毎週末、小学校から持ち帰ってくる上履き。「毎週洗濯して乾かしての繰り返しがストレス!」というママ・パパは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、手間と時間をかけずに洗う方法や、手洗いから解放される便利なグッズを紹介します。
上履きは毎週洗ったほうがいい?楽な洗い方は?
上履きには教室、体育館や廊下の汚れ、図工の絵の具、給食の汁物など、いろいろな種類の汚れがついています。
「毎週は洗わなくてもいいのでは?」と考えるパパ・ママは多いかもしれませんが、これらの汚れは、時間が経つと落ちにくくなるものばかりです。衛生的な観点からも、可能であれば定期的に洗って清潔な状態にしてあげたいですね。
ただ、毎週のことだからこそ、道具は少なくササッと洗いたいと思うもの。以下では、つけ置きなどの手間をかけない洗い方を紹介します。
今回紹介する方法は、新品同様に真っ白にするものではありません。上履きについた1週間の汚れや汗を洗い流す、「上履きの入浴」という感覚で行います。上履き洗いは、あまりがんばりすぎないことが大切ですよ。
準備するもの
今回は、泥汚れや黒ずみなどのガンコな汚れに強く、除菌・消臭効果もある「ウタマロ石けん」を使いました。ドラッグストアなどで入手もしやすい点も魅力です。
ウタマロ石けん以外なら、泥や油などのガンコな汚れに強いタイプの固形石けんがおすすめ。液体の洗濯洗剤を使うと、すすぎに時間がかかってしまう場合がありますよ。
ブラシはシューズ専用のものでも構いませんが、小学校低学年くらいの小さなサイズの上履きを内側のつま先まで洗うには歯ブラシが便利です。
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上履きの洗い方手順
上履き洗いは入浴時がおすすめです。石けんを塗ったあと、置いている間に髪や体を洗えますし、ブラシで洗っているときに汚れた泡が飛び散っても流すだけなので気楽です。
1. 上履きをお湯で濡らす(ぬるま湯でもOK)
2. 上履き全体にウタマロ石けんを塗り、少し置いて石けんを浸透させる
3. ブラシで洗い、にごりがなくなるまでゆすぐ
上履きの脱水手順
タオルでくるむことで、脱水中に上履きから出た水分を素早く吸い取ってくれます。乾燥時間を時短できるので、ぜひ試してみてください!
1. 洗い終わった上履きをバスタオルでしっかりくるむ
上履きを丸々くるめるようバスタオルなど大きめのタオルがおすすめです。履き口が表に出るように上履きの裏側を合わせるのがポイント。
上履きがバラバラにならないよう、巻き包むイメージでバスタオルでしっかりくるみましょう。
2. 洗濯ネットに入れ、ドライかソフトモードで3分ほど脱水する
洗濯ネットはバスタオルでくるんだ上履きを入れて、あまり遊びがないサイズのものを選びます。大きすぎるとバスタオルが取れてしまい、脱水力が落ちてしまう上に、上履きがこすれて傷む恐れもあります。
洗い上がりの結果を見てみましょう。
【洗濯前】白さが思い出せないグレーの上履き。
【洗濯後】新品時のように真っ白!とまでは言わないまでも、全体的にさっぱり汚れが落ちて白さ復活!
上履き洗いの手間を省く神アイテムの実力は?
今ご説明したやり方でも「面倒すぎる!」と感じる方のために、ネットで「便利!」と話題になったグッズも試してみました。
使うのは、上履き専用の洗濯ネット「そうじの神様 シューズ丸洗いブラッシングネット」。
上履きをネットに入れて洗濯機で洗うだけなので、使い方はとても簡単です。
ネットの内側についている特殊なブラシが、洗濯中に上履きに触れることで汚れをかき落とします。
ネットにはクッション性があるので、脱水もでき、脱水後はネットから出さずそのまま干せるという楽ちん仕様!
こんなに手間がかからないのに汚れが劇的に落ちたらどうしよう…!さて、結果はどうでしょうか。
【洗濯前】全体的に黒ずみが気になります。
【洗濯後】汚れがさっぱり取れた印象です。靴の内側まできれいになるか不安でしたが、ワントーン明るくなっていました。
さすがに手洗いほど汚れが落ちるわけではありませんでしたが、それでも見た目に効果十分!
しっかり洗いができる手洗いを月1回、毎週の洗濯はネットでと使い分けをしてもいいですね。
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子どもと一緒に上履きを洗ってみよう
今回紹介した洗い方は、道具が石けんと歯ブラシの2つで手間もそれほどかからないので、お風呂の時間に子どもと一緒に洗ってみてもいいですね。
自分が使うものを自分で洗えるようになると、ものを大切にする気持ちが強くなるかもしれません。
きれいに洗った上履きがあれば、1週間の小学校生活を気持ちよく始められます。
時間や手間をかけなくても汚れはある程度落ちるので、「真っ白にならなくてもいいからそこそこキレイにしとこう」くらいの感覚で、上履き洗いを気楽にとらえてくださいね!