赤ちゃんにとって快適な冬の室温は20〜23℃。赤ちゃんが冷えないようエアコン等で温度管理をする一方、節電・節約を心がけたいと思っているパパは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんにとって快適な室温を保ちつつ、エアコン(暖房)の電気代を押さえるコツを紹介します!
暖房効率を上げるエアコンの使い方は?

環境省では、冬の暖房時の設定温度として20℃を推奨しています。温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減につながり、大きな節約効果が期待できますよ(※1)。
しかし、室内の状況によっては温度を維持しにくく、20℃でも寒く感じることも。以下の3つを取り入れて、暖房効率を上げましょう。
① 熱が逃げやすい窓の開口部を覆う
暖房を使っていても、窓やドアの隙間から約6割の熱が逃げてしまうといわれています(※2)。以下を参考に、室内の熱を逃さない工夫をしましょう。
● 窓に断熱シート・フィルムを貼る
● 隙間に断熱テープを貼る
● 厚手で丈の長いカーテンを使用する(遮熱タイプもおすすめ)
② 湿度を40〜60%に保つ
湿度が低いと部屋の温度が高くても寒く感じやすくなります。暖房を使うときは湿度も調節して、体感温度を上げるようにしましょう。
赤ちゃんにとって快適な湿度である40〜60%を目安にすると◎。肌や喉の乾燥も防げますよ。
③ 暖かい空気を循環させる
温かい空気は軽いため、部屋の上に集まります。扇風機やサーキュレーターを天井に向けて温かい空気を循環させ、暖房効率を上げましょう。
暖房器具を組み合わせて使うと◎

部屋全体を暖めるエアコンやファンヒーターといった暖房器具だけで室温を保とうとすると、寒いときに設定温度を高くしなければならず、必要以上に電気代がかかってしまうことも。
特に寒い日は、人のいる場所を集中的に暖める「電気ストーブ」や「セラミックヒーター」などを組み合わせてみましょう。
冷え性の人には「電気ひざ掛け」もおすすめです。肩に羽織る、床に敷くなど、いろいろな使い方ができますよ。
暖房器具による赤ちゃんのやけどに注意!

赤ちゃんが過ごす部屋で暖房器具を使うときは、以下の2点に気をつけましょう。
● 床暖房を使用する際は床に直接寝かせない
● ストーブ・ヒーター周りには柵を設置する
石油ストーブ、ファンヒーター、ハロゲンヒーターは、本体が非常に熱くなるので特に注意が必要です。使用する場合は、常に赤ちゃんから目を離さないようにしてくださいね。
賢く暖房を使って冬を快適に!
冬にエアコンの暖房を利用するときは、フィルター掃除することも暖房効率をあげるコツです。月に1〜2回を目安に掃除しましょう。
節電は大切ですが、赤ちゃんと家族が健康で過ごすことが一番。無理のない範囲で、節約しながら冬を快適に過ごす方法を探してみてくださいね。
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