身近にあるものを材料にして、工作に挑戦してみませんか？今回は牛乳パックを使った、「動かして遊ぶことができるおもちゃ」の簡単な作り方をご紹介します。休日や雨の日などに、親子でワイワイ楽しんで作りましょう。
1. 牛乳パックで工作！トラック
荷台にちゃんと荷物が入れられる、本格的なトラック！タイヤもちゃんと回転して前後自由に動きますよ。
持っているおもちゃより、大きなトラックができるかも？！今回は牛乳パック2個で作る、トラックの作り方をご紹介します。
牛乳パックのトラックを作るときに必要な材料と道具は？
用意するもの
● 牛乳パック 2個
● ペットボトルのふた 4個
● ストロー 2本（9cmくらいにカットする）
● 竹串 2本（11cmくらいにカットする）
● 色画用紙（B4、2枚程度、窓用少量）
● ティッシュ 4枚
● ビニールテープ（黒）
● マスキングテープ
必要な道具
● はさみ ● きり ● ガムテープ
●両面テープ ●ボンド ●油性ペン
牛乳パックのトラックの作り方
● 車体を作る
1個目の牛乳パックは側面の1面を切り抜き、2個目の牛乳パックは半分でカットし、下半分を使う
側面を切り抜いた牛乳パックに（土台になる）、半分に切った牛乳パックの底を上にして入れ込む（運転席部分になる）
側面を切り抜いた牛乳パックの口を畳み込みガムテープでとめ、運転席部分と土台部分もガムテープで固定する
車体に画用紙やマスキングテープなどを使って、トラックの装飾をする
面が広いので両面テープを使うと貼りつけがラク！
● 車輪を作る
ペットボトルのふたに、きりで穴をあける
ストローに竹串を通す。1の穴に竹串を1cmほど差し込む
安全のためペットボトルのふたの内側にティッシュを詰めておく
車体を作るときに切り抜いたパックを使って、ペットボトルの円型のふたを作り、2にかぶせ黒色のビニールテープで巻く（タイヤに見立てる）
両輪を作ったら、車体の裏にテープで固定する
牛乳パックでトラックを作るときの注意点とポイント
きりでペットボトルのふたに穴をあけるときは、ケガをしないように注意しましょう。竹串を通す大きさの穴をあけるためには力が必要なので、大人がやるようにしましょう。
タイヤをスムーズに回転させるコツは、ペットボトルのふたの中心に穴をあけることと、竹串より太いストローに通すことです。この点に注意して車輪を作ってくださいね。
2. 牛乳パックで工作！モコモコおばけ
ふーっと息を吹くと姿を現すモコモコおばけ。牛乳パックは、おばけの隠れ場所になる大切なパーツです。
みるみる大きく膨らむおばけの変化に、子供たちは楽しんでくれるでしょうか。大人がふぅーっと息を勢いよく吹き込めるかどうかも、大切なポイントですよ。
牛乳パックのモコモコおばけを作るときに必要な材料と道具は？
用意するもの
● 牛乳パック 1個
● スーパーの袋など 1枚
● 折れ曲がるストロー 1本
● 色画用紙
必要な道具
● はさみ ● セロハンテープ ● のり
● きり ● 油性ペン
牛乳パックのモコモコおばけの作り方
底から15cmのところで牛乳パックを切り、その大きさに合わせてカットした画用紙を巻き、のりやセロハンテープで貼りつける
底から2cmのところに、ストローが通るくらいの大きさの穴をきりであける
油性マジックで袋におばけの絵を描き、袋に曲がるほうのストローを入れ、空気が漏れないようテープでとめる
牛乳パックにあけた穴からストローを出し（パックの内側から通す）、袋をパックにしまう
牛乳パックのモコモコおばけを作るときのポイントは？
袋の大きさや色を変えて、描くおばけの顔も変化をつけて遊ぶと面白いですよ。大人がおばけの絵を描いても良いですが、子供に自由に描かせると味が出そうですね。
折り紙などを使い、写真のように「？」など中から何が出るか想像させる飾りをつけると、ワクワク感が高まります！空気が漏れてはモコモコとふくらまないので、袋とストローをつなぐときは注意しましょう。
3. 牛乳パックで工作！ボール
牛乳パックがもつハリをうまく活かしたボールです。強く投げて当たっても痛くなく、やわらかいのでぶつかっても壊れにくいのが特長。隙間が空いているので、指をひっかけやすく持ちやすいですよ。
外出できない日に、屋内で遊ぶおもちゃとしてぴったりです！
牛乳パックのボールを作るときに必要な材料と道具は？
用意するもの
● 牛乳パック 1個
● ビニールテープ
● 毛糸
● 装飾用シート、画用紙など（今回は壁紙シートを使用）
必要な道具
● はさみ ● ホチキス
牛乳パックのボールの作り方
牛乳パックの角に沿って切り、十字に開く
1に装飾用シートを貼る
向かい合うパックの口部分を7cm程度重ねてホチキスでとめる
ホチキスが直接手に触れないよう、ビニールテープで覆う。毛糸で飾りつける
牛乳パックのボールを作るときのポイントは？
今回ご紹介したボールは、切ってホチキスでとめるだけの本当に簡単な作り方です。
牛乳パックをそのまま使うのも手軽で良いですが、シート式の柄テープや、シールなどを使って牛乳パックを覆うときれいに仕上がり、愛着を持って遊ぶことができそうですね。また、ボールの動きに合わせて揺れる、毛糸やモールなどを隙間に貼るとより楽しいボールができあがります。
ホチキスを使うので、芯でケガをすることのないようテープでガードしてくださいね。
牛乳パックの工作を子供と楽しもう
どこの家庭にも一つはありそうな牛乳パックやジュースパック。牛乳パックの柄を活かしてデザインしたり、耐久性を利用してボールをお風呂に持ち込んで遊んだりと、様々なアレンジができますよ。
市販のおもちゃは完成度が高くて楽しいですが、このように身近な素材を使って、子供と一緒に手作りするのもおすすめです。トイレットペーパーの芯や新聞紙を使った工作についても下記でご紹介しているので、参考にしてくださいね。
出来上がった作品で遊ぶことはもちろん、手作りする過程も楽しめるといいですね。
