席替えといえば小学生生活のちょっとしたイベント。次はだれが隣になるのか、前の方なのか後ろの方なのか、窓際なのか廊下側なのか…と、ワクワクとドキドキが入り混じった思い出を持つママ・パパは多いのではないでしょうか。
しかし席順は小学校生活に案外大きな影響を及ぼしうるもの。授業に身が入らない原因は、もしかすると席順に原因があるかもしれません。
今回は、親が小学校の席替えで相談することは「アリ」なのか、相談するときに押さえるべきポイントについてご紹介します。
席替え希望を先生に伝えるべき2つのケース
「友達の〇〇さんの隣がいい」といった感情的なリクエストではなく、「本当に困っているから」であれば、席替えを先生に相談するのは構いません。
もちろん、全員の希望をかなえられるわけではありませんが、内容によっては考慮してくれます。具体的には、以下の場合は席替えに考慮してくれる場合が多いようです。
黒板が見えにくい場合
このようなケースを放置すると学習に支障が出てしまうので、遠慮なく先生に相談しましょう。
授業に集中しにくい場合
このように周囲の環境要因で学習に支障が出る場合も、先生に席替えを相談してみるといいでしょう。
席替えが行われなくても、その席の周辺を注意して見てくれるようになるかもしれません。
席替えを希望する際の先生への伝え方は?
席替えについて、先生に相談するときや希望を伝えるときは、連絡帳で行うといいでしょう。
直接話したい場合も、いきなり電話するのではなく、まずは連絡帳でお互いの予定調整が行うのがおすすめです。その際は、話したい内容とアポイントメントの依頼を伝えます。
先生に席替えの希望について、連絡帳で伝える場合の文例は以下のとおりです。
現在の席について直接電話でお話がしたいのですがご都合はいかがでしょうか。◯月◯日(水)〜◯日(金)の15:00〜17:00の間は電話に出られますので、お電話いただけると幸いです。
本当に困っているときは席替え希望を
今の自分の席について困ったことがあっても、子どもは自分から話をしてくれないこともあります。
そんなときは、たまに「今どの場所に座ってるの?困っていることはない?」と質問してみてください。もし、困った様子であれば、あまり悩まず先生に相談しましょう。
席替えの希望については、授業・学習面に支障が出てしまうものについては、考慮してもらいやすく、希望も通る場合が多くあります。
逆に「仲が良い子と近づきたい」や「後ろの席が好み」などの、好き嫌いによる希望は通りません。子どもから要求をヒアリングした上で、「これは先生に伝えるべき」と判断したときは席替えの希望を伝えてくださいね。