子どもが大きくなったり、きょうだいが増えたりしたとき、「子ども部屋が必要かも…」と思う場面に出会いますよね。そんなとき、大きな部屋を複数に分ける「間仕切り」について考えることも。今回は、子ども部屋の間仕切りの方法について、どんなやり方があるのか、費用や手間はどうなのか、をまとめました。
子ども部屋の間仕切りはどんなときに必要になる?
子ども部屋を分ける理由としては、「勉強に集中できるように」「性別の違いなどからプライバシーを守ってあげる」「個別の空間でリラックスできる場所を用意してあげる」などがあります。
ただ、子ども部屋を使うのは、中学〜大学卒業ぐらいまでの10年間が多く、その後どうやって子ども部屋を使うか、間仕切りを外して元に戻すことも含めて、事前に想定しておきましょう。
子ども部屋の間仕切りはどんな種類がある?費用や手間はどれくらい?
それでは具体的に間仕切りの方法をみていきましょう。どの方法にするかは、「遮断性・遮音性」「費用」「解体などの動かしやすさ」をポイントに検討するといいですよ。
1. 家具で間仕切りをつくる
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- 5,480円
子どもが比較的小さい段階で部屋を少し分けたい、というときは、家具で仕切るのがオススメです。例えば、ホームセンターで取り扱われているカラーボックスで間仕切りをつくることも可能です。収納にもなって一石二鳥ですよね。カラーボックスであれば費用もそれほどかからずに設置できます。
ただし、天井までカラーボックスを積み上げるわけにもいかないので、遮断性や遮音性はあまり期待できません。一時的な間仕切りとして、最初に取り入れてみるのはどうでしょうか。ちなみに、費用はやや増えますが、壁の下から上まで隠せる家具も販売されています。どのような壁を作りたいか、に合わせて検討してみましょう。
2. カーテンで間仕切りをつくる
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- 1,980円
「家具をおくと部屋が狭くなるのがネック…」という場合には、カーテンを設置するのも一つの方法です。メリットは、可動式なので行き来がしやすいこと、子どもが独立してからもあまり邪魔にならずにそのままにしておけること、などがあります。様々なデザインのカーテンから、子どもの好みに合わせて選べるのも嬉しいですね。
カーテンを設置するには、カーテンレールを取り付けるほかに、突っ張り棒でカーテンを固定する手軽な方法もあります。デメリットは遮音性が低いこと。また、簡単に開けられるのでプライバシーが守られるか、というとやや弱い間仕切りになります。
3. パーテーションで簡易的な壁をつくる
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- 16,800円
「もう少ししっかりと間仕切りをしたい」という場合は、パーテーションで簡易的な壁を作る方法がおすすめです。部屋の広さや形に合わせて、複数のパーテーションを組み合わせれば、多彩なアレンジが可能です。組み合わせ次第で、理想的なスペースが作れるのが魅力ですよね。
突っ張り棒で固定するタイプ、レールを天井に固定してパネルをはめ込むタイプ、床に置いて使用する衝立タイプなど、様々な種類があります。
4. DIYで簡易的な壁をつくる
DIYとして日曜大工を楽しむ人が増えたこともあり、簡単に自分でつくるための方法がインターネットや書籍にて発信されています。例えば次のような方法があります。
つっぱり棒のようなもので壁をつくる
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- 22,473円
専用の器具を2×4材にはめ込むだけで、縦方向のつっぱり棒のような働きで柱ができてしまうキットが販売されています。これを使って柱を作り、柱と柱の間に有孔ボードをつけてしまえば費用もあまりかからず簡単に壁が完成します。天井や床に傷もつかないので、賃貸住宅にもおすすめです。ただし、遮音性はあまりないのでご注意ください。
吸音パネルも使って壁をつくる
DIY初心者には向きませんが、木材や板、吸音パネルなどを使ってより本格的な壁を作る人も増えてきています。遮断性・遮音性ともに◎。業者に頼むよりも安価に製作が可能です。ただし、図面を引いたり実際の作業を行ったり、かなりの労力を覚悟しておいてください。ママというよりもパパの出番ですね。
5. しっかりした壁を専門業者につくってもらう
最後はやはり専門の業者に頼む、という方法です。間仕切りの材料費や壁紙代、工事費などをあわせて、大きさにもよりますが10〜15万円が目安です。
ただ、自作で壁を設置するよりも、仕上がりもきれいで遮音性・遮断性にすぐれた壁ができますし、作業に自分の時間を取られたくないという人にはおすすめですよ。壁が不要になったときの撤去費用は5〜10万円ほどかかります。
子ども部屋の間仕切りは、理由によって方法の選択を
いくつか子ども部屋の間仕切りをつくる方法を紹介しましたが、子どもが壁を欲しがっている理由に合わせて方法を選択しましょう。
まだ年齢も低く、自分の場所が欲しい、というのであれば家具収納での間仕切りでも十分そうです。DIYをするにも時間や労力がかかるので、状況に合わせて子ども部屋の間仕切りの方法を検討してくださいね。
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