく作ろう!
ラップタオルは使ってみるととても便利で、プールや海水浴だけではなく日常のお風呂上がりにも重宝します。また子ども用だけではなく、ちょっとひと工夫して大人が使えるワンピース型や大きめサイズを作るのもおすすめです。
今回ご紹介したように、布を裁断することもなく材料も少ないので作り方はとても簡単です。子どもとバスタオルを選んで、サイズを相談しながら手作りを楽しんでみてくださいね。
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