もう「宿題しなさい」と言わずに済む!学習習慣が確実に身に付く実践法3選

入学後、「家で子どもが宿題をしてくれない…」「毎日やりなさいと言うのに疲れる…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、家庭学習を習慣化するための具体的な方法を3つご紹介します。すぐに実践できるので、ぜひ試してみてくださいね。

目次

子どもの学習習慣を身につける実践法!

① 1日1分、週4日以上机に向かう

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習慣化に関する研究では、ある行動を週に4日以上続けると習慣化しやすいという報告があります(※1)。

そもそも家庭学習をするために「机に向かうこと」が習慣化されていない場合は、1日1分でもいいので、週4日以上机に向かうことから始めてみましょう。

必ずしも宿題に取り組む必要はなく、読書でも絵を描くのでもよいので、「とりあえず机に向かえばOK」というレベルまでハードルを下げ、代わりに頻度を上げるのがおすすめです。

また、1回あたりの時間は短くても頻度を上げた方が習慣化しやすいため、1日かければ終わる宿題でも、少量ずつ5日間かけて取り組む方が、習慣化につながると言われていますよ。

② 今ある習慣の直後に宿題に取り組む

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人間は、「朝起きたら歯磨きをする」「お風呂からあがったら化粧水をつける」など、「〇〇をしたら△△をする」のように、ある行動とセットにすると習慣化しやすいといわれています(※2)。

このような「ある行動を起こすきっかけとなる行動」を決めて、「〇〇したら机に向かう」のように、宿題を1日のスケジュールに組み込んでみましょう。

● 帰ってかばんを置いたら、勉強道具を出す
● 夕ご飯を食べて食器を片付けたら、机に向かう
● 朝ご飯を食べたら、音読開始

など、普段当たり前にかつ同じ時間に行っている行動、つまりすでに習慣化されている行動の直後に行うのがポイントですよ。

③ 記録をつけて達成感を得られるようにする

がんばりシート シール 目標 習慣

行動を継続して習慣化につなげるためには、すぐに得られる楽しさ・やりがいを作ることが効果的と言われています(※2)。

例えば、「机に向かったら好きなシール1枚ゲット、10枚集めたら〇〇がもらえる」など、ゲーム感覚で取り組める要素を作ることで、楽しく習慣化してみましょう。

シールやスタンプなどで記録を残すとどれくらい継続できているかが可視化され、自信が持てるという効果も期待できますよ。

1週間・1ヶ月継続できたら特別なシールがもらえるなど、小さな目標を設けるのもおすすめです。

小さなやりがいが得られるおすすめアプリ

welldone 出典: welldone-app.com

「Welldone!」は、子どもの習慣化を応援するためのアプリ。

設定したタスクをクリアするとポイントが入り、そのポイントが貯まると、設定した「ほしいモノ/コト」がゲットできる仕組みになっています。

日々の小さな「できた!」を楽しく積み重ねられるので、学習習慣をつけるのにぴったりですよ。

根気強く続けて、習慣化を目指そう

一般的に、行動が習慣化するには2〜3ヶ月ほどかかると言われています。すぐにできるようになるのは難しいですが、今回ご紹介した方法を焦らず続けて、学習習慣を身につけていけるといいですね。

以下では、家庭学習のやる気を引き出す方法をご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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