「子供には、楽しみながら少しずつ英語に慣れてほしい」と考えているママやパパにおすすめしたいのが、幼児向けの英語の絵本です。海外ならではのポップな色使いや、大人もワクワクする仕掛けなど、無理なく英語に触れられる作品がたくさんありますよ。
今回は、英語の絵本の選び方と、口コミで人気のおすすめ絵本を10作品ご紹介します。
英語の絵本の選び方
初めて英語の絵本を選ぶなら、日本語と英語の両方が併記された絵本がおすすめです。最初は日本語で読み聞かせて、ストーリーがわかってきたら英語で読む、ということもできますよ。
内容としては、簡単なあいさつや、色、数字、動物の名前などが出てくるものだと、自然と英語に慣れ親しめます。また、小さな子供を飽きさせないためには、色使いのはっきりしたものや、仕掛けのある絵本を選ぶと良いですね。
日本語と英語が併記してある絵本
1. 英語でもよめる くまさんくまさんなにみてるの?
英語と日本語、両方で書かれているエリック・カールの絵本です。「くまさんくまさん、ちゃいろいくまさん、なにみてるの?」という問いかけに、カラフルな動物たちが次々と答えてくれます。シンプルな文章の繰り返しを通じて、色と動物の名前を英語で覚えられますよ。
見開き2ぺージにわたって描かれている、色彩豊かな絵も魅力です。「色がきれいで、英語も日本語も音のテンポが良く、読んでいて楽しい」と、口コミでも好評ですよ。
- 税込価格
- 1,540円
- 著/絵
- ビル・マーティン/エリック・カール
- 訳
- 偕成社編集部
- 出版社
- 偕成社
- 対象年齢
- 2歳〜
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2. 英語でもよめる はらぺこあおむし
世界的ベストセラー『はらぺこあおむし』を、日本語と英語の両方で読める絵本。おなかが空いた「あおむし」が、りんごやオレンジなどを次々に食べていきます。繰り返し読むうちに、英語での数の数え方や、曜日の表現も学ぶことができますよ。
食べ物の絵にまあるい穴が開いていて、ページをめくるたびにあおむしが顔を見せる仕掛けに子供たちは大喜び。「色がきれいで、子供が大好きな絵本!」という口コミも多数寄せられています。
- 税込価格
- 1,760円
- 作
- エリック・カール
- 訳
- もり ひさし
- 出版社
- 偕成社
- 対象年齢
- 4歳〜
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3. 英語でもよめる スイミー
レオ=レオニのロングセラー絵本で、小学校の教科書にも掲載されている『スイミー』にも、日本語と英語が併記されている絵本があります。自分だけ体が黒くて、ひとりぼっちだったスイミーが、赤い魚たちと力を合わせて大きな魚に立ち向かう姿に、きっと勇気をもらえますよ。
英語を楽しめる絵本でありながら、谷川俊太郎さんによる美しい日本語訳も一緒に味わうことができる、贅沢な1冊です。
- 税込価格
- 1,870円
- 作
- レオ=レオニ
- 訳
- 谷川 俊太郎
- 出版社
- 好学社
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4. おたんじょうびのメイシーちゃん(めくったり ひっぱったり)
出典: www.kaiseisha.co.jp『メイシーちゃん』シリーズの絵本は、日本語と英語が併記されているので、英語に慣れるための入り口としてママに人気です。『おたんじょうびのメイシーちゃん』は、バースデーカードがたくさん届いたり、お祝いに来てくれた友達とパーティーをしたりと、楽しいことがいっぱいのお話。いつもはズボンスタイルが多いメイシーちゃんも、ハート柄のワンピースでおめかししているのがかわいいですね。
「この本を読んで子供が”Happy Birthday!”と言えるようになった」という口コミも。子供が引っぱったりめくったりできる仕掛けもあり、何度でもページを開きたくなりますね。
- 税込価格
- 1,540円
- 著者
- Lucy Cosins
- 訳
- 五味 太郎
- 出版社
- 偕成社
分かりやすい英語で子供も楽しめる絵本
5. Excuse Me!: a Little Book of Manners(Lift-The-Flap Book)
妹のおもちゃを壊しちゃったときは「I’m sorry!(ごめんなさい)」、プレゼントをもらったときは「Thank you!(ありがとう)」のように、マナーとして覚えたい言葉を、かわいらしいイラストと短い文章で学べる絵本です。
「げっぷをして”Excuse me!”(すみません)と言う場面が、特に子供のお気に入りです」という微笑ましい口コミも。フラップをめくるとセリフが見られる仕掛け絵本なので、「こういうときは、何と言ったらいいかな?」と、クイズ形式で読み聞かせするのも楽しいですよ。
- 税込価格
- 815円
- 著者
- Karen Katz
- 出版社
- Grosset & Dunlap; Ltf版
- 対象年齢
- 2~5歳
6. I Like It When…
