冬が近づいてくると、寒い季節の赤ちゃんとのお風呂の入り方が気になる方も多いですよね。赤ちゃんの体が冷えてしまわないか、心配になることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、冬の赤ちゃんのお風呂の入れ方を先輩ママにインタビュー!赤ちゃんの体を冷やさないための入浴のポイントをまとめました。
お話を聞いた先輩ママ
●Yさん:30代・女の子のママ
●Rさん:30代・男の子2人のママ
赤ちゃんとの冬の入浴前にすることは?
冬のお風呂で赤ちゃんを冷やさないためには、入浴前の準備が大切です。先輩ママはどんな準備をしていたのでしょう?
浴室・脱衣所をあたためる
Yさん
うちでは赤ちゃんとお風呂に入る1時間以上前から、浴室暖房をつけていました。
浴室のドアを開けておくと、脱衣所まであたたかくなりましたよ。
また浴槽にお湯をためるときにフタをせず、湯気を浴室に広げてあたたかさをキープしていました。
Rさん
私も入浴の15分ほど前から浴室暖房をつけていました。
ヒーターも買ったのですが、脱衣所が狭くて危なかったので結局使いませんでした。もう少し脱衣所が広かったら使いたかったなぁと思います。
服を脱いだ赤ちゃんの体が急に冷えないよう、先輩ママは入浴の15分以上前から浴室暖房をつけていたようです。
浴室暖房がなかったり、脱衣所が広くてあたたまりにくかったりする場合は、ヒーターを使うのもひとつの方法ですよ。
使用する際は赤ちゃんの手が届かない場所に置き、周りに衣類などの燃えやすいものがないか確認しましょう。火事や火傷には十分気をつけてくださいね。
お風呂から上がったあとの準備を済ませる
Yさん
うちは脱衣所が狭く赤ちゃんを着替えさせられなかったので、お風呂から上がった後すぐにリビングに移動して赤ちゃんのケアができるよう、入浴前にリビングに服や保湿剤を広げておきました。
Rさん
うちは脱衣所で保湿などもすべて済ませていました。
バスタオル、着替え、オムツ、保湿セットをすべて脱衣所のマットの上に広げ、手の届く範囲で完結するように準備していましたね。
赤ちゃんの体を冷やさないためには、入浴後のケアをスムーズにおこなえるよう準備することが大切なようです。
保湿や着替えをする場所にあらかじめタオルや着替えを広げ、オムツや保湿セットなどのお世話グッズを手の届く範囲に置いておきましょう。
● タオル、着替え、オムツ、保湿セットなど、入浴後に使うものを手の届く範囲に広げておく
赤ちゃんとの冬の入浴中にすることは?
ママが体を洗っている間、赤ちゃんを一人で湯船に浸からせておくわけにもいきませんよね。バスチェアなどに待機してもらっている間に体が冷えないようにしてあげましょう。
頻繁に赤ちゃんにお湯をかける
Yさん
ワンオペのときは、赤ちゃんをバスチェアに座らせて、自分が先に体を洗っていました。
その最中に赤ちゃんが寒くならないよう、頻繁にシャワーでお湯をかけるようにしていました。
大きめのガーゼを赤ちゃんの体にかける
Rさん
自分が体を洗っているとき、赤ちゃんにはバスマットの上で待ってもらっていました。その間、冷えないように沐浴中に使っていた大きめのガーゼを体にかけていました。
赤ちゃんを洗っているときも、洗っていない部分にガーゼをかけていましたね。
浴室内があたたかくても体が濡れると冷えやすいので、こまめなケアが大切なようです。
赤ちゃんとの冬の入浴後にすることは?
用意していたタオルでくるみ、サッと拭く
Yさん
お風呂から上がったあとは、まず用意していたタオルで赤ちゃんをくるみ、手早く拭きます。
赤ちゃんの頭と体をまとめて拭ける「フード付きタオル」が便利でしたよ。
タオルでサッと赤ちゃんを拭いたら、すぐにオムツを履かせます。自分の頭と体を拭いて服を着るのは、その後でした。
手こずると自分が冷えてしまうので、いかにサッと拭けるかが大切だなと感じていました。
Rさん
私は赤ちゃんをタオルで拭いてくるんだ後、自分は体をサッと拭いて出産祝いでいただいたバスローブを使っていました。
バスローブを使うと自分の体を拭く時間を短縮できるので、すぐに赤ちゃんのケアに移ることができましたよ。
入浴後は、赤ちゃんもママも一番冷えやすい状態。できる限り早く体を拭くために、先輩ママはタオル類の便利グッズで時短していたようですね。
サッと拭いて冷え防止!タオル類の便利グッズ
● プチペハー フードタオル
● オリジンライフ バスローブ マイクロファイバー
あたたかい場所で赤ちゃんの保湿をする
Yさん
体を拭いたあとは、リビングですぐに保湿をします。
特に冬は赤ちゃんの乾燥がひどかったので、お風呂後の水分を逃さないようできるだけ早く保湿剤を塗っていました。
Rさん
私もすぐに赤ちゃんの保湿をするようにしていました。とはいえ自分も保湿したいので、赤ちゃんにオムツを履かせたらまず自分が保湿用のフェイスパックをしてから、赤ちゃんの保湿をしていました。
子供が1歳になった今では私がパックをつけていると怖がられるのですが、0歳児には怖くないようでした(笑)
お風呂後は赤ちゃんの肌の水分が蒸発しやすくなっているため、先輩ママは保湿のスピードを意識していたようです。
しかし、保湿をすぐにしたいのはママも同じ。フェイスパックを使う以外にも、ポンプ式の保湿剤やママと赤ちゃんが兼用できる保湿剤を使うと、ママも同時に素早くスキンケアができて便利ですよ。
● あたたかい場所で、すぐに赤ちゃんの保湿をする
赤ちゃんとの冬のお風呂は、準備が大切!
冬のお風呂で赤ちゃんの体が冷えるのを防ぐためには、特に入浴前の準備が大切であることがわかりました。
今回紹介した先輩ママのコツを盗んだり、便利グッズを活用したりしながら、ママも赤ちゃんも快適なお風呂タイムを過ごせるといいですね。