乗り物の絵本のなかでも、電車が出てくる絵本は特に人気。電車に乗って旅をするストーリーや、普段乗っている電車とそっくりの車両が描かれた絵本は、電車好きの子供はもちろん、そうでなくても楽しく読むことができますよ。
今回は、口コミで人気の電車が出てくる絵本を15冊ご紹介します。
電車が出てくる絵本の選び方
電車が出てくる絵本を初めて読み聞かせるときは、電車をシンプルに描いた絵本を選ぶと、文章が耳に入りやすく想像力を高める効果もあるのでおすすめです。
本物の電車が描かれている絵本は、読んだ後に実際に乗る楽しみがあったり、電車に関係するさまざまな知識を身につけることができたりするので、電車に興味を持ち始めた子供にぴったり。
子供の年齢や好みに合わせて、お気に入りの絵本を選んでみてくださいね。
電車の絵本は赤ちゃんでも楽しめる!
1. でんしゃがいっぱい!
きいろいでんしゃが「かたんことん」と走ります。強そうなくろでんしゃや、雲の上を行く高いビルでんしゃなど、いろいろな電車が登場する絵本です。見たことも聞いたこともない、珍しい電車に出会えますよ。
「電車はどこに行くのかなぁ?」。そんな問いかけをしながら、楽しくページをめくることができる1冊です。「カラフルな色使いと躍動感あるイラストが愛らしい」と、口コミでも人気がありますよ。
- 税込価格
- 1,045円
- 作/絵
- そく ちょるうぉん
- おすすめ年齢
- 0歳~
2. コトコトでんしゃ
やわらかい絵のタッチと優しい色合いで人気の『コトコトでんしゃ』。赤ちゃんの耳に馴染みやすい「コト コト コトン」「ゴト ゴト ゴトン」というシンプルな擬音語が繰り返し出てきます。
シンプルなストーリーでわかりやすく、乗り物が好きな赤ちゃんや、動物や風景など、周りのものに興味が出てきた赤ちゃんにおすすめですよ。口コミでは「リズミカルな言葉や登場する動物がかわいく、親の私もお気に入り」と、好評です。
- 税込価格
- 880円
- 作/絵
- とよた かずひこ
- おすすめ年齢
- 0歳~
3. てっきょうてっちゃん でんしゃなにかな?
いろいろな電車と友達の鉄橋「てっちゃん」目線で描かれた、珍しい電車の絵本です。見開きでちょこっと顔をのぞかせている電車が、次のページに行くとビューンと姿を現します。「次はどんな電車がくると思う?」と、子供とコミュニケーションをとりながら読み聞かせができますよ。
「ぽっぽー」や「ごとんごとん」など、擬音語もたっぷり。抑揚をつけて読むと、言葉がわからない赤ちゃんでも飽きずに聞いてくれそうです。
- 税込価格
- 880円
- 作/絵
- やまもと しょうぞう/いちはら じゅん
- おすすめ年齢
- 0歳~
4. でんしゃ
「バートンののりものえほん」シリーズのなかで特に人気の『でんしゃ』。シンプルでわかりやすい絵と簡潔な文は小さな子供でも理解しやすく、成長するにつれて自分の想像を膨らませながら読むことができます。
物語は線路の絵から始まり、電車に乗り込んで出発。鉄橋やトンネル、踏切など、電車にまつわるものが次々と登場するので、電車好きの子供はきっと大満足するはずですよ。
- 税込価格
- 836円
- 作/絵
- バイロン・バートン
- 翻訳
- こじま まもる
- おすすめ年齢
- 1歳頃~
5. れんけつガッチャン
おさるの電車が走っていくと、見えてきたのはダチョウの特急。電車と特急が連結してガッチャン!電車を引っ張ってビュンビュン走っていくと、今度はチーターの新幹線とガッチャン!地上を走り続けるのかと思いきや、今度は地下へ。一体どこに着くのでしょうか…。
ガッチャンという繰り返し言葉のリズム、あっと驚く場面展開、愛らしいキャラクターなど、子供が引き込まれる要素が盛り沢山。読み終わった後は、おもちゃの電車で連結遊びが始まりそうです。
- 税込価格
- 1,100円
- 作/絵
- こぐれ けいすけ
- おすすめ年齢
- 0歳~
電車の絵本!2~3歳頃におすすめ
6. しゅっぱつしんこう!
