今年の夏、帰省の際にお墓参りを予定している妊婦さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、妊娠中のお墓参りや法事での注意点、お墓参りの基本などをご紹介します。
妊娠中はお墓参りや法事に行っても大丈夫?

「そもそも妊娠中はお墓参りに行ってもいいの?」と気になる人もいるかもしれません。
かつて、妊婦さんは忌み事を避けたほうがいいと考えられていました。
しかし現代においては、考え方や埋葬の仕方も変わっているため、妊娠中にお墓参りをしても問題ありません。
法事への参加も問題ありませんが、妊娠中であることや、体調がすぐれない場合に席を立つことがある旨などは、法事を行う施主に伝えておきましょう。
妊娠中のお墓参りでの注意点は?

妊娠中にお墓参りに行く際は、以下のことに気をつけましょう。
足元に気をつける
妊娠中の転倒には、普段から気をつけている方も多いと思います。
お墓参りでは、特にジャリや土が多い場所や階段を歩くことが予想されるため、スニーカーなど滑りにくく、歩きやすい靴を選びましょう。
動きやすい服装で
お墓参りは、基本的に普段着で行って問題ありません。ワンピースやマタニティボトムスなど、動きやすさを最優先に服装を選びましょう。
体調を最優先に
妊娠中は、安定期であっても油断は禁物です。少しでも体調がすぐれない場合は決して無理をせず、お墓参りをお休みしてください。
万が一のために、行き先のお手洗いや休憩場所を事前に確認しておくのがおすすめです。
水桶などの重いものは、なるべく持たないようにしてくださいね。
お墓参りの基礎知識を知っておこう

お墓参りの基礎知識や持っていく物なども確認しておきましょう。
お墓参りをする時間帯
基本的にはどの時間帯にお墓参りに行っても問題はありません。
ただし、暗くて危ないため、夜は避けたほうがよいでしょう。
持ち物リスト
お墓参りの持ち物や衣類は、以下を参考にしてください。
・お線香(1〜2束)
・ろうそく(1〜2本)
・ライターやマッチ
・供花や供物
・掃除道具(ブラシ、タオル、植木ばさみ、ゴミ袋など)
・帽子、日傘など直射日光を避けるグッズ
・腹巻きやレギンスなどの移動中の冷え対策グッズ
マナー
お墓参りの際に供えるお花は「菊」が一般的です。故人が好きだったお花を選んでも構いませんが、その場合はとげがなく、香りが少ないものを選ぶといいでしょう。
また、霊園ごとに火の管理やペットが入れるかなどルールがあるので、規則に従ってお墓参りをしてくださいね。
妊娠中の帰省は無理なく過ごそう
今年の夏も、多くの人出が予想されます。いつもと違う環境や人混みに行くと気分が悪くなってしまうこともあるため、無理のない範囲で夏の帰省やお出かけを楽しんでくださいね。
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