今からでも遅くない!小学校入学までに早起き習慣が身につく3ステップ

小学校に入学すると大きく変わるのが生活リズムです。特に「朝早く起きることが大変」と言われています。

そこで今回は、小学校入学に向けて、早起きができるようになる方法を3ステップで紹介します。

小学校の登校時間は早い!

保育園・幼稚園児と小学生のタイムスケジュールの違いは以下のとおりです。

小学生 入学準備 早起き タイムスケジュール オリジナル

注目すべき点は、起床時間です。

一般的に、保育園は遅くても9時までに登園、幼稚園はお迎えのバスが8時半〜9時頃なので、ある程度時間に余裕をもって朝の準備ができます。

一方、小学校は8時15分までに登校する学校が大半なので、家庭によっては30分〜1時間早くなる場合も…。

入学に向けてまず、早く起きる習慣を身につけておくことが、小学校生活をスムーズにスタートさせる鍵になります。

成長するごとに体力がついてきて、就寝時間は遅くなりがちです。そのまま早起きをしても睡眠時間が削られてしまうだけなので、全体的に前倒しする生活リズムを作っていく必要があります。

早起きを成功させるための3ステップ

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とはいえ、入学してからいきなり生活リズムを変えるのは親子ともに大変なこと。

入学するまでに、以下の方法を参考に少しずつ早起きに移行しましょう。

STEP1
寝る時間・起きる時間を5分ずつ早める

子どもの健康にとって睡眠時間はとても大切です。睡眠時間をしっかり確保しながら前倒しできるよう、まずは寝る時間・起きる時間を5〜10分早めることから始めましょう。

順調であればさらに5〜10分ずつ早めて、入学後の起床時間に合わせていきましょう。

STEP2
子ども専用の目覚し時計を用意

子どもが気に入る目覚まし時計を用意して、寝る前に自分で起きる時間を決めてセットしてもらいましょう。「起きる」ことへの楽しみが生まれますよ。

最初のうちは、なかなか起きられないかもしれませんが、できなくて当然という気持ちで応援し続けてください。

目覚まし時計で起きられたときは、全力で褒めましょう。成功が次への自信につながります。

STEP3
顔を洗う・朝食を摂る

寝床から起きても頭が起きているとは限りません。完全に覚醒するために顔を洗ってさっぱりするのが◎。

起きたら顔を洗う習慣をつけて、体も頭も目を覚ませるよう起床後の行動を見直してみましょう。

また、1日のスタートを体と頭に伝えるために重要なのが、朝食です。ヨーグルト、フルーツなど食べやすいものでかまわないので、何かしらを口に入れて内蔵を動かしましょう。

家庭ごとの「生活リズムの変化」を把握してみよう

目覚まし時計 日本人 女性

生活リズムの変化に苦戦しないためには、現在と入学後のリズムがどれくらい変わるのかをしっかり把握しておくことが大切です。

まず、以下を書き出してみましょう。

□ 小学校の始業の時刻
□ 開門の時刻
□ 通学にかかる時間(子どもの速度で一緒に歩く)
□ 家を出る時刻(集団登校の場合は集合時間を確認)

上記を基準に、以下を逆算してみましょう。最初からスムーズにはいかないので、ある程度余裕のある時間を考えておくと良いでしょう。

□ 着替え、支度、朝食にかかる時間
□ 起床時刻
□ 就寝時刻

これをもとに、現在の起床時間・就寝時間と比べてみると、各家庭で生活リズムの差がわかりやすくなります。

早起きへの道は少しずつ歩もう!

生活リズムを変えるのは大人でも難しいこと。急激な変化は体調を崩す原因にもなりかねません。急ぎすぎず少しずつ変えることで、親子ともに健康的に無理なく早起きできるようになりますよ。ぜひ、試してみてください。

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