「楽しみながら少しずつ英語に慣れてほしい」と考えているママやパパにおすすめなのが、幼児向けの英語の絵本です。海外ならではのポップな色使いや大人もワクワクする仕掛けなど、無理なく英語に触れられる作品がたくさんありますよ。
そこで今回は、英語の絵本の選び方と、口コミで人気のおすすめ絵本を9作品ご紹介します。
英語の絵本の選び方
初めて英語の絵本を選ぶなら、日本語と英語の両方が併記された絵本がおすすめ。最初は日本語で読み聞かせて、ストーリーがわかってきたら英語で読む、ということもできます。
内容としては、簡単なあいさつや、色、数字、動物の名前などが出てくるものだと、自然と英語に慣れ親しめます。また、小さな子どもを飽きさせないためには、色使いのはっきりしたものや、仕掛けのある絵本を選ぶと良いですね。
英語と日本語が併記してある絵本!
1. 英語でもよめる はらぺこあおむし
世界的ベストセラー『はらぺこあおむし』を、英語と日本語の両方で読める絵本。おなかが空いた「あおむし」が、りんごやオレンジなどを次々に食べていきます。
食べ物の絵にまあるい穴が開いていて、ページをめくるたびにあおむしが顔を見せる仕掛けに子どもたちは大喜び。繰り返し読むうちに、英語での数の数え方や、曜日の表現も学ぶことができますよ。
- 税込価格
- 1,760円
▼ 英語だけで読みたい人はこちら
2. 英語でもよめる くまさんくまさんなにみてるの?
こちらも『はらぺこあおむし』の著者、エリック・カールの絵本です。「くまさんくまさん、ちゃいろいくまさん、なにみてるの?」という問いかけに、カラフルな動物たちが次々と答えてくれます。
シンプルな文章の繰り返しを通じて、色と動物の名前を英語で覚えられるのも◎。見開き2ページにわたって描かれている、色彩豊かな絵も魅力です。
- 税込価格
- 1,540円
▼ 英語だけで読みたい人はこちら
3. 英語でもよめる スイミー
レオ=レオニのロングセラー絵本で、小学校の教科書にも掲載されている『スイミー』にも、日本語と英語が併記されている絵本があります。自分だけ体が黒くて、ひとりぼっちだったスイミーが、赤い魚たちと力を合わせて大きな魚に立ち向かう姿に、きっと勇気をもらえますよ。
英語を楽しめる絵本でありながら、谷川俊太郎さんによる美しい日本語訳も一緒に味わうことができる、贅沢な1冊です。
- 税込価格
- 1,870円
▼ 英語だけで読みたい人はこちら
わかりやすい英語で子どもも楽しめる絵本!
4. Excuse Me!: a Little Book of Manners(Lift-The-Flap Book)
妹のおもちゃを壊しちゃったときは「I’m sorry!(ごめんなさい)」、プレゼントをもらったときは「Thank you!(ありがとう)」のように、マナーとして覚えたい言葉を、かわいらしいイラストと短い文章で学べる絵本です。
フラップをめくるとセリフが見られる仕掛け絵本なので、「こういうときは、何と言ったらいいかな?」と、クイズ形式で読み聞かせするのもいいですね。
- 税込価格
- 1,760円
5. I Like It When…
かわいらしいペンギンの子どもが、ママに向かって、自分はパパやママと何をしているときが好きかを語る絵本です。「I like it when…」と繰り返される心地よいフレーズと、赤・青・黄・緑の原色で描かれたイラストが、小さな子どもの興味を引きつけます。
「ママが手を握ってくれるとき」には握手を、「ギュッとしてくれるとき」にはハグを……と、子どもペンギンの言葉に合わせて同じスキンシップを取れば、ママも子どももたちまち幸せな気持ちで満たされそう。最後のページの「I love you.」では、子どもへの愛情をたっぷり伝えてあげましょう。
- 税込価格
- 1,635円
6. Let’s Play
『Let’s Play』というタイトルのとおり、仲良しのネズミ2匹が「今日は何をして遊ぶ?」とアイデアを出し合います。本を読む?木登りをして葉っぱを集める?かくれんぼをする……?子どもが普段よく使う言葉ばかりなので、英語がわからなくてもストーリーを理解しやすいですよ。
ストーリーは、「Good morning!(おはよう)」で始まり「Good night!(おやすみなさい)」で終わります。まずはこのあいさつから覚える子も多いようです。
- 税込価格
- 1,540円
7. COLOR ZOO
形、色、動物を覚えるのにぴったりの絵本がこちらの『COLOR ZOO』。各ページが丸や四角などにくり抜かれていて、その形を生かして動物たちの顔を表現しています。登場する動物たちは色鮮やかに描かれているので、子どもはページをめくるのが楽しくなるはずです。
最後のページには、絵本のなかで登場した形、色、動物の名前がまとめて書かれていて、読み終わったあとに単語の復習ができます。
- 税込価格
- 1,529円
8. Where’s Spot?
子犬のスポットが食事の時間になっても見当たらず、ママ犬が探しに行くお話です。ドアの後ろかな?ピアノのなかかな?それとも……。
ドアやピアノはめくれる仕掛けになっていて、開けてみると思いもよらない動物が隠れています。ここにはいないという意味で「No!」という単語が繰り返し出てくるので、毎回言い方を変えてみると、子どももより夢中になって聞いてくれますよ。
- 税込価格
- 1,308円
日本の名作絵本を英語で読もう!
9. The Goldfish Got Away(英語でたのしむ 福音館の絵本)
初版から40年以上にわたって親しまれてきた五味太郎さんの『きんぎょが にげた』の英語版です。日本文学研究者のロバート・キャンベル氏が、原文の雰囲気を活かしながら翻訳しています。
五味太郎さんの色鮮やかでポップな挿絵は、英文とも自然にマッチ。日本語版を読んでいる子も、そうでない子も楽しめる1冊です。
- 税込価格
- 1,508円
英語の絵本を親子で楽しもう
「英語の絵本」と聞くとハードルが高いと感じるママもいるかもしれませんが、今回ご紹介したようにかわいいイラストにシンプルな言葉、子どもが思わずページをめくりたくなる仕掛けなど、無理なく英語に触れられる作品がたくさんあります。絵本の登場キャラクターたちと一緒に、英語だけでなく親子のコミュニケーションも楽しんでみましょう。
下記には、幼児の英語教育をいつから始めるべきなのかについてまとめています。グローバル化が進むなかで英語は必須になってくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。