小学校低学年の【くもん】の特徴は?どんな子に向いている?

勉強系の習い事として大人気の「くもん(公文)」。勉強の習慣がつくと評判ですが、実際に通わせているパパママはどのように感じているのでしょうか。

今回は、くもんについて詳しくご紹介します。

くもんってどんな習い事なの?

くもんはどのような習い事なのかをまとめました。

くもんでできることって?

ちゃみ提供 くもん 子ども 勉強①

くもんの特徴は以下のとおりです。

● 国語・算数・英語のうち1教科からOK
● 算数は計算問題に特化
● 先生に質問ができる
● 宿題は1教科20〜30分程度で終わる量(1日3〜10枚程度)

くもんでは、自分から進んで学習に取り組み、自分の力で問題を解き、間違っていたら自分の力で訂正していきます。手取り足取りといった指導にはなりません。

子どもが楽にできるような内容からはじめて、似た問題を繰り返し解きながら基礎学力を身につけていきます。

他の塾や通信教育とは違い、一人ひとりにあわせた進め方ができるので、つまずきにくいのがくもんの大きなメリットですよ。

くもんでできないことは?

要出典 くもん 公式 算数出典: www.kumon.ne.jp

くもんでは、中学校・高校へ行っても困らないような基礎学力を身につけることを目標としているため、以下のようなことはできません。

● テスト対策
● 教科書に沿った勉強
● 受験対策

特に、文章問題のような考えさせる応用問題は、自宅で別に勉強する必要があります。

入会してからの流れは?

ちゃみ提供 くもん 子ども 勉強②

入会すると、まずは学力診断テストを受け、その結果をもとに子どもにあわせたレベルから宿題が出されます。

① 宿題を提出
② 当日分の教材を受け取る
③ 教材を学習
④ 教材を提出して、先生に採点してもらう
⑤ 間違いを訂正して、100点にする
⑥ 次回までの宿題を持って変える
⑦ 家で毎日宿題をする

①〜⑦を週に2回繰り返すのが基本的な学習の流れです。

また、教室にいる時間は①〜⑤が終わるまでの時間になります。大体1時間弱となりますが、毎回同じ時間に終わるわけではないので注意しましょう。

費用はどれくらいかかるの?

小学生 教育費 お金 費用

月々の費用は、1教科あたり7,150円(東京・神奈川は7,700円)。入会金などは不要です。

英語を習う場合は専用のリスニング機器「E-Pencil」を6,600円で購入する必要があります。

実際に通わせているパパママに聞いた!

くもんに通わせているママ・パパに体験談を聞きました。

どうして通わせるようになったの?

お友達が通っているので、自分も通いたい!と子どもから言い出しました。

自分が小さい頃に通っていて、くもんのおかげで学習習慣がついたと感じていたので、通わせることにしました。

くもんを通わせるきっかけは「親が通っていたから」「友達と一緒に」が多いようです。

くもんのおすすめポイントは?

先生の指導が入るので、正解不正解だけでなくやり方も見てもらえる点。プロの目が入るので安心です。

ひたすら計算問題をしているので、解くスピードがはじめに比べて格段に早くなりました!算数では今のところつまずく気配がないです。

もくもくとプリントを解くのが日課になって、一人でやり抜く力がついてきたと感じます。まだ見守りが必要ですが、成長が嬉しい。

小1では特に算数を習わせている人が多く、「計算問題が早く解けるようになった!」という声が多くありました。

くもんのちょっと惜しいところは?

宿題がとにかく多いので、親の見守りがいる点。本人のやる気が出てくるまで、親が寄り添って声かけする必要があります。

お友達と一緒なのが嬉しいだけで、勉強を楽しそうにしている感じがしないところですね…。

計算は早く正しくできるようになってきましたが、応用力が足りなくて文章題は苦手なままです…。

「あまり楽しくはなさそう…」という声がよく聞かれましたが、学習が習慣となっている子どもが多いようです。

くもんはこんな子どもにおすすめ!

ちゃみ提供 くもん 子ども 勉強③

くもんは特に以下のような子どもにおすすめです。

● 学習の基礎をしっかりと身につけたい
● 自主性を育てたい
● 忍耐力をつけたい
● コツコツすることを楽しめる
● 親が宿題をみる時間がある

くもんを続けることで、物事に対して地道にじっくりと取り組めるようになりますよ。

くもんの良さを知っておこう

全国にたくさんの教室があり、学校帰りにも通えるくもん。子どもに向いているかどうか、お試し体験で確認してみるといいですよ。

子どもにあった勉強法が見つかるといいですね。

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