かわいらしいペンギンの子供が、ママに向かって、自分はパパやママと何をしているときが好きかを語る絵本です。「I like it when…」と繰り返される心地よいフレーズと、赤・青・黄・緑の原色で描かれたイラストが、小さな子供の興味を引きつけます。
「ママが手を握ってくれるとき」には握手を、「ギュッとしてくれるとき」にはハグを……と、子供ペンギンの言葉に合わせて同じスキンシップを取れば、ママも子供もたちまち幸せな気持ちで満たされそう。最後のページの「I love you.」では、子供への愛情をたっぷり伝えてあげてくださいね。
- 税込価格
- 824円
- 著者
- Mary Murphy
- 出版社
- HMH Books for Young Readers; Brdbk版
- 対象年齢
- 2~4歳
7. Let’s Play
『Let’s Play』というタイトルのとおり、仲良しのネズミ2匹が「今日は何をして遊ぶ?」とアイデアを出し合います。本を読む?木登りをして葉っぱを集める?かくれんぼをする……?子供が普段よく使う言葉ばかりなので、英語がわからなくてもストーリーを理解しやすいですよ。
ストーリーは、「Good morning!(おはよう)」で始まり「Good night!(おやすみなさい)」で終わります。まずはこのあいさつから覚える子が多いようですよ。
- 税込価格
- 867円
- 著者
- Leo Lionni
- 出版社
- Knopf Books for Young Readers; Brdbk版
- 対象年齢
- 〜3歳
8. Dear Zoo: A Lift-The-Flap Book
主人公の子供が「ペットにぴったりの動物を送ってください」と動物園にお願いをしたところ、大きな箱が送られてきました。さて、いったい何の動物が届いたのでしょうか?最終的にどの動物をペットにしたのかは、読んでみてからのお楽しみです。
箱の部分が仕掛けになっていて、フラップをめくるまで中身がわからずワクワクしますよ。上からめくったり両開きにしたりと、ページごとに異なるのも子供が喜ぶポイントです。繰り返し読むうちに、動物の名前を英語で言えるようになりそうですね。
- 税込価格
- 763円
- 著/絵
- Rod Campbell
- 出版社
- Little Simon; Brdbk Anv版
- 対象年齢
- 1〜4歳
9. Color Zoo
形、色、動物を覚えるのにぴったりの絵本がこちらの『Color Zoo』。各ページが丸や四角などにくり抜かれており、その形を生かして動物たちの顔を表現しています。登場する動物たちは色鮮やかに描かれているので、ぺージをめくるのがとっても楽しいですよ。
最後のページには、絵本のなかで登場した形、色、動物の名前がまとめて書かれています。読み終わったあとの復習に利用してみてくださいね。
- 税込価格
- 934円
- 著者
- LOIS EHLERT
- 出版社
- HARPER FESTIVAL
- 対象年齢
- 4〜8歳
10. Where’s Spot?
子犬のスポットがご飯の時間になっても見当たらず、ママ犬が探しに行くお話です。ドアの後ろかな?ピアノのなかかな?それとも……。
ドアやピアノはめくれる仕掛けになっていて、開けてみると思いもよらない動物が隠れています。ここにはいないという意味で「No!」という単語が繰り返し出てくるので、毎回言い方を変えてみると、子供もより夢中になって聞いてくれますよ。
- 税込価格
- 1,301円
- 著/絵
- Eric Hill
- 出版社
- Warne; Brdbk版
- 対象年齢
- 1〜3歳
CD付きの英語の絵本もおすすめ!
11. Frozen Read-Along Storybook and CD
映画「アナと雪の女王」が大好きな子供には、こちらの絵本&CDセットがおすすめ。絵本にはディズニー映画オリジナルのイラストが使われており、違和感なくストーリーを楽しむことができます。
朗読CDにはBGMと効果音がついていて、臨場感たっぷり。映画の感動がよみがえります。「英語の絵本を読み聞かせしたいけれど、英語の発音に自信がない」というママにとっても嬉しいですね。セリフや文章は簡単な英語ばかりなので、小さな子供でも楽しめますよ。
- 税込価格
- 813円
- 著
- Disney Book Group
- イラスト
- Disney Storybook Artists
- 出版社
- Disney Press; Pap/Com版
- 対象年齢
- 3~5歳
英語の絵本で親子のコミュニケーションを豊かに!
「英語の絵本」と聞くとハードルが高いと感じるママもいるかもしれませんが、今回ご紹介したようにかわいいイラストにシンプルな言葉、子供が思わずページをめくりたくなる仕掛けなど、無理なく英語に触れられる作品がたくさんあります。ぜひ、絵本の登場キャラクターたちと一緒に、英語だけでなく親子のコミュニケーションも楽しんでくださいね。
下記には、幼児の英語教育をいつから始めるべきなのかについてまとめています。グローバル化が進むなかで英語は必須になってくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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