材料は家にあるものだけ！牛乳パックを活用した簡単手作りおもちゃ

手作りおもちゃというと、何を準備すればいいのか、どんなものを作ればいいのか迷いますよね。しかし、手作りおもちゃは特別なものを買う必要はありません。家にある牛乳パックだけでも、いろんなものが作れますよ。

そこで今回は、牛乳パックで簡単に作れる手作りのリサイクルおもちゃを2つ紹介します！子どもと一緒に作って、親子で楽しんでくださいね。

工作と遊びで、楽しさ2倍！
牛乳パックしゅりけん

まずは、作って楽しい、飛ばして楽しい！2度の楽しさを味わえるブーメランのようによく飛ぶしゅりけんです。牛乳パックをスライス状に切り、輪の仕組みを利用して、簡単に作ることができます。

普通の厚紙を使うよりも手軽に作れて、よく飛びます。1Ｌの牛乳パック1本で1つ分。色紙をカラフルにすると、かわいく仕上げられます。

はさみが使えるようになったら、子どもでも作れるので、一緒に作ってみてください。年齢に応じて、牛乳パックは大人が切ってあげましょう。

準備するもの

• 牛乳パック
  
• 折り紙
  
• はさみ
  
• のり
  
• マジック（ぺん、えんぴつ）
  

作り方

① 牛乳パックに幅3cmの線を書いて

② 切り取り、輪を4つ作ります。

③ 折り紙を、3cm幅で、8本切り取ります。

④ ②の牛乳パックの円周に、③の折り紙を両面に貼りつけます。

⑤ 4つの輪ができたら写真のように帯を通して、それぞれを外側に引っ張ります。

⑥ 完成！

紙製なので、当たっても痛くない点もおすすめです。公園で遊ぶのにもぴったりですよ！

指先を使うから脳の刺激にもなる！？
牛乳パックリリアン

次は、かぎ針や棒針などの道具を使わない、子どもにも簡単に編める牛乳パックリリアンです。

ママの中には「子どもの頃、リリアン編みをやった！」という人もいるでしょう。編むのは楽しかったけれど、せっかく編んだ作品は、あまり使い道がなかったかもしれませんね。でもそのリリアン編みを、牛乳パックと毛糸に応用すると、立派なマフラーが作れるのです。

ママももちろん楽しめますが、子どもでも簡単に作れます。保育園や幼稚園でも、牛乳パックリリアンを取り入れているところもあるよう。男の子にも人気だとか。指先を使うので脳も刺激され、集中力もつきそうです。ぜひ親子でチャレンジしてみませんか？

準備するもの

• 牛乳パック
  
• はさみ
  
• 編む用の毛糸
  

作り方：牛乳パックリリアン

① 12～13cmぐらいの長さで切り、底も切り抜く。写真のように、上から6cm分はさみを入れる（4辺とも）

② 凸凹の凹みが2cmぐらいになるように、凸を内側に織り込む（切るより丈夫）

③ 角が凸になるように作るのがコツ

編み方 1：一段目を編もう！

① 手前左角の★凸で１周させ、右に向かって写真のように一段ずつ順にくぐらせる

② ★凸まできたら、★凸にも糸をかけた後、今度は反対方向に一周くぐらせていく

③ ★凸まで戻ってきたら、あとはリリアン編みの繰り返し

編み方 2：リリアン編みをマスターしよう！

※水色が一段目、青色がこれから編む糸とする

① 牛乳パックにかかっている水色糸の上に青色糸をおく

② 青色糸をおさえながら水色糸をひっぱる

③ 凸の向こう側に水色糸を渡す

④ 時計回りに次々と、好きな長さまで繰り返す

＼完成！／

厚紙の工作用紙や空き箱を使って牛乳パックよりも大きなサイズを作れば、太いマフラーが作れます。編み目の数も多いほど太くなります。

糸によっても雰囲気がかわるので、どんな糸を使おう、どんな色を使おう…と思いを巡らせながら物作りの楽しさも味わいましょう。

牛乳パックで楽しく遊ぼう！

いかがでしたか？牛乳パック1つで、まったく異なる2つのおもちゃができました。同じものから違う形のものを作るという経験は、子どもの発想力にもつながりますよ。今回の作り方を参考に、ぜひ親子で楽しんでくださいね。