【本選びに悩む人必見！】児童書のプロが厳選した、新小1に贈りたい本8選

お客さま一人ひとりのご要望をお聞きし、ずっと大切にしたい本との出会いをお手伝いすること、読む方の成長に寄り添う一冊を手渡すことを大事にして本を選んでいます。

キャンプ好きな男の子におすすめの1冊は『エルマーのぼうけん』です。ザックを背負って冒険に出かけるこのお話にきっと夢中になります。

地図を手掛かりに、さまざまな不思議な動物と出会いながら竜を助ける物語。本に地図が載っているのも魅力です。

冒険して全てうまくいくストーリーは、子どもの心も大満足すること間違いなしです。

いろいろなことに興味・関心があるのはとっても素敵なこと。

こちらの本は、「夏休み子ども科学電話相談」で知られている小菅さんが文、旭山動物園の元飼育係あべ弘士さんが絵を担当。

このお二人が、子どもたちの動物の疑問に科学的に、わかりやすく答えてくれます。知っている動物の意外な部分がわかり、お子さんも生命の不思議を感じることでしょう。

自分の背丈と同じくらい大きなカブト虫と大の仲良しになるお話は、虫好きな子にとって夢のようなお話。カブトと主人公サトシの、お互いを思いやる気持ちにほれぼれとします。

本は、子どもが「自分で読みたい」と言うまで読んであげてください。まだまだ絵本にも出会ってほしい年齢です。「本は楽しい！」とわかれば、本好きでいてくれますよ。

けん玉が得意なけいくんが、一緒にけん玉をする仲間を探しに出かけます。

不思議なけん玉を持つ、きつね、たぬき、魔女、天狗と次々に出会い、けんだま勝負！風変わりなけん玉勝負はどうなったかな？

けん玉の部位名や技の紹介もあり、けん玉初心者も楽しめます。文量もちょうどよく、絵本から読み物への架け橋になる一冊です。

しっかり者の女の子が、動物たちと言葉で勝負します。なぞなぞライオン、ヘビははやくち、しりとりなサイの３つのお話が入っていて、ことば遊びがいっぱい。

どのお話もインチキ満載で、読んでいると笑っちゃうこと間違いなし！

ついつい真剣に悩んだり、早口言葉にチャレンジしたりと、ぜひ家族みんなで楽しんでもらいたい一冊です。

主人公のマリーは、部屋の壁の向こうに住むネズミとないしょのお友だちになります。マリーのお部屋も素敵だけど、そっくりのネズミのお部屋のインテリアは何でできているのかしら？

とても素敵な絵で、描き込みが細やか。絵を読むことのできるタイプの絵本なので、ぜひじっくり楽しんでほしいです。

なかよし3人が、海辺でのんびりと自分で作ったお話を即興で語り始めます。3人のお話は、同じ登場人物が出てきて、違うお話に繋がっていき、最後はドッキリの展開に！

お話を作る楽しさ、語る楽しさに出会い、空想の翼がもっと広がることでしょう。おしゃべり好きな子にオススメです。

くまの子ウーフは、遊ぶこと、食べることの大好きなくま。何気ない日常の中に不思議を見つけるのが得意なウーフには、哲学者のようなところも。

「たまごはなにでできてるの？」から始まり、「ウーフはなにでできてるの？」の疑問に発展していきます。

ウーフと家族・仲良しの友だちとのやり取りが楽しく、いつかは出会ってほしい本の一冊です。

子どもに本を贈ることは、親子で一緒に楽しむ時間を持てること。絵本を読んであげる幸せ、読んでもらう幸せがあり、子どもにとって自分が大事にされていることを実感できる大切な時間になりますよ。