乗りもの絵本作家として有名な山本忠敬さんの『しゅっぱつしんこう!』。主人公のみよちゃんが、駅から特急列車に乗り、急行列車、普通列車と乗りかえながら、山奥にあるおじいちゃんとおばあちゃんの家に行くというストーリーです。
ひと昔前の車両や電気機関車、新幹線などが描かれていて、子供にとっては新鮮に映りそう。細部まで本物そっくりに描きながら、絵画でしか表現できない温かみを感じる電車の絵に、きっと心が温まるはず。「電車に乗るという楽しみを体験できる絵本」と、口コミでも人気ですよ。
- 税込価格
- 990円
- 作/絵
- 山本 忠敬
- おすすめ年齢
- 2歳頃~
7. でんしゃでいこう でんしゃでかえろう 出典: www.hisakata.co.jp
前から読んでも後ろから読んでも楽しめる「でんしゃでいこうでんしゃでかえろう」。山の駅から発車した二両編成の小さな電車は、海の駅へ向かって出発。途中に何ヶ所かトンネルがあり、そのトンネルの入り口部分が穴あきページになっているので、次ページの景色を想像しながら読むことができます。
トンネルの中に入ったシーンでの乗客の様子も見どころ。うみの駅に到着したら、今度は後ろから読んで、山の駅に帰ります。楽しい仕掛けが満載の絵本は、プレゼントにもおすすめです。
- 税込価格
- 1,320円
- 作/絵
- 間瀬 なおかた
- おすすめ年齢
- 2歳頃~
8. でんしゃが きた
電車が走る風景を美しく描いた『でんしゃがきた』。ページをめくるたびに、田んぼを走る電車、鉄橋を渡る電車、通過する特急電車などが続々と登場します。その電車たちは日本全国のさまざまな電車をモデルとしていて、やさしい筆のタッチで本物そっくりに描かれているのも見どころです。
最後のシーンは、東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道北リアス線が、地震の数日後に運転を再開した日。人々にとって電車がどれだけ大切なのかを学ぶことができる1冊ですよ。
- 税込価格
- 1,100円
- 作/絵
- 竹下 文子/ 鈴木 まもる
- おすすめ年齢
- 2歳頃~
9. おとぎれっしゃしゅっぱつしんこう!
おとぎれっしゃが出発!暗いトンネルに入ると、出口からは向こうの世界が少し見えてきます。トンネルを抜けると、日本の昔ばなしの駅や外国のおとぎばなしの駅など、にぎやかな駅が次々に登場。いろいろな物語の登場人物がどこにいるか見つけるのも楽しそうですよ。
口コミでは「トンネルを模したページの穴から、次の世界へ期待感を高める仕掛けがすばらしい」と、絵本の仕掛けでも人気があります。電車に乗って、ファンタジックな物語の旅を味わえる1冊ですよ。
- 税込価格
- 1,430円
- 作/絵
- 間瀬 なおかた
- おすすめ年齢
- 幼児~
10. でんしゃだ、でんしゃ! カンカンカン
『でんしゃだ、でんしゃ!カンカンカン』は、たくさんの電車や乗り物が登場する絵本。ぞうくんがお父さんと自転車でお出かけしながら線路のわきを通ると、いろいろな電車がやってきます。タイトルの「カンカンカン」という言葉からも想像できるとおり、踏切も出てきますよ。
登場する電車は、どれもどこかで見たことがあるような本物そっくりの車両なのに、動物が乗っていたり、ぞうくん親子のほのぼののしたシーンが描かれていたりするので、自然と物語の世界に夢中になっていきますよ。
- 税込価格
- 858円
- 作/絵
- 津田 光郎
- おすすめ年齢
- 幼児~
11. おばけでんしゃ
見たこともないような、ユニークな電車の表紙が目を引く『おばけでんしゃ』。よく見ると、妖怪やおばけが乗りこんでいてびっくり!停車駅は、ようかい駅、くらやみ駅、さむざむ駅など、どれもひやっとする名前ばかりです。
鮮やかな色で描かれた妖怪の絵に、子供も釘付けになりそう。本物そっくりの電車が登場する絵本とは、また違う楽しさを味わえる絵本ですよ。
- 税込価格
- 1,430円
- 作/絵
- 内田 麟太郎/西村 繁男
- おすすめ年齢
- 3歳頃~
12. でんしゃがくるよ!
