抱っこ紐はいつからいつまで?抱き方によって使用時期が違う?

お出かけや家事をするときに大活躍の抱っこ紐。妊娠中から購入を検討し始めるママも多いですよね。抱っこ紐は、メーカーや商品によって使用できる時期や機能が異なるので、いざ買おうとすると迷ってしまうことも。今回は、抱っこ紐はいつからいつまで使えるのか、どんなスタイルの抱っこができるのか、スタイル別の使用時期をご紹介します。

抱っこ紐とは?

赤ちゃん 抱っこ 抱っこひも ヒップシート

一般的に「抱っこ紐」とは、ママが赤ちゃんを楽に「対面抱っこ」できるようにデザインされたアイテムのことをいいます。メーカーによってデザインや機能が異なり、「横抱き」や「前向き抱っこ」、「おんぶ」に対応したものもあります。

抱っこ紐を使うことで赤ちゃんの体重が分散されるので、ママの体への負担が減り、長い時間抱っこしていても疲れにくいといわれています。両手があくので、家事をするときや外出するときに便利です。

赤ちゃんも、抱っこ紐で抱っこやおんぶをされるとママと密着することができ、安定感があるので、気持ちが落ち着いて安心します。赤ちゃんが泣き止まないときや寝かしつけるときにも重宝しますよ。

抱っこ紐はいつから使えるの?

カレンダー スケジュール

抱っこ紐を使い始めることができる時期は、抱っこ紐の種類やメーカーによって違います。首がすわる前の新生児期から使えるものもあれば、首がすわった生後4・5ヶ月頃から使えるものもあります。

生後4・5ヶ月頃から使用可能とされているものでも、中に専用のクッションを入れることで新生児期から「対面抱っこ」ができる抱っこ紐も多いようです。

また、「対面抱っこ」か「横抱き」か、といったように、抱っこの仕方によって、いつから使用できるかが変わってきます。

抱っこ紐はいつまで使えるの?

2歳 男の子 外遊び

抱っこ紐をいつまで使えるかどうかも、抱っこ紐の種類やメーカー、抱っこの仕方によって異なります。商品の取扱説明書に体重制限や目安の月齢・年齢が書かれているので、チェックしておきましょう。

多くの抱っこ紐の説明書には、体重15kgまで、または20kgまで使用できると書かれています。

実際には、記載されている体重制限を超えていなくても、子供が2歳を過ぎて体が大きくなると、抱っこ紐で抱っこをすることが大変になってきます。子供の成長や体格にあわせた使い方をするようにしましょう。

抱っこ紐を使った抱き方は?それぞれいつからいつまで使える?

抱っこ紐 赤ちゃん

下記に、抱っこ紐を使ってできる抱き方のスタイルと、それぞれのおおまかな使用時期をご紹介します。抱っこ紐の種類やメーカーによって、対応できるスタイルや使用時期が違うので、購入前によく確認するようにしましょう。

横抱き

使用時期の目安:新生児期〜生後6ヶ月頃

赤ちゃんを横に寝かせた状態で抱っこするスタイルです。生後すぐの赤ちゃんが自然な姿勢でいられるので、退院時にもぴったりですよ。

横抱きをするときは、必ず両手で抱っこ紐を支えます。そのため、家事や食事をするときには適しません。また、横抱きに対応していない商品も多くあるので、退院時から使いたい場合は、よく確認してから購入するようにしましょう。

横抱きをメインで行うママには、スリングもおすすめです。

対面抱っこ

使用時期:生後4ヶ月頃(首がすわる時期)〜2歳頃

抱っこ紐の使い方として、一番スタンダードなスタイルです。赤ちゃんもママも、お互いの顔が見えるので安心できます。

両手があくので、赤ちゃんを抱っこしたまま簡単な家事や食事ができ、お出かけのときにも便利です。インサートなどと呼ばれる専用のクッションを使えば、首すわり前の新生児期から対面抱っこができる抱っこ紐もあります。

前向き抱っこ

使用時期:生後4ヶ月頃(首がすわる時期)〜2歳頃

赤ちゃんを前に向けて抱っこするスタイル。周りのいろいろなものが目に入るので、外出時におすすめです。

赤ちゃんからママの顔が見えないので、最初のうちは泣いたりぐずったりすることもありますが、慣れてくれば外の世界に興味を持ち、喜んでくれるはずですよ。

寝かしつけや泣き止ませるときには、対面抱っこに切り替えるようにしましょう。

おんぶ

使用時期:生後4ヶ月頃(首がすわる時期)〜3歳頃

おんぶをすれば、対面抱っこよりママの視界や行動範囲が広がるので、料理や洗濯などたいていの家事を行うことができます。背中全体で支えることにより、肩への負担が少なく安定感があるため、赤ちゃんも安心しますよ。

他のスタイルに比べて装着の方法が難しい場合もあるので、慣れるまでは練習が必要です。

抱っこ紐はいつからいつまで使えるか事前に調べておこう

抱っこ紐の使用時期は、メーカーや商品、抱っこやおんぶのスタイルによって変わってくるので、事前によく調べて検討したうえで購入しましょう。装着のしやすさや素材、洗濯方法を確認しておくことも大切です。

また、パパや祖父母も抱っこ紐を使う機会が多くなりそうなときは、一緒に相談しながら買いにいくのもいいですね。

抱っこ紐を使えば、赤ちゃんとママが密着して安心して過ごすことができ、育児がぐっと楽になります。いつからいつまで使いたいか、どんな抱っこやおんぶのスタイルをしたいか考えながら、ライフスタイルにあった抱っこ紐が見つかるといいですね。

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