国語の宿題やテストで文章問題に取り組んだときに、子どもがうまく答えを導き出せないことってありますよね。ドリルで練習する場合は、どこに難しさを感じているかを知ったうえで、子どもに合ったドリル選びをすると取り組みやすくなりますよ。
そこで今回は、子どものタイプ別に、小学1年生向けの国語の文章問題ドリルを6冊紹介します!
国語の文章問題を解きやすくするコツは?
小1の文章問題では、場面の様子や登場人物の行動などを捉えたり、文章中の重要な言葉や文を見つけたりすることを重視しています(※1)。
ほとんどの場合、答えが文章の中にありますが、以下の理由からつまづいているのかもしれません。
● 文章が長くて集中力が続かない
● 文章の内容に興味が持てない
● 正しく読めないから理解できない
文章問題を解きやすくするには、以下を意識してみましょう。
短い文章問題や簡単な問題から始める
文章が長くて集中力が続かない場合は、短めの文章題や、長い文章に慣れることを目的にしたドリルに取り組むなど、答えを導きやすいものから始めてみましょう。成功体験を積むことで、少しずつ取り組みやすくなっていきます。
知っている物語やおもしろい話の文章問題に取り組む
文章の内容に興味が持てない場合は、子どもの知っている物語や、すきなキャラクターが出てくる文章問題などで興味を引いてみましょう。興味を持って読むことは、読解力にもつながりますよ。
文章を声に出して読む
黙々と読んでいると流し読みになってしまうことも。「答えがわからない」と言ったときは、声に出して読ませてみましょう。言葉や文章の流れを理解しながら読めるため、答えにハッと気づく瞬間があるかもしれません。
次から、子どものタイプに合わせた、小1におすすめのドリルを紹介します。
「集中力が続かない」タイプにおすすめ!
くもんの小学ドリル 1年生 こくご 文しょうの読解(くもん出版)
● 独自のスモールステップで無理なく学習が続けられる
● 「できた!」を重ねてモチベーションが高められる
文章読解に必要な基礎力を少しずつレベルアップしながら、繰り返し練習できるドリル。豊富な問題量ですが、的確なアドバイスを掲載しているので、無理なく進められますよ。
- 税込価格
- 748円
できる!!がふえる↑ドリル 文章読解1ねん(文理)
出典: shop.bunri.jp● 少し難しい言葉には意味を記載している
● 文章内容の理解を助ける挿絵が効果的に入っている
オールカラーで見やすく、イラストとキャラクターで親しみやすさは◎。1回分は2ページ構成で、1枚ずつはぎとってプリントのように使える仕様です。
- 税込価格
- 704円
1日1回すらすら読解 小1(数研出版)
● 1日1回だけ文章を読み解く練習を行うので、無理なく続けられる
● 重要ポイントを確認してから問題を解く流れで、ポイントが身につきやすい
ドリル1冊を最後までやりきるのはなかなか大変ですが、全20回の設定で使い切ることができ、達成感につながります。解答を導くためのポイントやヒント、練習問題があるので、着実に力をつけられそうですよ。
- 税込価格
- 935円
「内容に興味がもてない」タイプにおすすめ!
ドラゴンドリル 小1 文章読解のまき(学研プラス)
● 解けば解くほどドラゴンが集まるので、自然と学習習慣がつく
● イラストも多くゲーム感覚で進められる
かっこいいドラゴンに魅了される子が続出のドラゴンドリル。「恐竜」や「危険生物」のお話のほか、ドラゴンが登場する話も収録。ドリルの世界観に熱中して楽しみながら学習できる内容です。
- 税込価格
- 935円
うんこドリル 文しょう読解 小学1年生(文響社)
● 「うんこ」の連続に笑いながらどんどん読みたくなる
● 文章読解のポイントを重点的に学習できる
「だれ」や「気持ち」「何について」など、文章読解のためのポイントを学習する内容。うんこだらけで、楽しく進められそうで、やる気をアップさせるシールも付いています。
- 税込価格
- 1,078円
おはなしドリル(学研プラス)
● 知識を増やせる内容が多い
● 1問、見開き2ページで取り組みやすい
「せかいのめいさく」以外にも、科学や危険生物、笑い話や宇宙など、幅広い分野のラインナップ。子どもの興味に合う1冊があるはずなので、要チェックです。
- 税込価格
- 715円
子どもが楽しく取り組めるドリルを選ぼう
文章問題に特化したドリルのなかには、取り組みやすいものがたくさんあります。どんな学習でも楽しく取り組めることが大切なので、今回紹介したドリルを参考に探してみてくださいね。
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