小学校の運動会は、子供はもちろんのこと、パパやママにとっても一大イベント。汗をいっぱいかきながら頑張る我が子に、「美味しいお弁当を食べさせてあげたい」と思うのが親心ですよね。しかし、運動会当日の忙しい朝に、凝ったお弁当を作るのは大変なこと。そこで今回は、3~5ステップでパパッと作れるおすすめのお弁当レシピを8点ご紹介します。作るときのコツや気をつけたいポイントについても、あわせて参考にしてくださいね。
小学校運動会のお弁当作りのポイントは?
スタートラインでピストルの音を待っているときや、この日のために練習してきたダンスを踊っているときなど、子供にとって運動会当日は緊張する瞬間がいっぱい。
運動会のお弁当タイムは、そんな子供たちがホッと一息つける時間。「午後も頑張ろう」と元気が出るお弁当を用意してあげたいですよね。
そこでポイントとなるのが、食べやすいこと。一口サイズにする、ピックで刺す、手でつかんで食べられるといったように、サッと食べられる形状にするのがコツです。
午後に大切な競技が控えていると、ゆっくりと味わう心の余裕がないことも。子供が好きなものを食べやすく調理して詰めてあげましょう。
小学校運動会のお弁当のおすすめレシピ
ここでは、小学校の運動会にぴったりのお弁当レシピを詳しくご紹介します。
肉巻きおにぎり
材料
- 1ごはんは俵型に握る
- 2牛肉を広げ、半分に切り、1を包む
- 3フライパンに薄く油をひき、2を転がしながら焼き目がつくように焼く
- 43に焼き肉のたれを加え、絡むように焼く
主食のごはんは、スタミナがつくものを用意しましょう。濃いめの味が好みであれば、おにぎりを作る時点で少し焼肉のたれをつけても◎。牛肉にはしっかり火を通してくださいね。
焼き鳥
材料
- 1鶏もも肉は、一口大に切っておく
- 2(A)の調味料を合わせ、たれを作っておく
- 3フライパンに油をひき、1を焼き目がつくように焼く
- 43に火が通ったら、油をキッチンペーパーで吸い取り、2を加え、煮絡めていく
- 54が焼き上がったら、焼き鳥のように楊枝やピックに刺す
鶏もも肉は、子供が食べやすいように小さめに切ってあげるといいですね。焼いたあとは楊枝のほかに、カラフルなピックに刺すのもおすすめですよ。
エビフライ
材料
- 1えびは背わたをとり、塩・こしょうで下味をつける
- 2小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつけ、高温の油で揚げる
パン粉をつける前に、小麦粉と卵黄を水で溶かしたバッター液にエビをさっとくぐらせると、時短になりますよ。しっかりと油をきって冷ましてから、お弁当箱に詰めましょう。
枝豆スティック
材料
- 1春巻きの皮を4等分する
- 2茹でた枝豆はさやからだし、プロセスチーズは1cm角に切る
- 31の春巻きの皮に、枝豆とチーズを交互に並べる
- 43をスティック状に包み、剥がれないように、水溶き片栗粉でとめる
- 5フライパンに多めの油をひき、揚げ焼きにする
スティック状で食べやすく、クセになる味です。水溶き片栗粉を作るのが面倒であれば、水で春巻きの皮をとめてもOK。プロセスチーズに塩気があるので、調味料がなくても美味しいですよ。
焼きとうもろこし
材料
- 1とうもろこしは茹で、半月型に半分に切る
- 21の表面に醤油を塗り、オーブントースターで軽く焼き目がつくように焼く
とうもろこしをオーブントースターで焼いている間に、ほかのおかずを作ってしまいましょう。運動会前日の夜にあらかじめ作っておいてもいいですね。
ほうれん草の卵焼き
材料
- 1材料をすべてボールに入れ、切るように混ぜる
- 21をフライパンで焼く(強火)
- 3食べやすいサイズに切る
黄色×緑の組み合わせが、お弁当の彩りをパッと美しくしてくれます。ほうれん草は小さめに刻んでおくと、卵焼きをカットしやすくなりますよ。
ハムきゅうり
材料
- 1ハムを半分に切り、細切りにしたきゅうりを1~2本並べる
- 21を端からくるくる丸め、楊枝やピックで留める
ユニークなお弁当ピックでハムの端をとめると、さらに色鮮やかになりますね。きゅうりの水分が残っていると傷みやすいので、キッチンペーパーなどでしっかり切っておきましょう。
鮭マヨネーズ焼き
材料
- 1鮭は皮と骨を取り除き、一口大に切る
- 21に塩・こしょうをふり、表面に片栗粉をまぶす
- 3温めたフライパンにマヨネーズと2を入れ、絡めながら焼く
片栗粉をまぶすことで、鮭がやわらかく焼きあがります。マヨネーズとの相性も抜群で、子供が喜ぶ味ですよ。
小学校運動会のお弁当作りの注意点は?
小学校の運動会は、まだ暑さの残る時期に開催されることもあります。食中毒を防ぐために、おかずやごはんはしっかり火を通し、冷まして粗熱を取ってから、お弁当箱に詰めましょう。
野菜やフルーツの水分、おかずの油はよく拭きとりましょう。汁気の多いおかずは、シリコンカップを使うと味移りを防ぐことができます。
雑菌の繁殖を防ぐために、市販の抗菌シートを敷くのもおすすめです。
小学校運動会のお弁当を作るときに便利なグッズは?
お弁当の味はもちろんのこと、目で見たときの彩りも、子供の食欲をそそる大切なポイント。「ちょっと色味に欠けるかな」というおかずは、カラフルなシリコンカップに入れたり、かわいいバランを添えたりすると、パッと明るく見えますよ。
焼き鳥やミニトマトなどをカラーピックで刺すだけでも、ポップで楽しい雰囲気に。「がんばれ!」などの一言メッセージを書いた旗つきピックを入れてあげるのもいいですね。
小学校運動会のお弁当は手軽に楽しく!
小学校の運動会は年に一度の大きな行事ですが、「凝ったおかずをいくつも作らないと…」なんて気負う必要はありません。子供は、ママが作ってくれたお弁当なら、どんなものでもうれしいものですよ。冷凍食品をうまく取り入れたり、時短テクを活用したりしながら、楽しく作りましょう。
ママの愛情をたっぷり込めたお弁当と一緒に、素敵な運動会の思い出ができるといいですね。