生理中に海に入る方法は?ナプキンをつけても意味はない?

夏に海に行く計画をしていて「ちょうど生理のタイミングと被ってしまった…」という経験をしたことがある女性は多いのではないでしょうか?生理のタイミングを避けて海水浴の予定を組んでも、生理がずれてしまうこともありますよね。そこで今回は、生理中に海に入る方法はあるのか、生理中に海に入るときの注意点についてご説明します。

生理中に海に入ってもいい?経血は出るの?

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生理中に海に入ることは可能です。

問題は、どうやって「経血を外に出ないようにするか」ですよね。

生理中にお風呂に入っても、水圧によって経血がお湯の中に漏れることはないといわれていますが、あくまでも静かにお湯に浸かっている場合に限ります。

海で泳いだり波の影響で体が揺れたりすると、何も対処をしていない状態では経血が漏れてしまうことも考えられます。

たとえ海のなかであまり動かないようにしていたとしても、海に入る前や上がった後の水圧がない状態では、経血が出てきてしまいます。

海水浴場ではたくさんの人が泳いでいるため、万が一経血が出てしまった場合に良い気分はしません。それは浜辺であっても、海の中であっても同様ですよね。

生理中に海に入ること自体に問題はありませんが、経血が出ないように対処することと、生理による体調不良などを考慮することが必要です。

続いての章から、経血が出ないようにするための対処法についてご説明します。

生理中に海に入るとき、ナプキンをつけても意味はない?

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水着にナプキンをつけようかと考える人もいますが、ナプキンをつけて海に入るとナプキンが海水を吸ってしまいます。

海水を吸ったナプキンは経血を吸収しなくなるので、経血がナプキンから染み出てしまうと考えられます。

ナプキンは、海水には入らず、浜辺で遊ぶときにだけ使用しましょう。ボトムスにハーフパンツタイプの水着などを着れば、ナプキンをつけていることも目立たなくなりますよ。

また、ダイビングなどでドライスーツを着用している場合は、ナプキンでも十分ということもあります。

海で遊ぶ内容に応じて、ナプキンの使用を検討するといいですね。

生理中に海に入る方法は?タンポンが便利?

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生理中に海に入るときに便利なのが、体の中で経血を吸収してくれる「タンポン」です。

タンポンは、正しい使い方をすれば経血が出る心配はありません。

タンポンを使用する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • ・ パッケージに記載されている使用時間を守る
  • ・ 経血の量にあったサイズを使用する
  • ・ 浜辺で海水などに濡れないように管理する
  • ・ 清潔な手で取り扱う

近くにタンポンを取り替えるトイレがあるかどうかも、事前にチェックしておくとさらに安心ですね。

タンポンを交換するときは、海の家などで体についた海水や砂を流してから交換するようにしましょう。手もしっかり洗って、清潔な状態で交換するようにしてくださいね。

生理中の海には月経カップ、スクーンカップも便利

最近では、月経カップやスクーンカップという生理用品も販売されています。スクーンカップは月経カップの一種です。

月経カップはシリコンやゴムでできたしずく形のカップで、腟内に入れて経血を溜める生理用品です。

経血が空気に触れないため匂いが気にならない、使用できる時間が長いというメリットがあります。

しかし、使い慣れていないと適切な位置に装着できないこともあり、そうすると、経血が漏れてしまいます。

使い慣れてくると「生理用品を持ち歩く手間がなくなった」「ナプキンなどによる蒸れやかぶれから解放されて快適」という声も聞かれるので、気になる人はチェックしてみてもいいですね。

ただし、使い方にはコツがいるので、海に行く日に初めて使用するのは避け、事前に何度か練習しておくようにしましょう。

生理中に海に入るときの注意点は?

注意

生理中は低温期といって、体温が低くなる時期です。

体が冷えると血の巡りが悪くなりやすいので、長時間海に入り続けたり、体が冷えた状態で冷たいものを飲んだりするのは避けましょう。

生理中の体調不良の自覚があるときも同様です。生理中の体調不良には様々な症状がありますが、腹痛や腰痛、頭痛、吐き気を感じるときは、無理をして海に入るのはおすすめできません。

海水浴中に少しでも不調を感じたら、すぐに海から上がって、屋内などで休憩するようにしてくださいね。

生理中の海水浴は体調を優先して判断しよう

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旅行などで海に行くと、せっかくの機会なので、生理中であっても海に入りたくなりますよね。

タンポンなどで対処して海に入ることはできますが、体調や状況次第では海に入ることをやめる判断も必要です。

また、ピルで生理の時期を遅らせることもできますが、普段飲み慣れていない場合は、ピルの副作用による不調を感じることもあります。

婦人科でピルをもらうときは、医師に海へ行くことも伝えて、飲み方や注意点も良く聞いておくようにしましょう。

生理中に体調が良い場合でも、海水浴はできるだけ短時間にとどめて、 海から上がった後は体を良く温めるようにしてくださいね。

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