家で勉強を教えても親子ケンカなし!家庭学習が平和になった5人の体験談

家で勉強を教えると子どもが不機嫌になり、親もイライラしてケンカになる…と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。できれば親子でケンカをすることなく、平和に家庭学習をしたいですよね。

そこで今回は、ケンカを乗り越えた親子の体験談をもとに、平和に家庭学習をするための解決策を5つご紹介します。

目次


【解決策1】
子ども自身に間違いに気づかせる

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ー 親子ケンカになっていた原因は何ですか?

Kママ

Kママ

うちの子は、親に「ここ間違えてるよ」と言われた瞬間に不機嫌になるタイプなんです。間違いを指摘されること自体が相当イヤだったんだと思います…。

ー そこからどのように解決したのですか?

Kママ

Kママ

指摘される前に自分で間違いに気づけたほうが平和だと思ったので、丸つけの時に「もう一回見直してごらん」と言うようにしました。

子ども自身で間違いを訂正できた時は「自分で間違い減らせたじゃん!」と褒めています。おかげで丸つけはいつもほぼ満点です(笑)

【解決策2】
常に張り付くのをやめ、適度な距離を保つ

小学生 宿題 親子 勉強 家事 見守り

ー 親子ケンカになっていた原因は何ですか?

Hママ

Hママ

私の性格上、解いている過程を見たくて、いつも子どもの隣で勉強の様子を見ていちいち間違いを指摘していました。

教えるときいつも不機嫌だったのは、子どもからすると常に監視されているようでストレスになっていたからだと思います。

ー そこからどのように解決したのですか?

Hママ

Hママ

勉強中に常に張り付いて見ることをやめました。近くにいるとつい指摘してしまうので、物理的に距離を取って、何か聞かれたら答える程度に。

するといざ聞かれて教えた時も、以前より落ち着いて話を聞いてくれるようになりましたね。

【解決策3】
「完璧に教えよう」としない

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ー 親子ケンカになっていた原因は何ですか?

Yママ

Yママ

丁寧に教えているのに簡単なミスを繰り返すので「またそこ間違ってるよ」と言うと、「そんなの分かってるし」と反抗されてイライラ。

自分が完璧に教えなきゃと思ってたので、ケアレスミスも全て厳しく指摘していました。

ー そこからどのように解決したのですか?

Yママ

Yママ

ミスをゼロにしようとせず、少しくらい間違っていても流すようにしました。テキトーなテンションの方がケンカにならず、お互い気持ちがラクになりましたね。

そのかわり、本当にわからないことは先生に質問してねと言っています。連絡帳に「ここでつまずいているようです」と書いて先生には伝えていて、自分が丁寧に教えきれない部分のフォローをしています。

【解決策4】
子どもと一緒に何かに取り組む

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ー 親子ケンカになっていた原因は何ですか?

Tパパ

Tパパ

家で勉強をしている最中も、教えている時も娘はなぜかずっと不機嫌。理由を聞いてみると、「自分だけが頑張ってるのがイヤ」とのこと。

たしかに娘が勉強をしている時、親は家事をしたり携帯を触ったりしていて、一人で頑張っている状況を作っていたなぁと反省しました。

ー そこからどのように解決したのですか?

Tパパ

Tパパ

夕飯が終わってから「家族の勉強タイム」を導入し、同時に別々の勉強に取り組む時間を作りました。

横に並んでみんなでそれぞれの作業をするのが心地よかったのか、不機嫌は少しマシになりました(笑)

【解決策5】
「できない」ことを受け止める

宿題 小学生

ー 親子ケンカになっていた原因は何ですか?

Mパパ

Mパパ

自分の中で子どもに対する「できる」のハードルが高く、できていないと必ず怒ってしまっていたことが原因です。子どもはだんだん萎縮して、宿題をやっていないのに「学童でやってきた」と嘘をつくようになりました…。

ー そこからどのように解決したのですか?

Mパパ

Mパパ

できないことは、できないこととして受け止めることが大事なんだと気づき、何が分からないのか一緒に考えるようにしました。

感情的にならないように気をつけながら、できるようになるためにやるべきことを考えて、一緒に課題を乗り越えていく気持ちで取り組んでいます。

親子にあった勉強法を見つけよう

先輩パパママたちのなかには、夫婦でお互いの得意・不得意にあわせて教える勉強を分担をしている家庭も。

親子によって抱える問題も性格も千差万別なので正解はありませんが、今回ご紹介した体験談を参考にしながら、親子にとって一番ハッピーな勉強スタイルが見つけられるといいですね。

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