妊娠をきっかけに体のコンディションが変化することで、肌質が変わり、色素沈着が起こりやすくなります（※1）。紫外線は1年中降り注いでいますが、とくに夏場の強い日差しは要注意。スキンケアだけでなく、日焼け止めも肌に刺激の少ないものを選んで、しっかりと紫外線を防ぎたいですね。
そこで今回は、肌が敏感になりやすい妊婦さんにやさしい日焼け止めを12点ご紹介します。
妊婦さんにおすすめの日焼け止めの強さは？
日常生活においては、日焼け防止効果の持続時間を示すSPF値は20〜30が標準です（※2）。
数値が高いものを使えば安心というわけではなく、汗で流れやすい夏場はこまめに塗り直しをすることで、強い日焼け止めを使わなくても十分日焼けを防止できますよ。
妊娠中はあまりないと思いますが、炎天下の海辺など直射日光を長時間浴びる場合は、数値が高いものを選ぶと良いですね。
妊婦さんの日焼け止めの選び方
肌にやさしい紫外線防止剤
日焼け止めに含まれる紫外線防止剤が、稀に刺激となって肌トラブルを引き起こすこともあります。
紫外線防止剤は、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2つに分けられますが、紫外線を反射して肌への吸収を防ぐ、「紫外線散乱剤」を使った日焼け止めの方が、肌トラブルを起こしにくいといわれていますよ（※2）。
紫外線散乱剤のみを含んでいる商品には、「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」、または「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示があります。日焼け止めを選ぶときの参考にしてくださいね。
使いやすいテクスチャ
日焼け止めのテクスチャーは大きく分けて3つのタイプがあります。
● さっぱりとした使い心地のゲル・スプレー
● サラッとした軽いつけ心地の乳液・ミルク
● カバーしながら保湿も兼ねるクリーム
クリームタイプは汗で落ちにくいメリットがありますが、油分が多くニキビなどの肌トラブルを招きやすいというデメリットも。
妊婦さん用のテクスチャというのはありませんが、妊娠中は香りや使い心地が気になることもあります。肌質や好みの使い心地で選びましょう。
妊婦さんの日焼け止め！クリームタイプ
1. パックスナチュロン UVクリーム 日焼け止め
合成の紫外線吸収剤や、界面活性剤を使用せず、石鹸で乳化している日焼け止めクリームです。クリームタイプですがスーッと伸びてベタつかず、石鹸で簡単に落とすことができますよ。
オリーブスクワラン、カミツレエキスなどの保湿成分を配合していて、スキンケア効果も◎。乾燥対策も済ませることができますよ。
- 税込価格
- 1,320円
- 強さ
- SPF30／PA++
- 内容量
- 45g
2. ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクト
出典: www.weleda.jp
肌になじみやすホホバ種子油を配合している、オーガニックブランド「ヴェレダ」の日焼け止めクリームです。伸びやすく、スッと肌に馴染む使用感が人気ですよ。
肌の水分蒸発を防ぐ成分で、1日中乾燥知らずの肌をキープします。うっすらとベージュがかったクリームで、白浮きせず肌をクリアに見せる効果も期待できますよ。
- 税込価格
- 2,530円
- 強さ
- SPF38／PA++
- 内容量
- 50ml
3. ウルンラップ ノンケミカル日焼け止めクリーム
出典: urunwrap.com
パラベンや合成着色料など、9つの添加物フリーを実現したな妊婦さんも安心の日焼け止め。25gとミニサイズで、持ち歩きにも便利です。
紫外線吸収剤を使用していないので、肌にも優しいですよ。石けんですぐに落とせるのも嬉しいですね。天然由来でもしっかりと肌を紫外線からガードしてくれますよ。
- 税込価格
- 1,399円
- 強さ
- SPF28／PA+++
- 内容量
- 25g
4. オルナ オーガニック 日焼け止め クリーム
出典: www.allna.jp
22種の植物・天然成分と12種の美容成分を配合したオーガニック日焼け止めクリーム。香料・着色料・パラベン・鉱物油・石油系界面活性剤・旧表示成分は一切使用していないのが特徴です。
さらに、品質の高さを証明する、ISO9001品質基準の生産管理。強力なSPF値・PA値にも関わらず、肌に負担をかけずに使えますよ。
- 税込価格
- 2,037円
- 強さ
- SPF50+／PA++++
- 内容量
- 50g
妊婦さんの日焼け止め！ミルクタイプ
5. ママバター UVケアミルク
出典: www.bxe.co.jp
