小学校に入学すると、「こんなに忘れ物をすると思っていなかった…」という先輩ママパパの嘆きの声が多く聞こえてきます。
そこで今回は、小学生がどんな場面で忘れ物をするのか、忘れ物を減らすために入学前からできる対策についてご紹介します。
小学生はこんなに忘れ物をする!体験談
入学前は、子どもがどんな場面でどんな忘れ物をしがちか想像しにくいですよね。そこで先輩ママパパたちに、実態を教えてもらいました。
月曜日は持って帰ってきた上履きや体操服、給食エプロンなど持ち物が多いので、特に忘れ物をしがち。
さっきまで手に持っていたのに、「いってきまーす」と言って家を出たあとに玄関に残っていることなんてザラにあります(泣)
Yママ
Hパパ
わかります…あと連休明けでイレギュラーな持ち物があると基本の持ち物を忘れることが多いです。水筒や帽子など、いつもは忘れないものを家に置いて行ってしまいますね。
うちの場合は、上履きを家に忘れて行った時に、「ママが入れ忘れたせいで学校で困ったよ」と私のせいにされ、自分の持ち物を管理する意識が低くて愕然としてしまいました。
小学校では保育園と違って毎日持っていく物が変わるので、前日の登校準備を私主導でやっていたのですが、保育園の頃から持ち物を管理する習慣をつけておけばよかったです…。
Tママ
Mママ
給食当番の週は、給食エプロンを週末に持って帰ってきて、土日に洗ってアイロンがけをして月曜日に次の当番の人に渡す必要があるんですが、息子は持ち帰るのを忘れがち…。
他の人に迷惑がかかるので、金曜日の朝に「今日は絶対忘れないように持って帰ってきてね」と口うるさく伝えていますが、毎回毎回伝えるのもかなりしんどいですね。
うちの子は、プリントを学校に忘れてくることがしょっちゅうなんです。プリントが配られている時に友達としゃべっていて、無意識に引き出しの中に入れてそのまま引き出しの奥でプリントが眠っていることが多いようで。
プリントがないと特別な持ち物や提出物などが分からず、また忘れ物が発生するのでとても困ってます…。
Aパパ
忘れ物を減らすために今からできることは?
1年生の忘れ物事情が少しイメージできたと思いますが、できることなら、こうした忘れ物は最小限にしたいですよね。
子どもが忘れ物をしないようにするためには、「自分で支度をする練習」と「自分で物を管理する練習」が必要です。
いきなりすべてを任せるのはハードルが高いので、以下のような簡単な練習から始めてみてくださいね。
自分で持ち物をかばんに入れる
保育園の準備はすべて親がやっている家庭も多いと思いますが、小学校での忘れ物を減らすためには、まずは子どもが自分でかばんに持ち物を入れる練習から始めてみましょう。
この練習をすることで、自分で支度をする癖がつくだけでなく、自分が何を持っているかを把握することにもつながります。
決められた場所に物を置く・片付ける
整理整頓ができておらず部屋が散らかっていると、何をどこに置いたのか分からなくなり、大人でも忘れ物をしてしまうことがありますよね。
まずは家庭で決められた場所に物を置いたり、片付けたりする練習をしておきましょう。
「遊ぶもの」「勉強するもの」「本」などざっくりのカテゴリー分けでもOKです。
物の場所を決めて管理する習慣がつくと、「その場所に物が残っている=持っていくのを忘れている」ということに自分で気づけるようになりますよ。
入学前に忘れ物を減らす練習をしておこう
忘れ物をしてしまうことは誰にでもありますが、極力減らすための習慣は早いうちから身につけておきたいもの。入学後に困らないよう、保育園のうちから少しずつ練習をして、入学準備を進めてくださいね。