お食い初めは鯛で!飾り方や大きさは?鯛めしでもいいの?

生後100日頃に、赤ちゃんのすこやかな成長を願って行う「お食い初め」。お食い初めに用意する祝い膳には、鯛が欠かせません。でも、どこで購入して、どのように調理をしたらいいのか迷っているママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、お食い初めの祝い膳に鯛を用意する意味、お祝いにちょうどいい大きさ、飾り方、鯛めしでも代用できるのかなどについてご説明します。

そもそもお食い初めとは?

疑問 日本人 ?

お食い初めとは、生後100日頃に行うお祝い事で、「一生食べ物に困らずに生活できますように」という願いを込めて、赤ちゃんに食べ物を食べさせるまねをする儀式です。

平安時代から行われていたといわれていて、元々は、生後50日にお餅を食べさせていたものが、江戸時代になってから現在の形になったとされています。

お食い初めでは、「祝い膳(いわいぜん)」を用意します。献立には地域差がありますが、下記が一般的なメニューです。

● 魚
● 飯椀
● 焚きのもの
● お吸い物
● 香の物

上記に加えて、歯が丈夫になるように「歯固めの石」、しわができるまで長生きできるようにと「梅干し」を添えることもあります。

食器は、正式には、漆器の茶碗・汁椀や皿を用意しますが、ベビー食器や自宅にある食器を使ってもかまいません。

お食い初めは鯛でお祝いするの?意味は?

お食い初め 料理例2

お食い初めの祝い膳で用意する魚は、鯛が一般的です。

鯛は古くからお祝いの席で振る舞われてきました。「めでたい」の語呂合わせであることが理由だと思われがちですが、それだけではありません。

まず、鯛の体の色は鮮やかなピンク色で、おめでたい紅白を連想さます。また、40年以上生きるともいわれるほど寿命が長く、栄養価が他の魚に比べて高いともいわれています。そうしたことから、縁起が良く、祝い事にぴったりな魚として昔から食べられてきました。

お食い初めで鯛を食べさせるまねをするのは、「赤ちゃんが一生健康で幸せに過ごせるように」という願いがこめられています。

ただし、地域によっては鯛ではなく、尾頭つきの鮎やさわら、キンキ、ホウボウといった別の魚を用意する場合があるので、迷ったときは、事前に両家の親に確認しておきましょう。

お食い初めの鯛の選び方は?大きさは?

鯛 魚

市場に出回っている鯛には、天然と養殖の2種類があります。

養殖の鯛は、いけすの中で他の鯛や網とこすれ合うため、尾びれの先端が丸みを帯びています。また、水深の浅い場所で育っているため日焼けをしていて、全体的に黒っぽい色味をしています。

一方で、天然の鯛は、尾びれの先端が鋭く、しっかりとしたV字の形をしています。体全体が鮮やかなピンク色をしているのも特徴です。

お食い初め向けの鯛の価格は、サイズや鮮魚店によって異なりますが、天然ものは養殖の2~3倍の値段がします。天然の鯛の方が身が引き締まっていて、味に深みがあるとされているため、養殖よりも高くなっているようです。

天然と養殖は、どちらを選ばなければいけないという決まりがあるわけではありません。上記の特徴を踏まえて、どちらを購入するか考えてみてくださいね。

またお食い初めの鯛は、大きいサイズのほうが見栄えがいいですが、大きいものはそのぶん値段も高くなります。お食い初めに参加する大人の人数にあわせて、食べ切れるサイズを選ぶといいでしょう。

時期によっては小さいサイズしか手に入らないときもあるので、事前に鮮魚店やスーパーに確認しておくと安心ですよ。

お食い初めの鯛の注文方法は?

女性 スマホ ネット 注文 

お食い初めに用意する鯛は、長寿を願った「首尾一貫(初めから終わりまで全うする)」の意味から、尾頭つきのものを選びます。鮮魚店やスーパーで購入することができるので、お食い初めの日にあわせて事前に注文しておくといいでしょう。

購入した鯛は、塩焼きにするのが一般的です。自宅にグリルやオーブンがない場合は、鮮魚店やスーパーに依頼すれば、きれいな塩焼きを用意してもらうこともできます。別料金がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。

自宅で焼く場合でも、内臓やウロコの下処理を頼んでおくと、ママの手間を減らすことができますよ。

お食い初めの鯛はネット注文も人気

最近では、インターネットで祝い鯛やお食い初めメニューのセットを購入するママも増えています。調理済みの天然の鯛に装飾を施したものを、希望した日に届けてくれますよ。

鮮魚店やスーパーで売られている鯛は養殖が多く、タイミングによっては天然のものが手に入らないこともあるので、天然ものにこだわるならインターネットでの購入がおすすめです。

ネット注文のお食い初めセットは、冷蔵または冷凍で送られてきます。注文するときは、配送方法を確認しましょう。冷凍タイプを頼めば、お食い初めの日が変更になったときにも無駄にならないので安心ですよ。

お食い初めの鯛の飾り方は?

器 色 お椀 お食い初め

お食い初めの鯛はメインの料理なので、盛り付ける器はメイン料理にふさわしい大きなものを選びたいですね。正式には漆器の大皿だとされていますが、なければ陶器や木製など、なんでもかまいません。竹ざるや編みかごに盛り付ける人もいます。

盛り付けの際、鯛の向きは頭を左に向けるのが縁起が良いとされています。また、器と鯛の間に紅白の敷き紙や千代紙を敷くと、より一層お祝い感が出ますよ。

彩りをよくするために、「敷き葉」や「青掻敷(あおかいしき)」と呼ばれる葉を添えることもあります。使う葉としては、松の葉や南天、笹などが縁起物とされています。

敷き紙や敷き葉がない場合は、ご祝儀袋などについている水引を鯛に添えるだけでもお祝い感を演出できますよ。

お食い初めは鯛めしでもいい?

自宅のグリルでは鯛を丸ごと一匹焼くことができないことや、忙しくて焼いている暇がない場合もあると思います。そもそも、尾頭付きの鯛を手に入れられないことだってありますよね。

そんなときは、鯛めしで代用するのも一つの方法です。スーパーや鮮魚店で鯛の切り身を買ってきて、鯛めしにすれば、立派なご馳走になりますよ。

また、尾頭付きの鯛を残さずきれいに食べる方法としても、鯛めしはおすすめです。鯛の骨から出る出汁は美味しいので、それを使ってお米をたき、炊きたてのご飯に残った身をほぐして混ぜれば、最後まで美味しく鯛を食べることができます。

お食い初めは鯛を囲んでお祝いをしよう

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鯛をはじめとしたお食い初め用の料理は、実際には赤ちゃんは食べることができないため、お祝いした後は、家族で分け合っておいしくいただきましょう。

おむつ替えや授乳で大忙しの時期に、お食い初めの準備をするのは大変ですが、一生に一度のお祝いの日なので、鯛をはじめ、お祝い膳に必要な食材や食器は早めに注文したり用意したりしておきましょう。

赤ちゃんのこれからの成長を願いながら、家族で素敵なお食い初めのお祝いができるといいですね。

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