紫外線吸収剤や合成香料、合成着色料といった成分を使っていない、肌のことを第一に考えて作られた日焼け止めミルクです。シアバター配合ですが、べたつかずみずみずしく肌に伸びるのでとても軽い使い心地。
石鹸で洗い流すことがでるので、顔にも体にもどんどん使えるおすすめの日焼け止めです。
- 税込価格
- 1,550円
- 強さ
- SPF30／PA+++
- 内容量
- 60ml
6. アロベビー UVモイストミルク
出典: www.alo-organic.com
国産オーガニックで低刺激のアロベビーの日焼け止め。赤ちゃんから使える商品なので、妊婦さんでも安心です。
保湿成分をたっぷりと配合していて、うるおいが長続きします。紫外線吸収剤を一切使用していないので、肌荒れの心配も少ないですよ。日焼け止め特有の匂いが無いのも、妊婦さんには嬉しいポイントですね。
- 税込価格
- 2,640円
- 強さ
- SPF15／PA++
- 内容量
- 60g
7. ユースキンS UVミルク
出典: www.yuskin.co.jp
無香料、無着色かつ弱酸性で、石鹸や洗顔料で楽に落とすことができるユースキンSの日焼け止めです。妊婦さんの敏感な肌に刺激を与えずに紫外線から肌を守ります。
シソの葉エキスや、ヒアルロン酸といったうるおい成分を配合しつつ、紫外線吸収剤無配合という肌へのやさしさが嬉しいですね。リーズナブルな価格も魅力です。
- 税込価格
- 755円
- 強さ
- SPF25／PA++
- 内容量
- 40g
8. キュレル UVミルク
うるおい成分「セラミド」を配合することで、肌のバリア機能の働きも補う日焼け止め。キュレルは乾燥性敏感肌のケアに商品も手がけていて、デリケート肌の人からも支持されていますよ。
「べたつかず、下地として使えます」「伸びもよく、あまり白く残らないので何回もリピートしています」と、口コミでも好評です。
- 税込価格
- 1,650円
- 強さ
- SPF30／PA++
- 内容量
- 30ml
9. 無添加工房OKADA 天然由来100％ 岡田UVミルク 日焼け止め乳液
「納得無添加」をコンセプトに、天然由来成分100％で作ったUVミルク。合成界面活性剤・香料・着色料・鉱物油・防腐剤・紫外線吸収剤などを含まないノンケミカルが特徴です。
そのため、白浮きすることがなく化粧下地としても活躍する便利な1本。肌が敏感な人はもちろん、赤ちゃんにも使うことができますよ。
- 税込価格
- 594円～
- 強さ
- SPF20／PA++
- 内容量
- 5／50g
妊婦さんの日焼け止め！ゲル・スプレー
10. スタアリィアイ サンスクリーンゲルEX
ノンケミカルながら、SPF50という強力なバリア効果を実現したゲルタイプの日焼け止め。肌機能の補助成分や、抗炎症効果のあるハーブも配合しています。
ウォータープルーフ処方なので、海やプールでも活躍しますよ。これだけの高い効果と、赤ちゃんにも使える低刺激性を実現した優秀な一本です。
- 税込価格
- 3,240円
- 強さ
- SPF50+／PA++++
- 内容量
- 30g
11. 石澤研究所 紫外線予報 透明UVスプレー
SPF50+、PA++++という高い紫外線防止効果のあるスプレータイプの日焼け止め。数値が高いものは、肌に刺激がある場合もありますが、これはシルクカプセルにUVカット成分を包み込んでいるので、直接肌に成分が触れません。
全身に使えて石鹸で落とせるので、髪の分け目などうっかり日焼けしてしまいがちなところにもスプレーしましょう。
- 税込価格
- 2,475円
- 強さ
- SPF50+／PA++++
- 内容量
- 150g
12. ビベッケ 全身まるごとサラサラUVスプレー
スプレーを逆さにしても使えるのがこの日焼け止めのおすすめポイント。背中や足元などにも簡単にスプレーできます。加えて360mlの大容量なので、全身にたっぷり使えるのも嬉しいですね。
メイク崩れ防止成分や、皮脂テカリ防止成分も配合されているので、メイクのセッティングスプレーとしても使えますよ。
- 税込価格
- 1,873円
- 強さ
- SPF50+／PA++++
- 内容量
- 360g
妊婦さんの日焼け止めは肌にやさしいものを
紫外線は特に日差しの強くなる夏場に気にかけることが多いですが、一年を通して降り注いでいます。普段から使いたいものなので、できるだけ肌への負担が少なく、使い心地が良いものを選びましょう。
下記では赤ちゃんに使える日焼け止めをご紹介しています。上の子がいる人や、これから生まれてくる赤ちゃんの紫外線対策の参考にしてみてくださいね。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。