電車を見たときのわくわくする気持ちを鮮明に描いた『でんしゃがくるよ!』。電車を見るために自転車に乗って橋の上にやってきた親子。電車を待っているときの期待感、電車が通ったときのうれしさ、また次の電車を待ちたいと思う気持ちが伝わってきます。
「電車が好きな子供の心は、世界共通なんだな」と思わせてくれる1冊です。口コミでも「森の静けさ、鳥のさえずり、人の声、そして電車が走り抜ける瞬間の突風が絵本から聞こえてきそう」と、人気ですよ。
- 税込価格
- 1,540円
- 作/絵
- シャーロット・ヴォーク
- 翻訳
- 竹下 文子
- おすすめ年齢
- 3歳頃~
電車の絵本!4歳頃から小学生にはこちら
13. おおきなでんしゃ
お父さんが忘れたお弁当を、届けに出かけることになったルイくん。ホームに入ってきたのは、驚くほど大きなピンク色の電車。乗ってみると、くまのぬいぐるみの車掌さんが社内を案内してくれます。大きな電車の中にはお店や図書館、レストランや家など想像もしていなかった街が広がっていました。
チラシや地図など、さまざまな紙を貼りつけて描いた電車や建物は見応え充分。自由な発想と個性的な色彩の世界に引き込まれますよ。ルイくんと一緒に不思議な電車の旅を楽しんでくださいね。
- 税込価格
- 1,430円
- 作/絵
- 座二郎
- おすすめ年齢
- 小学校低学年~
14. こんとあき
ホームで電車を待つ女の子とぬいぐるみが表紙の『こんとあき』。きつねのぬいぐるみの「こん」と、女の子の「あき」が、おばあちゃんの家へ行くというストーリーを軸に、電車の中で起きる出来事が描かれています。
ひとりで電車に乗ることを不安に感じる「あき」を一生懸命守ろうとする「こん」の姿には、子供だけでなくママも引きつけられるはず。「はじめてのおつかい」でおなじみの林明子さんの絵は、見ているだけで心が和みますよ。
- 税込価格
- 1,430円
- 作/絵
- 林 明子
- おすすめ年齢
- 4歳頃~
15. いちばんでんしゃの しゃしょうさん
こちらは、JR中央線の車掌さんが主役の絵本。車掌の「やまなかさん」が朝3時30分に起きて準備をする様子が、時計の絵とともに分刻みで描かれ、一番電車に乗ってからは朝の乗客の様子や周りの風景が生き生きと伝わってきます。
この絵本の文を書いた竹村さんは、元車掌さん。車掌さんの仕事や電車について、これだけ鮮明に描けるのも納得ですね。口コミでも「息子が本に出てくる専門用語を覚え、電車に乗るのがさらに好きになった」と、人気ですよ。
- 税込価格
- 1,430円
- 作/絵
- たけむら せんじ/おおとも やすお
- おすすめ年齢
- 4歳頃~
電車の絵本で物語の旅に出よう!
カラフルな電車や大きな電車が出てきたり、動物やおとぎ話の主人公が登場したり、絵本は驚きとワクワクが無限大に広がる夢の場所です。「こんな電車に乗ってみたい!」「あんな場所に行ってみたい!」。そんな子供たちの夢に耳を傾けながら、楽しく絵本を広げてくださいね。
下記では、電車好きな子供たちが釘付けになる、電車のおもちゃを紹介しています。絵本と一緒にプレゼントするのもおすすめですよ。
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