小学生になると、保育園・幼稚園のときと比べて先生と関わる頻度が減ります。そのため、先生に聞きたいことがあってもいつどのタイミングで聞けばいいかわからなくなってしまうことも。
今回は、小学校の先生との連絡は、いつどんな手段で取るのがいいかについてご紹介します。
小学校の先生に親から連絡していいの?
子どもが小学生になると、先生と直接顔を合わせる機会が一気に減るため、相手の状況がわからず「こんなことを連絡してもいいんだろうか」と迷うこともあるかもしれません。
しかしまだ小学生は自分で自分のことをすべてできるわけでもないし、自分で100%伝えることもできません。親が「先生に聞く/伝えるべき」と思ったことは、適切なタイミングでしっかり連絡する必要があります。
1年生は、小学校生活に慣れるまでなかなか落ち着かない状態が続くことも。子どもの様子で気になることがあれば、先生に共有しておくと安心です。
例えば、自宅での子どもの行動や態度で気になることが、先生が気になる点と同じ場合もあります。そんなときは、親から連絡を受けることで課題解決に向けて家庭と学校で建設的に話ができるので、遠慮せずに先生に相談しましょう。
小学校の先生への連絡手段は?
保育園・幼稚園のときには、子どもの様子を日記に近い形で連絡帳に書いて報告していた人も多かったと思います。
しかし、小学校では伝える必要があれば連絡するスタイルが一般的。手段は主に連絡帳と電話です。
連絡帳がいいか、電話がいいかは、連絡したい内容の緊急度や重要度によって違います。このあと、連絡帳が適している内容と電話が適している内容をご紹介します。
先生に連絡帳で連絡したほうがいい内容は?
連絡帳では、電話するほど急ぎではない内容について行うのがおすすめです。
連絡帳で先生に伝える際のポイント
学校によっては朝、連絡帳を全員提出することもありますが、必要な時のみ提出の場合、子どもが提出しないと見てもらえなくなります。
連絡帳提出を忘れさせないためには、子どもが提出を忘れないよう声をかけることが大切です。
ただし声がけしただけではすぐに忘れられてしまうことも。「うちの子、ホント忘れっぽい!」という場合は、連絡帳を見れば子どもが思い出すように工夫するのも一つの手。
~子どもが連絡帳の提出を忘れないための工夫の一例~
その子にあった工夫を施してみてくださいね。
先生に電話で連絡するといい内容は?
緊急度も重要度も高く、先生・学校になるべく早く伝えたいことは、電話で連絡しましょう。
先生に電話する際は何時頃がいい?
電話で連絡する場合は先生の都合が気になりますよね。
電話のタイミングは緊急度に応じて、基本的には以下のようにするといいでしょう。
緊急に連絡したいとき
突発的に発生した事故や病気、トラブルなどの場合は、すぐに電話しましょう。担任の先生が電話に出られなくても、代わりの先生が要件を聞いてくれたり、あとでかけ直してくれる可能性が高いです。
その日中には連絡したいとき
授業が終わったあとから午後5時頃までが一般的には先生も電話を取ってくれやすいです。
ただし学校によっては電話受付時間が決まっている場合もあるので、時間は事前に確認しておくと安心です。
急ぎではないが電話で話したいとき
「急ぎではないものの電話で話したい」という場合は、連絡帳に話したい内容を簡潔にまとめ、都合のいい時間を尋ねるか、先生からかけてほしい場合は、候補日時を記入しましょう。
連絡帳で事前に伝えると、先生側も話す内容について考えたり、子どもの様子を見守ってから電話で伝えられたりするなど、円滑に会話できますよ。
困ったときは遠慮なく先生に連絡を!
先生へ、伝えたいことを適切な方法で連絡すれば、お互いに状況を把握しやすくいもの。先生とスムーズにやりとりして、子どもの成長をサポートする家と学校で課題解決のために、スピーディーに動けるといいですね。