子どもが小学生になるタイミングを迎えると、学習机はあったほうが良さそうな気がする反面、「本当に必要かな?」「使うかな?」と悩む人も多いのではないでしょうか。入学までに…と焦って買おうとしているのであれば、ちょっと待った方が良いかもしれません!
今回は、入学前に学習机を急いで買わなくていい3つの理由について、体験談を交えて紹介します。
理由1.
リビングやダイニングで学習する機会が多い
小学校低学年、特に1、2年生は学習は親が見守りながらすることが多いものです。
家事をしながら子どもの質問などにすぐに答えられる距離感や、横や対面に座って一緒に取り組めるダイニングテーブルやリビングのテーブルなど、大きめのテーブルや机が活躍するからです。
入学前のギリギリまで悩んで見送りましたが、正解でした。小1〜小2は、宿題のことで子どもから質問されることも多く、ほとんどリビングで学習しています。
リビングに学習机を置くスペースもないし、子ども部屋に設置するのはもう少し先でも良いかなと思ってます。
理由2. 物置になりやすい
引き出しや棚がたくさんある学習机。子どもにとってはワクワクしますが、最初から使いこなすのは難しいかもしれません。
次の日に必要のない教科書やノート、使った鉛筆や手に持っているおもちゃなどを、空いているスペースに何気なく置いてしまい、いつの間にか物置状態に…ということも日常茶飯事になるようです。
物の場所を決めて、自分で整理できるよう訓練してからのほうが学習机をより活かせるはず。逆を言えば、整理整頓できるようになってからではないと、片付けるのはいつも親というパターンが多いかもしれません。
最初は学習机を買うつもりでしたが、なかなか気に入るものがみつからず見送りに。
1年生で使う教科書やノートは限られているので、カラーボックスを1つ購入してランドセルや子どもの持ち物専用棚にしました。結論、3年間はこれで十分でした!
理由3. 成長すると好みが変わることも
かわいいもの、かっこいいものに目がない子どもたち。使う本人の希望を叶えて購入した学習机なのに、数年経つと好みがガラッと変わることもしばしばあります。
好みが安定してきた小学校中学年や高学年になってから選んでも遅くはありません。
学習机を使う時間は長いので、さらにその先の好みの変化に対しても柔軟にアレンジできるものがおすすめです。
私自身、中学生になって自分の机を買ってもらったので、特に焦らずいいものが見つかればというスタンスでした。
3年生になる手前でイケアで見かけた机に親子で一目惚れ!納得の机だったようで愛用中です。
学習机、いつごろ買うのがいい?
入学時に買わないと決めても、いつごろ買うのがいいのか新たな悩みが出てきます。タイミングは子どもによって個人差が出てきますが、以下のような状況であれば購入しても良いかもしれません。
目的があれば買ってもOK!
「持ち物を1年生から管理できるようになってもらいたい「ひとり集中できる場所づくり」のためなど家庭の方針があれば、ぜひ購入してください。
1人で集中しはじめたりしたとき
黙々と読書をしたり、絵を描いたり、ひとりで集中したい様子が見られたときが、学習机を購入するいいタイミングかもしれません。
今はリビング学習が主流だと思います。しかし、教科書や学用品の置き場所はきちんと決めておきたいし、わりと自分の世界を持ってる子なので、ひとりになれる場所があるといいのかなぁと思い、学習机を購入しました。
自分の机があることがうれしいようで、短い時間ですが学校で借りた本を集中して読む場所として使っています。
年長になる時期から、ひとりで自分の部屋で寝る習慣をつけました。同じように、学習は自分の机でできるようになってもらいたいという願いから、入学前の2月頃に学習机を購入。
今は隣に椅子を置いて一緒に勉強していますが、学習机は集中する場所としてONとOFFのけじめがついて良いです。
迷うなら学習机を急いで買う必要はなし!
学習机は迷うならあえて買わず、必要なときを待ってからでも十分ですよ。一方で、理想の環境づくりに良さそうという考えがある場合は買っても良いでしょう。
いきなり学習机を購入するのが不安な場合は、例えばカラーボックス2つに長い天板を置く簡易版で試してみて、様子を見てから判断してもいいかもしれませんね。