CMやチラシで「全国統一小学生テスト」を目にしたことはありますか?なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、実はこのテスト、低学年のうちに受けておくのがおすすめなんです!
そこで今回は、全国統一小学生テストとは何か、低学年で受けるメリット、子どもが受けた経験のある先輩ママパパの体験談をご紹介します。
全国統一小学生テストってなに?
「全国統一小学生テスト」とは、塾大手の四谷大塚が主催する、年長・小学1〜6年生を対象とした日本最大級の全国テストです。
毎年6月と11月の年2回行われ、1回あたり全国から約15万人が参加します(※1)。
全国の四谷大塚や早稲田アカデミーなどの塾で実施され、対象者は無料で受けられますよ。
1年生と2年生は1科目の試験時間が30分で、外部での試験が初めての子もチャレンジしやすくなっています。
テスト中には問題解説や子どもの学習方法、最近の中学受験の情報など、親向けのレクチャーがありますよ。
低学年のうちに受けるメリットは?
全国統一小学生テストは、中学受験を考えている子どもたちがテスト慣れや学力向上のために受ける場合が多いようです。
しかし中学受験の予定がなくても、低学年のうちに受けるメリットが2つあります。
得意・苦手分野が分かる
小学校のテストは基礎的な内容なので、勉強でつまずいているところがあるのか分かりにくかったり、子どもにとっては物足りなかったりすることもあります。
全国統一小学生テストは基礎問題に加えて応用問題も出題され、テスト後にはその子だけの診断レポートがもらえます。
診断レポートから学習分野ごとに得意な部分や苦手な部分が分かるので、今後の学習の参考になりますよ。
勉強のモチベーションアップにつながる
全国統一小学生テストでは、全国での自分の順位がわかります。
「テストって比べられるようでなんとなく苦手…」と思う大人は多いかもしれませんが、親の声かけ次第で、子どもがテストに楽しくチャレンジするきっかけになることも。
「次のテストではもっと順位を上げたい!」と子どもが思えると、日々の勉強のモチベーションアップにつながる可能性もありますよ。
子どもが受けたことのあるママパパの体験談
ここからは、実際に子どもが低学年のうちに全国統一小学生テストを経験した、二人のママパパの体験談をご紹介します。
【体験談①】
子どもの実力を知る良い機会に!
受けた理由は?
Yママ
小学校のテストだと実際の実力があまりよくわからず、全国的な子どもの実力値を知りたかったからです。受けてみた結果次第では中学受験を考える材料になるかなと思って、軽い気持ちで誘いました。
受けてみてどうだった?
Yママ
うちの子は小学2年生の時に初めて受験しました。テストを通して子どもの実力が知れて、今後の教育方針について考える機会になったのでよかったです。
テストの結果はあまりよくなかったけれど、「塾に通ってないのに、通ってる子たちと一緒のテストでよく頑張ったね!」と声をかけると嬉しそうにしていたので、偏差値やランキングはモチベーションを上げるきっかけになるなと思いました。
【体験談②】
テスト自体の取り組み方を学べる!
受けた理由は?
Mパパ
一番の理由は、中学受験のために試験慣れしてほしかったからです。
もう一つは、テスト中に中学受験についての保護者説明会をやってくれて、最新の受験情報が知れるからですね。
受けてみてどうだった?
Mパパ
小学1年生から5回ほど受けているのですが、最初の頃は分からない問題でつまずいてしまい、解き終わりませんでした。
何回か受けるうちに、分からない問題を飛ばして最後までやってから戻って解くという解き方ができるようになりました。テストが終わってからの見直しも覚えましたね。
小学校よりも若干難しいテストを受けて、テスト自体の取り組み方を学んだことによって、小学校のテストでも間違いが減るようになりました!
勉強の意欲が湧くきっかけになるかも!
全国統一小学生テストは、公式サイトで問題の解説動画が出ているので、テスト後の弱点克服もばっちり!連続で受験して学力の伸びを実感すると、「勉強って楽しい!」と思えるきっかけになるかもしれません。
詳しい受験日や会場については、公式サイトをチェックしてみてくださいね。